- 2007年5月24日
- 01.時事寸評
解説=自主的解散が早期復帰に 専大北上高=差替専大北上高野球部の解散が発表されてから、わずか1カ月余りでの再加盟承認。「選手のプレーする機会を奪いたくない」という日本高野連の姿勢が表れた格好だが、復帰まであまりにも早すぎる感は否めない。
プロ野球西武の裏金問題に絡んで元早大選手が高校在学中から金銭供与を受けていただけでなく、社会問題にまで発展した日本学生野球憲章違反のスポーツ特待制度も「火付け役」は専大北上高だった。度重なる不祥事に日本高野連は当初、最も重い除名相当との見解を示していた。
1981年に野球部を解散した大分・日田林工高は再結成まで1年半かかっている。部内暴力をはじめとする高校野球でよく見かける不祥事と比べ、今回の1件はより悪質だった。唯一の救いは、現役部員が一切関与していなかったことか。
日本高野連の脇村春夫会長は「再加盟が早すぎるのではという考え方もあるが、学校側が一丸となって復帰に取り組んでいる印象を受けた」と早期復帰の理由を述べた。
しかし、解散発表の際に日本高野連側は「夏の大会に間に合うかの(再加盟申請の)めどは6月上旬」と話し、学校側も会見で早期の部活動再開に意欲を示していた。夏の大会出場への道筋はその時既にできていた。
結果として除名回避と受け取られかねない自主的な「解散」という決定が早期復帰につながったが、あしき前例となりかねない。[ 共同通信社 2007年5月24日 21:07 ]
ヘンなの。
これでよく、「高校野球は教育の一環」だなんて言ったものだわ。
1度解散して再結成したら、たった1ヶ月で復帰できるの?
所謂野球特待生を抱える学校の3年生は夏の大会には出られなさそうな雰囲気なのに、1度解散して再結成したら出られるの?
野球特待生制度をもっている学校があまりに多かったから、夏の大会を維持するために復帰を認めただけジャン。
高野連は、これまで言ってきた「ルールを厳格に運用する」より、“商売”としての「夏の甲子園大会」を取っただけ。
大人の商売の道具にされている高校球児が本当に可哀想だよ。
“大人の都合”に振り回されただけだものね。
それに、未だ、表面に出ていないけど野球特待生制度を申告していない学校も多くあるようよ。
今回の件で彼らが高校球児に対して行った“教育”は、「正直者はバカを見る」と「ルールは“大人(=お金)の都合”でどうにでもなる」だけって事?
これが高野連の言う“高校教育”???
- Newer: 今日初めて知った(^_^;
- Older: 行政は過保護なのかも。。。
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1414
- Listed below are links to weblogs that reference
- これが“教育”??? from 空のつぶやき