- 2009年4月 8日
- 01.時事寸評
。。。
会社合併でモラルが落ちたのか?
三菱UFJ証券、社員が5万人分の情報売却 業者に32万円で
4月7日8時58分配信 産経新聞三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱UFJ証券は8日、同社の男性社員(44)=同日付で懲戒解雇=が、電話番号や年収区分を含む4万9159人分の顧客情報を名簿業者に売却したと発表した。名簿は13社に転売されており、さらなる転売で流出範囲が広がっている可能性がある。三菱UFJ証券は刑事告訴の準備を進めているが、社員が名簿を売却するという悪質な流出を防げなかった同社のずさんな管理体制が厳しく問われそうだ。
同社の発表によると、元社員はシステム部の部長代理だった2月4日、同社が抱えるすべての個人口座148万6651人分の情報をCD-ROMに記録して持ち帰った。そのうち、5万人近くの顧客情報を名簿業者3社にメールで送り、32万8000円で売却した。
売却されたのは、平成20年10月3日~21年1月23日までに新規口座や投信ラップ口座(資産運用を証券会社に任せる富裕層向け口座)を開設した顧客に関する情報。具体的には名前、住所、電話番号(携帯含む)、性別、生年月日、職業、年収区分、勤務先の情報などと多岐にわたる。
名簿業者は不動産関連会社や商品先物会社など13社に転売。3月中旬以降、顧客から「業者から勧誘が来るようになった」などの問い合わせが寄せられたことを受け、三菱UFJ証券は警視庁丸の内署に通報するとともに、30日付で「顧客情報流出の可能性がある」と発表していた。4月7日現在、同社に寄せられた問い合わせは146件。
4月に入り、元部長代理が名乗り出たことで、流出の経路が判明。三菱UFJ証券は名簿業者3社と転売を受けた13社のうち11社からは情報の使用中止と破棄の約束を取り付けたが、2社とは連絡が取れていないという。また、この13社以外の10社程度からも勧誘があったとの相談があり、流出先はさらに広がっている可能性が高い。同社は8日、4万9159人に「お詫び状」を発送した。
会見した前田孝治常務は「遺憾で、関係者の皆さまに深くお詫び申し上げる」と陳謝。流出が起きた背景について「権限を持つ担当者への監視、牽制などの管理体制に不備があった」と釈明した。
同社はフリーダイヤル((電)0120・49・3234)で問い合わせを受け付けている。開設は30日までで、19日までは土日も含めて対応する。午前9時から午後5時まで。
最終更新:4月9日0時36分
本来なら営業員や事務職員などがシステムを不正に利用できないように考える立場のシステム部部長代理が情報を持ち出すのだから、それは簡単な事だろう。
でも、それを担当社員のモラルだけに頼るのではなく、システマッチクにコントロールしなければならい。
それはシステム担当の社員であっても。
しかしなぁ。。。
報道によるとこの社員には借金があったらしいけど、たった32万円のために職を失うリスクを追うなんて、どうかしている。
よっぽど、“目先”の金策に困っていたのだろうか。。。?
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