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民主党は、民主主義を弄ぶのか? 持余しているのか。。。?


名護市長選「斟酌せず」に抗議へ...沖縄選出議員

1月26日19時20分配信 読売新聞

 沖縄県選出の国会議員でつくる「うるの会」(会長・喜納昌吉民主党参院議員)は26日、国会内で会合を開き、同県の普天間飛行場移設問題で、鳩山首相や平野官房長官が名護市長選結果について、「斟酌(しんしゃく)する必要はない」と述べ、同飛行場を名護市に移設する現行計画を検討対象に残す考えを示したことに抗議する方針を決めた。

 近く平野長官に申し入れる。

 24日の名護市長選では、現行計画に反対する候補が当選しており、「(首相らの発言は)沖縄としては許せない」(喜納氏)としている。
最終更新:1月26日19時20分


そりゃ、そうだ。
沖縄県民としては当然の反応だよね。

なんといっても、"鳩山総理"が「名護市長選で表される名護市民の民意を斟酌する」と再三言ってき、民主党が推す候補が市長になったのに、選挙が終わった途端に、その"民意"を「斟酌する理由がない」と豹変されたのだから。






普天間移設、地元拒否なら法的決着も

1月26日21時26分配信 読売新聞

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、平野官房長官は26日夕の記者会見で、移設先となる地元自治体と合意できなかった場合の対応として、法的に決着を図る可能性に言及した。
 平野長官は同日午前の会見で「合意が取れないと物事を進められないものなのか」と述べ、移設先決定にあたって地元自治体の同意は必ずしも必要ないとの考えも示しており、沖縄などで反発が強まるのは必至だ。
 平野長官は夕方の記者会見で、「できる限り地元の皆さんの理解を得ながら決める」としながらも、「(地元自治体の)合意がなかったら物事が進まないのか。十分検証したいが、法律的にやれる場合もある」と述べた。
 長官はさらに「地元の合意が取れるというのは、いろいろなパターンがある。合意に拘束されないケースだってある」と説明。「50%の理解が得られたらいいのか、70%がいいのかは非常に難しい。法律的に(合意が)いるケースといらないケースがある」と語った。
 基地の移設先選定をめぐっては、対象となる自治体との調整の難航が予想される。平野長官はこうした困難な調整をすでに想定し、土地の強制収用や特別措置法などの活用を念頭に置いているとの見方が出ている。
 現行計画で移設先となっている名護市辺野古沿岸部の埋め立て権限は、沖縄県知事が持つ。仮に現行案が再浮上した場合は、移設に反対する名護市長より県知事の判断を優先させるのではないか、との指摘もある。
 平野長官の発言について、鳩山首相は26日夜、「名護市民、沖縄県民の理解も求めて最終的な結論が出されるべきだ。強引なやり方ではなく理解を求めるように行いたい」と述べた。首相官邸で記者団に語った。
 社民党の福島党首は26日夜、国会内で記者団に「沖縄県民の負担軽減と民意ということでいえば、(名護市長選を受けた)市長との合意成立は当然のことだ。官房長官はぜひ斟酌(しんしゃく)してほしい」とクギを刺した。

最終更新:1月26日21時26分

民主党には"法令順守"という言葉がないのかと思っていたら、"法令"は遵守せずとも"法律"は錦の御旗にする用意があるらしい(苦笑)

