- 2010年1月 5日
- 01.時事寸評
なんだかな。。。敵前逃亡の感を否めないよ(^_^;
藤井財務相、辞任へ 後任に菅直人副総理らが浮上1月5日22時42分配信 産経新聞
藤井裕久財務相(77)は5日、健康問題を理由に財務相を辞任する意向を固めた。鳩山由紀夫首相に辞意を伝えており、首相は慰留を続けているが、辞意は固いという。複数の政府・与党関係者が明らかにした。後任には、菅直人副総理・国家戦略担当相、野田佳彦財務副大臣、仙谷由人行政刷新担当相らの名前が挙がっている。
■"後ろ盾"失う財務省に動揺 予算審議にも影響必至
藤井氏は昨年12月28日、平成22年度予算編成作業による疲労と高血圧の症状などを訴えて検査入院し、12月30日と1月5日の閣議には病院から出席していた。
藤井氏は5日の閣議後、首相に「検査入院してそろそろ10日になる。医師に結論を出してもらう時期にきている」と伝えた。首相は黙って聞いていたという。藤井氏は5日午後にも官邸を訪れたが、翻意はしなかったという。
藤井氏は午前の記者会見で「相当疲れたということだ。まもなく医師の判断が出る。判断を尊重する」と語っていた。
一方、首相は5日夜、首相官邸で記者団に「医師の最終判断はまだだということだ。今日はそれだけだ。これからも頑張っていただく」と述べ、なお慰留を続ける考えを示した。
最終更新:1月6日0時20分
政治の要は財政と国防。
外交だって、究極は国家を守るのがその本質だよね。
で、"脱官僚"を標榜した政党の財政の責任者が予算審議を前にしてその任を降りると言う。
おしゃべり雀の間では、ゆっぴぃクンの風見鶏振りや一郎クンの独断専横に嫌気が差したと言われている。
ご本人の年齢を考えると何かしらの"病気"あるだろうけど、この時期に任を離れることを考えると"民主党政権に嫌気が差した"と言うのがホンネだろうね。
後任が経済オンチの直人君というのは、ゆっぴぃ政権は"脱官僚"を諦めたという事か?
引用記事では、官僚の味方だった藤井君を失って官僚が動揺しているかのようだけど、官僚にとって懸念されるのは"予算を解る"藤井君が居なくなって、経済オンチの直人君が"政治"主導しようとして予算をトンでもないものにしかねない事なのでは?
財政というのは政権の最も重要な要なので、権力欲の強い直人君がその立場を欲しがるのは解る。
でも、前の与謝野君の時のように、経済のイロハすら知らない人が財務大臣になった暁には日本の経済は何処まで落ち込むのか。。。が日本国民としては不安になる。
<子ども手当>神奈川知事がボイコット撤回1月5日20時37分配信 毎日新聞
子ども手当の地方負担のボイコットを表明していた神奈川県の松沢成文知事は5日の定例会見で「法の下の平等に照らして対象者と市町村に迷惑を掛ける」として、県負担相当額を支出する方針を明らかにした。松沢知事は国の全額負担を求め、県負担分となる児童手当を10年度予算案に計上しない意向を示していたが、事実上撤回した。
支出の名目は、児童手当ではなく県独自の「神奈川方式」も検討し、結果的には対象者に子ども手当と同額が支給される。
一方、児童手当の地方負担分を子ども手当の財源に充てる政府の方針には「相談もなく勝手に地方に負担させるのは憲法違反」と主張。「市町村や対象者に迷惑をかけない形で、最後は国と法廷闘争も辞さずに戦っていく」と、引き続き国に全額負担を求める考えを示した。【木村健二】
最終更新:1月5日20時37分
松沢知事が民主党の国会議員だったことを考えると、なんだかなぁ。。。な感じ。
いえ、このマニフェストは松沢知事が策定した訳ではないのだから、彼には責任はない。
とは言え、彼らは先の衆議院選で挙って民主党を支援したのだから、民主党のマニフェストの実行にある意味責任をもつべきだろう。
って、その"責任"の取り方を「子供手当てを地方で負担せよ」というつもりはないよ。
ただ、昨年の衆議院選の時点で財政不足は見えていた。
それを見ない振りして、「財源はある」と言った根拠を民主党と共に示すべきなのでは?
「我々首長連は国の予算のこの部分がムダだから充分子供手当ての財源になりうると判断した」と言えば言いだけの事だよ。
或いは、衆議院選挙時点で地方の財政をアテにした財源だったというのであれば、地方財政からの支出も止むを得ないのでは?
その辺を明らかにするのが民主主義の第1歩では?
それを、(先の選挙で率先して民主党を支持した首長たちが)今更「法廷闘争も辞さず」とは、お臍がお茶を沸かしちゃいませんか?(笑)
今更民主党へ不満を言うのは、首長としての自らの不見識を公にすることだと思うよ。
少なくとも、次の首長選には出ない覚悟はあるのだよね?
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