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引用するまでもないが。。。第2弾(^_^;

よくも悪くも産経新聞の記事だね


鳩山首相の「箝口令」 ブラフだったのか

9月20日18時32分配信 産経新聞

 鳩山由紀夫首相による閣僚人事が決まり、新内閣が16日に発足した。新閣僚はそれぞれの所管事項に関する新機軸を打ち出し、マスコミに大きく取り上げられている。その内容の是非はともかく、これまでの自民党政治が築いてきた仕組みを崩して、新しいシステム、新しい政策を打ち立てていこうという意気込みは十分と言えそうだ。ただ、閣僚人事の過程でいくつか気になることがあった。そのひとつが、鳩山氏による「箝口令(かんこうれい)」である。
 鳩山氏は首相就任前日の9月15日夜、民主党本部で記者団から、閣僚候補に対して、それぞれにポストの具体名を提示したのかどうかを問われ、こんなふうに答えた。
 「はい。お伝えいたしておりますけれども、そのことを皆さん方の前で、まだ公表する段階ではない。そこだけは慎んでもらいたいと。外に漏れたら変わるかもしれないと。そのことまで申し上げております」
 この時点で、鳩山氏はまだ首相就任前だったので、「公表する段階ではない」というのは理解できる。また、民主党関係者がその人事の中身をペラペラ外に向かってしゃべるのを「慎んでもらいたい」というのも、気持ちは分かる。
 ただ、どうしても納得できないのは、「外に漏れたら変わるかもしれない」という部分だ。「変わるかもしれない」というのは、要するに、ある閣僚候補が、鳩山氏から内示されたポスト名をマスコミを含む第三者に漏らしたら、その人事を撤回して、他の議員にそのポストを回すという意味だろう。
 これと同じ箝口令は、かつて小泉純一郎元首相時代などの自民党政権にもみられた。このときも、強い違和感を覚えた。なぜ、誰がどの大臣に就任するかという情報が外に漏れたら、その人物を差し替えなければならないのだろうか。
 いくつかの理由は想像できる。たとえば、まだ、大臣に就任していない段階、もっと言えば、人事権者である鳩山氏自身が首相に就任していない時点で、閣僚人事がマスコミに堂々と報じられれば、「民主党はまだ政権をとってもいないのに浮かれ過ぎているのではないか」と批判される恐れがある。正式な発表前に人事が漏れたら、鳩山内閣の信用にかかわると考えたのかもしれない。
 だが、そういう理由があったとしても、人事を差し替えるというのはおかしな論理である。
 そもそも鳩山首相も(小泉氏も)適材適所の原則にのっとって、閣僚人事を考えたのではなかったのか。
  鳩山首相は18日の記者団とのやりとりで、今回の閣僚人事について、「仕事ができそうだと。経験が豊富な方々がね、自分の得意分野で仕事ができる。そんな環境を私はつくったつもりです。すなわち、これは私が選んだ今考えられるベストメンバーだと、そのように思っています」と胸を張っている。それならば、なおさら、情報が外に漏れた程度で、人事を差し替えてしまうべきではないだろう。仮に差し替えてしまったら、鳩山氏の言う「ベスト」ではない人物が大臣ポストに就任することになる。人事情報が漏れてしまうということが、ベストの人員配置を変えてしまわなければならないほどの事態なのかどうか。
 また、箝口令については、人事情報を秘匿するという命令を守るかどうかを基準として、「鳩山氏が閣僚候補らの忠誠心を試している」(民主党関係者)という指摘もある。「『守れ』と言われたことは守れないような人物は閣僚としてふさわしくない」(民主党職員)という言い方もできる。しかし、そうだとすると、鳩山氏が「ベスト」と考えた人物は、情報を漏らしてしまうような人物であり、「ベスト」ではなかったわけで、もともと鳩山氏に人を見る目がなかったことを露呈したことになる。
 さらに、人事が事前に漏れると、それに対する不満や反発が生じて、鳩山氏に対する圧力がかかることを恐れた可能性も考えられる。だが、圧力がかかったからと言って差し替えざるをえなくなるような人事なら、初めから鳩山首相以外の誰か他の実力者、あるいは圧力をかけてくる当の本人にでも人事案をつくってもらえばいい。
 なお、実際にこの箝口令が有効だったのかどうか。16日の閣僚人事の前には、ほぼすべての閣僚の個人名と具体的なポスト名がマスコミに報じられてしまっていたのも事実だ。実は、15日夜の時点で、一部の閣僚候補は自分のポストをペラペラしゃべっていた。だが、この人物は差し替えられることなく、きちんと予定通りのポストに就任している。
 そういうことをいろいろ考えてみると、要するに「外に漏れたら変わる」という箝口令については形ばかりのもので、差し替えるつもりなど初めからなかったのかとも思う。仮に箝口令が、浮かれて周囲にしゃべりまくることを予防するための脅し(ブラフ)にすぎなかったとすれば、次に組閣するときには、ブラフをかけなくても信用できる人たちを閣僚にした方がいいのではないか。 (五嶋清)

最終更新:9月20日18時32分


でも、ここにあるのは、「ゆっぴぃクンは誰かに遠慮して、誰かに反対されない人事を遂行した。」という事。
確定までの間に誰かから横槍を入れられたら差し替えも仕方ないと考えていたということが伺えるのだろうな。。。


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