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一切、説明にはなっていないよ！

2010年1月25日
01.時事寸評

寄付金→借り入れ→個人の資金（家の売却＋家族名義の預金）と、その原資の"言い訳"が転遷する。
どれが本当なのか、"最終形だけを知りたい"と思うのは検察だけではないはず。
大凡、心ある有権者ならば、当然知りたいと思うのでは？

。。。
始末の悪い事にその"個人の資金"は、政治家ご自身の資産ではなく家族名義の土地らしい。
（税法的には勧められることではないけど）庶民の親が子供名義で預貯金をすることはあるにしても、そんなささやかな"贈与"ではなく資産隠しを目的とした名義代えが行われているのが政治家の"お金"の話。
家族名義の預金や土地は資産公開の対象外だから、資産隠しにはもってこいだものね。

小沢氏会見「家族名義」「現金保管」詳細語らず

1月25日22時36分配信読売新聞

　２５日、東京・永田町の民主党本部で、東京地検特捜部の事情聴取後初めてとなる定例記者会見に臨んだ同党の小沢一郎幹事長。
　事情聴取を受ける前のような強気な口調はなく、質問に深くうなずきながら一言一言を確認するように答えたが、事件を巡って浮上している数々の疑問点については、簡単な説明にとどまった。
　焦点となっている東京都世田谷区の土地購入代金の原資４億円に、小沢氏の家族名義の口座から引き出した資金が含まれていたとしていることについて、小沢氏は記者会見で、自身の病気がきっかけだったと説明したが、これが家族への贈与なのか、単なる「名義借り」だったのかについては言及しなかった。
　また、家族名義の口座から引き出した資金を自分の事務所の金庫に保管していたことについては、「政治資金と私的な資産は明確に区別している」と述べたが、どう区別していたかについても触れなかった。
　小沢氏の資金管理団体「陸山会」は問題の土地の代金を支払った後、４億円の定期預金を組み、これを担保に小沢氏名義で同額の融資を受けていた。小沢氏自身も融資の関係書類に署名していたが、小沢氏はこの点について「私自身としては（土地を）買うという方向性を決め、自分の資金を提供したというところまでで、（秘書が）具体的にどう事務を取り扱ったのか、どのように相手方と交渉したのか、一切報告をしろと言ってないし、信頼して任せていた」として、詳細は知らなかったと主張した。
　一方、党内に捜査当局をけん制するような動きが出ていることについて問われると、「そのことについて、一切党内に指示も意見も言っていない」と述べた。
最終更新:1月25日22時36分

単純なミス→日付を繰り越す事は政治家としてのメリットはない、と言うのが一郎クンの論法らしい。

でもねぇ。。。

自身の父親からの遺産を家族名義にしたのであれば、それは名義借りか贈与になる。
名義借りは勿論違法だし、贈与であれば贈与税の控除の範囲を超えるのだから脱税になる。
更に、その家族名義の資産で一郎クン名義の土地を買ったとなると、ブーメラン的ではあるけど贈与税の対象になり、更に脱税。
一郎クン的には、この土地は名義はご自身だけどご自身のものではなく本来事務所の所有であって名義は事務所の代表者であるご自身になっているだけらしい。
となると、ご家族が一郎クンの政治活動事務所へその取得資金を寄付した事になるが、これは政治資金規正法に則っての申告はしていないよね？

現段階での一郎クンのどんな言い訳を聴いても、何らかの違法行為になっている。
これで、一郎クンの何処が"無実"で"無罪"なのか？
強いて一郎クンの"無実"を言うなら、彼の言葉に"真実が無い"事なんじゃないの？？？

民主党の代表と幹事長は"脱税王"の双頭なのだろうね。
2人は甲乙つけがたいので敢えて1人を"王"とは言えないだけだけど、法律を作る人が率先して脱税するのだから正直者はバカを見るんだね。
もっとも、ゆっぴぃクンも一郎クンも、国民をバカだと思っているからこそ、あんないい加減なマニフェストで選挙に臨み、国民がバカだったからこそ彼らが政権を取ったのだろうけどね。。。(^_^;

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