- 2007年5月 4日
- 01.時事寸評
昨日に続いて“何を今更”な話題。
<携帯電話>「1円」「0円」端末、「販売奨励金」に秘密が5月4日19時19分配信 毎日新聞
「1円」や「0円」で売られる格安携帯電話。1台数万円するはずの端末をただ同然で買えるのは、携帯電話会社が「販売奨励金」と呼ばれる多額のリベートを販売会社に支払っているためだ。だが、この「販売奨励金」は、携帯電話の利用者が払った通信料金で賄われている。多くの人たちが支払った通話料金の一部が、一部の人の端末の代金に「流用」されている格安携帯電話の仕組みは、不透明、不公平に見えるが、現状をすぐに変えるのは難しい。【小島昇、工藤昭久】
◇販売奨励金は販売会社へのリベート
1年のうちで携帯電話が最も売れる春の新入学商戦が終わったばかりの大型連休。東京・有楽町のビックカメラ有楽町店の携帯電話売り場には、「1円」や「0円」の張り紙が目立つ。同店の大木康弘主任は「旧型を中心にNTTドコモでは2割、au(KDDI)では8割以上の機種を1円で販売しています。お客さんは、1万円の端末でも高すぎると感じています」と言う。「格安携帯電話がなくなれば、携帯電話の新規契約の販売件数は20%減る」恐れもあるという。
希望小売価格が4万円以上もする端末を、「1円」や「0円」で販売できる秘密は、携帯電話会社が販売会社に支払う「販売奨励金」にある。
例えば、KDDIの07年3月期決算から分析すると、同社は1台当たり3万7000円の販売奨励金を払っている。このため、販売会社は「1円」で端末を売っても赤字にはならない。こんな販売奨励金の総額は5680億円にもなる。KDDIの利益で賄える規模ではなく、当然のように通信料金の一部に組み込まれて利用者から広く回収されている。
その額は毎月1500円程度に達するとの推定もある。利用者が支払う通信料金の約4分の1の水準だ。KDDIだけではなく、NTTドコモもソフトバンクモバイルも程度の差こそあれ、格安携帯電話の助けを借りて契約数を確保している。
◇通話料金の一部を第三者の端末代金に「流用」最終更新:5月4日19時19分
安売り携帯電話にキャリアからの“報奨金”が出ていたのは周知の事実。
その“報奨金”が何処から出ていたのか?と言えば、それは当然キャリアの収益である通信料の一部でしょ?
キャリアが売上である通信料の一部から“販売費”として販売店に“報奨金”を払っている事を知らない人は少ない。
その前提の上で、長期契約割引と「端末費+初期費用」を比べて、「端末費+~」の方が安いと思うからそういう選択をするに過ぎない。
そういう意味では、通信費そのものをもっと安くすることは可能だとは、多くの利用者が知っていることだと思うよ。
で、何故、今、これが新聞ネタに?
GWでよっぽどネタが無かったのか?
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