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年齢にあった価値観を教育されない不幸

フィギュアスケート・グランプリシリーズのアメリカ大会。
SPの今日は、キム・ヨナ選手のSPは素晴らしい。
高得点をたたき出してご自身も嬉しかったのだろう。
直後のインタビューでは目が潤んでいるようだった。

トリプルアクセルはないものの、全ての要素を完璧にこなし、加点がもらえる演技。
技の派手さはないけど確実、完璧な演技には文句の付け様がないだけでなく、表現力が素晴らしい。
見ていて本当にボンドガールに見えるほどのセクシーさを演じるのは、氷上のアクトレスと言われる村主選手を超えているかもしれないと思う。
というか、ここ数年を通じて、キム・ヨナ選手は誰も勝てないほどのスケーターになってしまった感があるね。
実際、真央ちゃんだってシニアになって以降は直接対決で勝ってはいないと言っていいし、真央ちゃん以外の日本人選手は圧倒的な差を付けられている。。。(^_^;

イヤ、彼女の魅力は技の確実性だけではない。
安藤美姫選手の年齢にそぐわない、男性に媚びたセクシーさではなく、キム・ヨナ選手は年齢にあっていて、更に男性に媚びない女性の強さに裏打ちされたセクシーさが見えるからなのかもしれない。
年齢にあった彼女の価値観が、観る人を惹きつけるのだろうね。


「教育再生」止めてはならぬ 山谷えり子議員

11月15日21時13分配信 産経新聞

 自民党の安倍内閣からスタートした教育再生の諸施策が、政権交代で次々と方向転換されようとしている。
 戦後5大長時間審議といわれた審議の末、教育基本法改正、教育再生3法の成立、学習指導要領改定、教員免許更新制や道徳教育の充実が図られた。全国学力調査も含めて、世論調査で7~8割の国民が賛成した教育再生政策であった。
 日教組の反対で43年間実施できなかった全国学力テストは、3年連続で実施され、成績が低迷していた各県で補習などの取り組みが始まり、地域間格差が縮む傾向にある。
 にもかかわらず全員参加型調査を民主党政権ではやめる方向にするという。始まったばかりの教員免許更新制は、先生の資質向上を図り、不適格な先生は教壇に立たせないようにして子供を守るものだが、これも民主党の支援団体の日教組の主張通りに廃止されるといわれている。
 "無駄の撲滅"は大切だが、国民の共感を無視し、国会審議をせずに「無駄」と断ずるのは独裁的ではないか。
 教育再生担当の首相補佐官をしていた当時、私は日教組の幹部に「正直・親切・勤勉・チャレンジ精神・親孝行、日本人の美しさを教える道徳教育になぜ反対されるのですか」と尋ねたことがある。
 これに対し幹部の方は「教えれば"ザ価値観"の押しつけになる」。すなわち思想・良心の自由をうたった憲法に反すると主張された。これは教育放棄宣言ではないか。年齢にふさわしい価値観を伝えるのは教育の基本である。価値観を教えられない子供たちは冷笑的・虚無的に生きるしかなくなる。
 福沢諭吉の『学問のすすめ』は学ぶことが生き方の質を決定するとして、学ばなければ「傍の富める人を怨み、...独立の気力なき者は国を思ふこと深切ならず」と記した。
 各地を回ると道徳の副教材「心のノート」が回収されているという報告や過激な性教育が再び始められているという話を聞く。「すべての子供に高い基礎学力と規範意識を」「地域間格差をなくす」という教育正常化運動は、政権交代があっても変えるべきではない。
 学習指導要領改定に伴い中学・高校の教科書は、現在まさに執筆中であるが、政権交代で内容がどう書き換えられていくか心配である。というのも北海道教職員組合はすでに「竹島(独島)の領有権」について「歴史的事実を冷静にひもとけば韓国の主張が事実にのっとっていることが明らか」という資料を作成するなど、新学習指導要領を無視する動きが出ている。
 民主党は党の政策集に「学習指導要領の大綱化」を掲げている。これは現場に学習内容を大幅に任せることを意味する。学校現場には「君が代は憲法違反の歌」として歌わないよう指導する先生もいる。
 自己肯定感や主権者意識の喪失、反日感情を持つ子供を増やしてはならない。鳩山由紀夫首相は「国旗、国歌は大事」と国会で答弁された。政権交代後も教育は政治的中立を保ち、イデオロギーから自由であらねばならない。
最終更新:11月15日21時13分

日教組が「価値観を押し付けない」と言いながら独自の価値観を生徒に押し付けている処が、私は嫌いだ。
殺人を"いけない事"と教えるのは"価値観の押し付け"と言いながら、授業時間に子供が授業を聞かない事は嫌がる。
殺人と授業を聞かない事では、社会規範という意味でどちらが大きな問題なのかは考えるまでもない。
それでも、殺人を悪いと教えることをしないのが日教組の教育だった。
個性を伸ばす教育が大事と言いながらも学校が教師の都合の良い様に児童・生徒を管理するのが日教組の教育だった。
そんな日教組が、道徳を教育する事を"ザ価値観"の押しつけとは、どういういい草なのだろう?と思う。

そもそも学校教育というのは、社会規範を教え、それを守らせる事が第一段階なのでは?
もちろん、そんな事は家庭で教育すべきだろう。
でも、学校がそれを否定するのは間違っていると思うが、学校がそれを否定してきたのが是までだった
学力が高くても、科学技術がどんなに進んでも、それを使う人間の資質が問題だと思わないのが日教組だった。
科学技術は道具に過ぎなく、使う人間の価値観や道徳観によって良くも悪くもなる。
本当は、年齢にあった価値観を教えるのが学校教育の最大の目的なんじゃないの?
先端の科学技術や金融工学等を駆使しお金儲けになる事であれば犯罪も厭わないという人間を作り出したのも日教組教育の悪弊害でしょ?

> 「正直・親切・勤勉・チャレンジ精神・親孝行、日本人の美しさを教える道徳教育になぜ反対されるのですか」
「それを教育したら、日本人は中国人が絶対に太刀打ちできない国民になるから」
というのが、日教組の答えなのだろうね。
憲法の何処を読んでも、勤勉さを否定していないし、チャレンジ精神も否定していない。
"勤勉"(勤労)に関しては義務とすら書いている。

日教組が教育を"憲法に反する"と言うのであれば、自らが教職を離れればよい。
彼らが学校教育を"憲法違反"と思いながら教職を離れないのは何故なのだろうか。。。?






それにしても。。。
> 学ばなければ「傍の富める人を怨み、...独立の気力なき者は国を思ふこと深切ならず」
他人の財布を羨み富める人を妬む。。。是って民主党のそのものだね。
民主党の面々を学のない人たちだとは思わないけど、適切な教育を受けていない人が多いのは確かそうだ。

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