っていうか、"民意"をどの程度で斟酌するのかを民意表明の後に決めるのは、子供の世界でも"ズル(狡)"と言われるよ。
最初から、「有権者の100%の反対が無い限り、普天間も選択肢とてあり得る」と言わないのが狡いよね。
政権担当なんて思いもよらなかった総選挙期間中は「最低でも県外移転」と言ったものの、いざ政権を担ってみたら「県外移転は論外」という現実を知った。
慌てたゆっぴぃクンたちは無い知恵を絞って、というか普天間容認の知事が最近の選挙で選ばれた事を拠り所に「名越市長選挙を民意とする」と言って見たものの蓋を開けたら県内移設反対派の候補者が市長となった。
いよいよ退路を絶たれた政権は「選挙結果(=民意)を斟酌しない」と言ってみたが、マスコミの総攻撃にあって尻尾を巻く。
万事休すというか、手詰まりになってしまったゆっぴぃ政権は、「法的決着もありうる」と"民意"を全く無視する可能性を示唆って事。
漫画でしかないけど、コレが現実。
何処かの海の果ての小島やアジアの半島の某国ならあり得る選択肢であっても、アメリカの傘下にある経済(だけが)大国の日本にこんな選択肢があり得るのか?
少なくとも民主主義を否定すればアメリカからの攻撃対象となり得るんだよ。
アメリカが沖縄に米軍基地を置きたいと考えているにしても、こんな風に民主主義を弄ぶ事をアメリカが許すのかな?
戦後半世紀を過ぎたとしても日本は未だアメリカの統制下にあるのだよ。
日本の首都近郊の空の多くはアメリカの制圧下にあるのに、アメリカに反抗して日本が何かを残せるとでも思っているのか?

与野党で官房長官批判強まる=「感覚疑う」「おごりだ」-普天間問題

1月26日14時53分配信 時事通信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関し、平野博文官房長官が「(地元の同意が得られなくても)法律的にやれる場合もある」と発言したことを受け、与党内で26日夜、平野長官への反発が一段と強まった。同長官は25日にも名護市長選の結果を「斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない」と言及して批判を浴びており、火に油を注いだ形だ。
 普天間移設に関する社民党プロジェクトチーム座長の照屋寛徳衆院議員は26日夜、都内で記者団に「民意を尊重しないで基地を造れると思ったら大間違いだ。手続き的にも(知事が許認可権を持つ公有水面の)埋め立て許可を含めて(移設作業を進めることは)できない」と指摘。「けしからんどころか、ぶん殴りたい。政治家として感覚を疑う。非常識だ」と、平野長官を強く非難した。
 これに先立ち、民主党の喜納昌吉参院議員、玉城デニー衆院議員ら沖縄県出身の与党議員は衆院議員会館で会合を開き、平野長官に対し、近く直接抗議することを決めた。会合では「基地を背負っている人たちへの発言としては異常だ」などと批判の声が相次いだ。
 一方、民主党の高嶋良充参院幹事長は同日午後の記者会見で「移設に賛成か、反対かの住民投票なら別だが、首長を決める選挙だけで判断できないというのは一般論としてあり得る」と述べ、平野長官を擁護した。
 これに対し、自民党の大島理森幹事長は同日夜、東京都連の会合で講演し、「地域の方々の同意、理解を得ようとする努力なしに政治を進めていってはいけない。おごるな民主党、おごるな鳩山政権と言いたい」と批判した。 
最終更新:1月26日22時39分


私は、民主党が奢っているとは思わない。
民主党が民主主義というものを理解していないだけだと思う。
実際、影の党首様は「君達は民主主義というものを知っているの?」と言いながら披露した"民主主義感"は所謂"民主主義"とは程遠くかけ離れたものだったでしょ?(苦笑)

"住民投票"ではないのだから"民意"だとは言えないというのはこじ付けだよね。
住民投票だって国の政策になんら拘束力を持たないのが法律。
そういう意味では住民投票でも地方自治体の首長の選挙結果が国政に拘束力がないのと同じ。
この両者のどんな違いをもって、選挙結果を国政に斟酌する必要がないというのか理由を明らかにして欲しいと思うよ。
少なくとも、民主党は名護市長選の前には名越市長選挙を住民投票と同じように民意発揚の場と言ったのだから。

っていうか、此処最近の恣意的な発言のブレは、「民主党は舌先三寸の嘘つきだという事」を"国民は早く気がつけよ"と民主党が言いたいという事?(^_^;
だったら、暫くその恣意に気がつかない振りをして此処で民主党を弄ろうかな(笑)

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