- 2009年9月20日
- 06.日常雑記
「海のエジプト展」は、大盛況。
時刻は15時過ぎだったのに、チケットを買うための待ち時間が40分。
チケットを買っておいてよかったよ。
会場に入ると、高速道路の渋滞もこれほどではないんじゃなの?と思うほどの大渋滞。
5m進むのに、30分もかかっちゃったよ。。。(^_^;
会場は「カノープス」、「ヘラクレイオン」、「アレキサンドリア」と名前の無い4つのゾーンに分かれていて、入り口に近い最初のゾーンだけが混んでいるだけかと思ったら殆どすべての場所で混んでいた。
日本人ってこんなにエジプトが好きだったのね。。。っと改めて思う。
でも、大人は我慢できても子供は我慢できないよね。
あちらこちらで飽きた子供が泣いたり、騒いだりしている。
子供の騒ぎ声を聞いて周りの大人もイライラ。。。という感じが伝わってきてちょっとイヤな感じ。
親は子供に“(滅多に見ることのできないものだから)見せてあげたい”と思うだろうけど、ある程度理解できるように育っていない子供にはこの人出は退屈なだけだよね。
展示物が入っているケースの向こう側で“ヘン顔”をする子供を見ても、周りの大人は“待ちすぎてヘンになっちゃった”というだけ。
余りに思いやりの無い言葉に、親御さんらしき女性は恐縮していたよ。
この会場で最大の見ものであるハピ神像、ファラオ像、王妃の像が展示してあるあたりは意外に空いている。
一方、イヤリングやコインなどの小さな展示品の前は人が滞留している。
まぁ、小さなものは見る時間が長くなるので仕方ないけどね。
それにしても。。。
日本では縄文時代だった頃に、こんな繊細な技術を持つ国家があったのだよね。
彫像などは、衣服の布の繊細な皺の再現や、薄い衣の下にうかがえるお臍の穴まで表現する彫刻技術は素晴らしい。
これが海中から発見されたのよね。。。海の中は劣化しないのか?
海の中から見つかったからと言う意味では、数多あるスフィンクスの頭(顔)が無いことが不思議だった。
いくつかのスフィンクスは顔があったけど、殆どが顔がない。
顔があっても鼻が壊れている。これって何かの意味があるのかな。。。?
王の墓碑から名前を消すような憎しみがあった訳ではないだろうけど、王の顔を模したといわれるスフィンクスの多くの鼻が壊れているのは何故?と思った。
展示物が多く、広い会場ですら狭く感じる程見ごたえがあった。
あっという間に3時間が経っていた。
外に出ると、空は既に暗くなっていた。
コスモワールドの観覧車が光っていたよ。
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