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結局ばら撒きを選らんだだけで、他人の所得は自分のもの というだけ

昨夜帰宅したら、今日の予定はキャンセルになっていた。
で、今日はゆっくり過ごす予定。。。


朝っぱらから電話。。。
ダレ?と思いながらでると彼氏だった。

(私)「今何時?」
(彼氏)「9時半過ぎだよ」
(私)「え~、見たいテレビがあるから、起きなきゃ。。。」
(彼氏)「声も寝起きな感じだけど、本当に今まで寝ていたの?」
(私)「うん。。。(-_-; 」
(彼氏)「テレビを見たいから起きるの?選挙は?」
(私)「夕方に行く~」
(彼氏)「夕方じゃ、雷雨になるよ」
(私)「大丈夫♪ 車で行くから~」
(彼氏)「車で来ちゃダメって書いてあるでしょ?」

そうなんだけどね。。。(^_^;
でも、いつも、夕方の買い物のついでに行くから車なんだよね。。。(^_^;

(私)「あ。。。失敗。。。昨日、行けば良かった。。。」
(彼氏)「ん?。。。期日前投票の方が、投票所が近い?」

バレた?
っていうか、彼氏にはお見通し?(^_^;

そうなのよね。。。(^_^;
期日前投票だと、近所のスーパーに行く途中にあるけど、選挙の投票所はスーパーの向こうにある。
面倒なんだけど、選挙は面倒とは別よ。
単に、“ついで”じゃないから、車で行くだけで。。。(笑)


さてさて。。。
投票が締め切らると同時にテレビ各局は選挙速報を流している。
まず、直後の“出口調査”の結果は自民が38議席で大きく負け。
結果が出揃った訳ではない今の時点での様子を見ると、国民は「ばら撒き」を選んだのだと思う。
旧来の自民党の戦術だった農村、過疎地域へのばら撒き政策を選んだのだと思う。
島根県なんてその最たるもので、「公共事業をします。どんな公共事業でも地域活性化(雇用促進)のためには必要です」といった候補者に票が集まった。
この「公共事業をします」というのは、「他の地域で納められた税金を島根県に持ってきます」と言っているに過ぎない。
「改革を促進するといっている自民党ではお金を島根県に持って来る事はできないけど、私ならできる」と言った候補者に票が集まったに過ぎない。
この候補者が議員になってどれほどの力があるかは判らないけど、“亀井”という名前があるから他の候補者より1円でも多く持ってこれるだろう。というもくろみに過ぎない。
逆に言うと、島根県選出以外の議員が政治資金を使うのは許せないけど、島根県選出議員だったら政治資金や地方交付税やその他の税金を投下してくれる議員が“嬉しい”といったに過ぎない。
なんだか、有権者の浅ましさを感じる。

この選挙が政権選挙ではないという部分があるにしても、この選挙では国民は「税金を払う為に働く」事を選らんだ。
民主党を支持した人たちは、CMを信じて「税金を払う為に働く事にNO!を突きつけた」なんて、ふざけた事はいわないよね?(苦笑)
民主党に投票した人たちは、他人の生活改善の為に自分の稼ぎを提供することを選んだのだと思う。
いい換えれば、年金の事務を執り行う公務員がノロノロと仕事をする事を選んだって事だよね?
この選挙結果を見る限り、国民が“改革”を選択しなかったのだと思う。
国民が“税金を減らす為に自らが身を削る”、より“(多くの)税金を払う為に身を削る”ことを選らんだのだったら、行政の無駄を排する“行政改革”なんて必要ないのだろうね。


現時点での野党の政策は江戸時代の徳政令&貨幣政策と同じ。
もしかしたら、政府は無制限に貨幣を発行できると考えているのかもしれない。

でも、政府が無制限に貨幣を発行することはある部分で農家(生産者?)を保護するかもしれないけど、消費者としての国民を助けることにはならないばかりか、その乱発は国民の生活を脅かす。

ちょっとだけ被れた社会主義者がブルジョアジーを目の敵にするのは理解できなくないけど、如何せん“ちょっとだけ”被れたに過ぎなくて、その本質を理解しているとは言えない。
でも、その“ちょっとだけしか被れていない事”がある意味プロレタリアである自身の首を真綿で絞める結果になるなけなのにね。。。
そういう人たちって、貰えるものはより多く貰いたいのは判るけど、見合う支払いをする覚悟があるのだろうか?








“農業”は産業ですか?公共事業ですか?

今回の選挙が国政選挙であるならば、国民は農業を公共事業だと定義したのだといえる。
それも、税金の使途を明示する必要のない公共事業だと定義したのだと言える。

議員の政治資金とは違って、ダムや道路を造るのとは違って、何に使おうが勝手だという使途不明金を拡大した公共事業を増やすのがイイと判断する政党にを支持する事は、私には出来ないな。。。

Comments:2

彩庵 2007年7月30日 09:56

先週、北海道に帰省していましたが地方経済は・・・というか北海道経済は冷え込んでいるのが実情であり、叔父などは「東京から見たら中国と一緒だ・・・」という悲しい言葉がありました。

13兆円にのぼるばらまきを公約とした民主党が、果たして何をするんでしょうかね。
また比例区の一位は自治労出身なんですがこれをどういう意味と捉えるのか、国民が問われているのかもしれませんね。

COO 2007年7月30日 21:15

>彩庵さん
 北海道は、私の友人もニュー産業創出と銘打って企業育成や誘致活動をしているのですが
 なかなか難しいようですね。
 それでも友人が希望をもって活動しているので
 いつかは花開くと私も信じています。

 マスコミは年金問題で国民が自民党にNoを突きつけたように言いますが、
 その年金問題を引き起こした張本人を比例区の第1位に置いた民主党の得票が多いと言う事は
 有権者が年金問題なんて“問題”だと思っていない証左だと思いますよ。。。
 私も所得の再配分の必要性は否定しませんが、
 この選挙結果を見ると、有権者は補助金、助成金が欲しいばかりなんだな。。。
 と思ってしまいます。

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