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理解に苦しむ。。。(^_^;


日銀包囲網強まる、政府演説で金融政策への「期待」相次ぐ

1月29日16時18分配信 ロイター

 1月29日、通常国会冒頭の政府4演説のうち、鳩山首相(奥)、菅副総理兼財務・経済財政担当相(手前)が相次いで金融政策への期待感を表明(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 [東京 29日 ロイター] デフレ克服に向けて、日銀包囲網が強まった。通常国会冒頭の政府4演説のうち、鳩山由紀夫首相、菅直人副総理兼財務・経済財政担当相が相次いで金融政策への期待感を表明した。
 政府は夏の参院選に向けて景気の失速だけは避けたいところ。財政政策に手詰まり感がある中で、金融政策への期待を強めており、超緩和的政策を粘り強く続けるとする日銀との対立が先鋭化する可能性も出てきた。
 デフレ下で政府が金融政策への期待感を表明するのは常とう手段とも言え、過去の経済演説でも、たびたび日銀への「期待」や「要請」が示されている。一部で報道されたように今回が決して異例のことではない。
 しかし、鳩山首相が日銀と一体となって「より強力かつ総合的な」経済政策を推進すると政策強化を訴え、菅直人副総理兼財務・経済財政担当相も同調。デフレ克服に向けて日銀には「適切かつ機動的な金融政策の運営によって経済を下支えするよう期待する」と金融政策への期待感を表明した。
 特に経済・財政運営の全権を握る菅財務・経済財政担当相の強めの発言が目立つ。26日の参院予算委員会では、日銀に対して「まだまだもっとという気持ちが率直なところある」と、公然と注文をつけている。
 日銀への圧力ととられかねない要人の不規則発言は、市場機能をゆがめかねない。まして日銀の金融政策決定会合に政府代表2人を送る立場の菅財務・経済財政担当相の「場外」での発言だけに、日銀の独立性を危うくするとの疑問府も残る。
 一方、日銀の白川方明総裁は29日の講演で、長期国債の買い入れについて「今の金額が最適」と指摘。政府部内で議論されやすい長期国債の買い入れ増額に対し、日銀の立場を鮮明に示した。
 日銀とのコミュニケーションが足りないとの認識が政府にあるなら、鳩山内閣発足直後に模索した「政府・日銀の定期協議」を実現させて議論を深めることが再び、模索される可能性もありそうだ。

 【最近の経済演説での金融政策に関する言及】
 ・2006年164回国会・与謝野経済財政担当相経済演説: 最大の懸念材料が日本経済がデフレ状況にあることだとし、「日銀には引き続き実効性のある金融政策を講じるとともに、市場の信認を確かなものとするよう期待する」
 ・2004年159回国会・竹中経済財政担当相経済演説:「政府・日銀は、デフレ克服という政策目標を共有し、一層の努力を図っていく」
 ・2001年151回国会・麻生経済財政担当相経済演説:「日銀に対しても、経済の自律的回復を確実なものとするため、金融・為替市場の動向も注視しつつ、豊富で弾力的な資金供給を行うなど、適切かつ機動的に金融政策を運営されるよう要請する」 
 (ロイターニュース 吉川 裕子)
最終更新:1月29日16時22分


う~~~ん。。。なんだかなぁ。。。
自民党が与党だった時代も日銀への介入がしばしばあった。

民主党の日銀総裁、副総裁人事への不賛成は、そんな"介入"をなくす目的があったと思っていたのだけど、どうも違ったらしい。
与党民主党が積極的に日銀へ介入したいと表現するこのところの報道をみると、過去の日銀人事への国会不承認は単に"与党提案に反対するのが野党"という価値感に基づいたものらしい。。。事を、今更ながら感じられる記事だね。

この記事を読む限り、民主党は以前に志向していた政党とは違う政党になったと考えられる。
以前に志向していたというのが"言葉だけではなかった"という前提付きだけどね。

で、民主党は信者が信奉していたような"改革"の政党ではなく、権力欲の塊であって政権に付随する権力は従来どおり利用するだけに止まらず、従来以上に"権力による(各方面への)圧力は掛けます"という事なんだよね。。。?
10年前の、(今では老害政治と呼ぶ)自民党政権政治を"革命"を志向した人たちが支持しているというのが不思議だね。。。






定年制は「高齢者排除の論理」=自民執行部に異議-片山氏

1月29日19時6分配信 時事通信
 「議席激減で党が小さくなったときこそ、老壮青がまとまることが必要で、排除の論理はとるべきではない」。自民党参院選比例代表の「70歳定年制」を理由に、党執行部から公認見送りを伝えられた片山虎之助元総務相(74)は29日付の自身のブログで、納得がいかない心情を吐露した。
 片山氏は「特例で公認が認められるとみられた私も、今年に入って状況が変わるなど翻弄(ほんろう)され続けて、少々疲れた」と本音をぽろり。「わが国には現在、70歳以上の高齢者が2060万人もいて、その代表者がいる方が自然」と谷垣禎一総裁らの判断に異議を唱えた。 
最終更新:1月29日20時22分

確かに高齢化が進んだ日本には高齢者が多い。
でも、多いからといって、必ずしもその"高齢者"の代表を国会の議席に座らせる必要があるのか?と言えば、そうでもない。


75歳以上の高齢者が国民に1/4を占めるようになった現在、75歳以上で運転免許保有者から免許の返上を求めているのは何故か?
それは運動能力に限らず、高齢者の咄嗟の"判断力"の衰えを考慮しての事ではないのか?
だとすると、日々色々な判断を求められ、時に"咄嗟の判断"が国(民)の生死を分かつことになるのが政治家であることを考えれば、年齢で切るのもある意味仕方の無いことではないか?
簡単に言換えるならば、70歳以上の高齢者の代表として110歳のご老人が国会議員になったとして、虎之助君はご自分を肯定する為に言ったと同じ事を言えるのか?
個人差はあるにしても、お亡くなりにな10数年前の泉重千代さんや双子長寿で有名なきんさんぎんさんが存命だと仮定して、彼らが"高齢者の代表"として国会議員に体力的や精神的に適性があると虎之助君は考えるのか?
"イヤイヤ、重千代さんや、きんさんぎんさんよりずいぶん若い"と言われるかもしれないけど、国政という場では同じように"高齢者"なのでは?
とは言うものの、気力、体力、志で充分に適性があるなら誰も何も言わずに喜んで"(高齢者の)代表"として国会議員として選出するだろうけど、端からみても虎之助君にそれほどの適性があるとも思えない。
ここは"適性なし"と判断されるより"年齢が制限に到達した"からと言われる方が、ご自身のプライドの為にもよいのでは?なんて意地悪な見方をしてしまう。。。(^_^;

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