- 2007年5月28日
- 01.時事寸評
松岡農水大臣が自殺した。
亡くなった松岡大臣の冥福を祈る。
死者に鞭打つのはいただけないと思うものの、今回の自殺には“何かを語りたくないため”の死という印象がぬぐえない。
刑事訴訟を受けるかももしれない“談合疑惑”をもたれている大臣という立場であれば、生きて弁明なり真実なりを語る義務があったのでは?と思う。。。
って言うか。。。
この“事件”に関する慎太郎君のコメントにちょっとカチン(^_^;
「(談合疑惑は別として、)自殺するなんて、彼はサムライだったのだと思う」。。。
“サムライ”だったら、何も弁明することなく“命を粗末”にすることが“是”なの?
“死ぬ事で責任を果たそうとする”姿勢って、“美しい日本”の閣僚としてもどうかと思うけど、“大人”として子供の教育の為にいい事ですか?
疑惑の最中で自ら命を絶つことは、従来の日本では身の潔白を証明する“潔さ”や“美徳”だったかもしれないけど、今の日本では“悪”でしかない。
命を絶つことで“口を噤む”のではなく、生きて“証言”することが大臣や国会議員としての最後の“正義”と思うのだけどなぁ。。。
松岡元大臣については“法”に触れる部分を検察や東京特捜部が充分な検証をするのだと思う。
ただ、一般市民としては、彼がどんな不正に関わったのか?と言う事と、どんな“権力”を発動したのか?という事を是非はっきりさせて欲しいと思う。
2007/5/29追記
酔っ払って書いた文章って、やはりヘンだね(^_^;
という事で、文意は変えていませんが、文章には手を加えました。
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Comments:2
- まる 2007年5月30日 23:49
最初からスキャンダルまみれの人を農水大臣に任命して、予想されたとおり金がらみの疑惑が次々と出てきて、しかい、これ以上辞任者を出すと内閣が崩壊するから、見え透いた嘘を言わせ、誰が聞いても納得できない弁明でかばい続け、罷免せず、その結果、追い込んで、最終的に当人の自殺ですか。
最悪のパターンですね。- COO 2007年5月31日 02:39
>まるさん
晋三クンの“若さ”だけでは片付けられない問題ですよね。
農水大臣だけでなく、当初から身辺に問題の多い人を閣僚に起用したことが響いていますね。
任命責任も勿論あると思いますし、
何故、任命前に“人物”を調べる事が出来なかったのか?とも思います。
若いからと言って、老人たちの“大臣病”に付き合う必要はない訳で、
もう少し“適材”を。。。をと思いますよね。。。
まして、結果として、自殺に追い込んでしまったのではねぇ。。。