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質の低下を感じて、なんだかガッカリ

今日は彼氏とデート。

実が昨日から目の調子がよくない。
原因不明なのだけど、左目に内出血が見られる。
目に違和感はないものの、目の内出血から受ける印象を少しでも和らげようと、今日はメガネで出勤。
もちろん彼氏には昨日の内に“目に内出血がある”と伝えてはある。

昨日、彼氏へのメールに「目が妖怪のように赤い」と送ったら、「とうとう妖怪になっちゃったの?」との返事。
“とうとう”って何?と思ったら、“豚から妖怪へ変身”と言いたかったらしい。
“太っている=豚は頭が悪すぎだ”と思うけど、“豚じゃないし”と言い返しておいた(笑)


そして、今日。
お昼過ぎに、「今日は、銀座のお寿司屋さんに行く?」とのメール。
あれ?夕べは、今日デートできるかどうかの最終的な判断は私から連絡することになっていたのだけど、そんなに早く(お昼過ぎ)に連絡が欲しかったの?
私の場合、夕方から急に仕事が入ることも多いので、確約は夕方過ぎじゃないとできないのを知っているハズなのに。。。

で、銀座で行ったお寿司屋さんは「久谷」。
前回、美味しいと思ったので私もWelcome。
彼氏も美味しいと思ったから、2回目があったのだろうと思う。
まあ、此処はカウンターでも喫煙OKだから、最近タバコがNGの場所が多いので彼氏的にはタバコOKだからのチョイスだったのかな?


今日の席はカウンターではなく個室の座敷。
腰の悪い彼氏にはこれが堪えたらしい。

“とりあえず”のビールを頼んだけど、お通しは来ない。
ビールを飲み終わって、次に頼んだお酒が来た後にやっと出てきたお通し。

お通し

タラ(?)の柚庵焼きは美味しかったけど、枝豆は普通、皮付き魚の酢の物も普通。
ただ、お通しはタイミングが悪ければ、それだけでアウトだね。
今日は、出だしから印象の悪いお店だな。
飲食店って、最初(とりあえずの飲み物のオーダーを取ってから、最初の飲み物とお通しを出すまで)の客あしらいでお店の良し悪しを判断できるものね。

メニューは高級店らしく、詳細ではなく大雑把というか“不明朗”(笑)
値段だけでなく、中身もよくわからない。
“本日のお勧め 5000円~”というメニュー1つ。
「今日の“お勧め”は何?」と聞いても、仲居さんは答えられない。
「お勧めの内容を教えて欲しい」と言った後に魚の名前を書いたものをメニューとは別に持ってきたけど、“この中でも品切れのものがあるから(どれが品切れでないかは)オーダーしてみないと判らない”というお粗末さ。
リストを持ってくる前に、既に品切れになっているものを消してくるぐらいの配慮はないのね。
最近、銀座の飲食店の質が落ちたと感じる事は多々あるけど、ここまで来たら“銀座”というブランド価値もないような感じね。

このお店は社用族の利用が多いらしく、前回来た時に「領収証を要らない」と言ったらびっくりされた。
このお店の対応は、“銀座”と言う住所の記載が大事で、そもそも在った銀座の“サービス”の価値を求めない客が多いお店なのかもしれないね。
お店はお客が育てるというのも一理あって、来るお客の質が高ければお店は切磋琢磨する。
以前と比べてお店の質が落ちているとしたら、それはお客がそうさせたのかもしれない。


嫌いなものはないので適当に盛り合わせて、と頼んで出てきたお刺身はこれ。

お勧めのお刺身

お勧めのお刺身

携帯電話で撮った写真だから画像はイマイチだけど、さすがに盛り付けは綺麗だった。
盛り付けでお金を取っていると納得できる(笑)

盛り付けだけでなく、内容も盛りだくさんだった。
お魚は、中トロ、中トロの漬け(?)、キンメ、ヒラメ、とり貝、ツブ貝、赤貝、イワシ、イクラ、ウニ、タラバガニ、ボタン海老。
ボタン海老は美味しかったよ(^^)
ツマも茗荷でうれしい。
でもお醤油のお皿が1つしかないのはどうなのだろうか?
お醤油はお刺身用とお寿司用が分かれているのに、お刺身のお醤油が山葵用と生姜用と分かれていないのは。。。?
山葵や生姜をお醤油に溶かして食べないにしても、お醤油に溶け出た魚の脂の臭いを“気にするな”って事?
新橋でいきつけのお店だって、少なくとも山葵で食べるものと生姜で食べるもののお醤油は分けているよ。
八重洲の安いすし屋だって、刺身と握り、刺身も山葵で食べるものと生姜で食べるものぐらいはお醤油のお皿を分けている。
なんだか馬鹿にされているのか、ここの大将が味音痴なのか。。。気が利かないというか。。。
きっと、客の舌を馬鹿にしているのだろうな。


次に頼んだのはアナゴと此代と鉄火巻き。
でも、出てきたのはサバとアナゴ。

さばとアナゴの握り

私たちが“頼んだものではない”と言ったので、仲居さんは当然お料理を下げた。
他のお客さんのお料理を間違って持ってきたのかもしれないから、そこまでは当然だと思う。
でも、10分以上経って、同じお寿司を「これを食べてくれ」と持ってきた。
それも、「店長のお勧めと言うことで」と言って。
でもさぁ。。。切って10分以上経ってお魚の表面がすっかり乾ききっているお寿司を“お勧め”と持ってくる神経って。。。???
これが「間違って握ったので、もしよければサービスで」と持ってくるなら判るけど、“お勧め”といってある意味押し付けて料金を取るんだよ。
かなり失礼な店だ。
やはり、客の舌を馬鹿にしているとしか思えない。


アナゴと此代、鉄火巻き

こちらは、私たちが本来頼んだ握り。
なんだか、アナゴの焼き具合とツメの味がさっきの“アナゴ”と違うんだけど。。。(^_^;


イカとキュウリ

最後に頼んだのがイカときゅうりの巻物。

不満がありながらも結構食べたな(^_^;
でも、これで4万円の価値があるのだろうか?
築地や築地に近い銀座ならこれで4万円もするだろうか?
少なくとも、このお店の近くでも安くてもっと美味しい店がある。
お寿司より何より、お店の接客サービスにその価値を認められないな。

官庁街に近く接待に使われる銀座7丁目辺りという場所柄なのだろけど、自腹ではなく会社の費用で食べる人を相手に手抜きの“仕事”をしているようなお店が銀座にあるというのが、最近の銀座の“質”の低下を象徴しているのだろうな。
以前の銀座なら、社用族相手の店ならこそ味や“サービス”にはそれなりの質を保っていたもの。

いや、それ以上に、ここは味やサービスの価値の判らないお客を相手にするようなお店なのだろう。
一般的なサラリーマンの平均程度にはある私の年収でも彼氏の納税額にも満たないという高給取りの彼氏は文句も言わずに請求額を払った。
もちろん、今日も領収証なんてもらっていない。
彼氏は何も言わなかったけど、私以上にモノの価値にシビアな彼氏だから、多分このお店は社用では絶対に使わないだろうな。
だって、こんな店で接待したら、接待した相手に失礼だものね。

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