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コレも立派な詐欺ではないのかなぁ。。。(^_^;

ふぅ。。。
昨年の衆議院選挙期間中、民主党は「政権交代は目的ではなく手段」といってた。
本当に手段だったの?
それまでの民主党の政策を捨てて、旧い自民党と同じ政策を推進するための手段として政権が欲しかったの???


<高速道路>割引財源を建設にも使用 会社支援へ法改正検討

1月27日2時30分配信 毎日新聞
 政府が、これまで高速道路料金の割引などに充ててきた資金を高速道路会社による道路建設にも使えるようにする法改正を準備していることが26日、分かった。道路会社の建設費は料金収入でまかなうのが大原則だったが、夏の参院選をにらみ、方針転換を検討する。現行の割引制度が縮小され実質的に値上げになる可能性があり、利用者の反発も予想される。
 政府は道路整備事業財政特別措置法の改正案を通常国会に提出する検討をしている。同法は、道路会社が行う料金割引とスマートインターチェンジ(高速道に簡単な料金所を付けた出入り口)設置の二つを「利便増進事業」として、財政支援の対象としているが、改正案は対象を新規建設にも広げる。
 利便増進事業に対しては、08~18年度分として計3兆円の財政支援が既に実行された。国が過去の高速道路建設の借金の一部を肩代わりする形をとった。09、10年度分は各5000億円で、大半が「休日上限1000円」などの割引に使われる計画だった。
 政府は10年度に、現行の割引制度を全面的に見直し、「上限2000円」制度などを導入することを検討している。しかし、現在ある割引財源が建設費に使われた場合、新たな割引制度の規模が縮小される可能性も出てきた。
 民主党は従来、高速道路を原則無料化する一方、新規建設は抑制し、必要な道路は税金で造ると主張してきた。だが、小沢一郎幹事長が昨年12月に示した党要望は「高速道路会社による高速道路整備を推進するため」に、利便増進事業の見直しや、国が道路会社を財政的に支援する方式への転換を求めた。
 政府側は当初、「今まで(民主党が)申し上げてきたのとまったく違う考え方だ。道路会社にお金を渡して整備することは考えていない」(前原誠司国土交通相)と拒否する意向だった。しかし、建設推進を望む地方自治体に配慮し、党要望を反映した法案の検討に入った。【大場伸也】
最終更新:1月27日2時30分

言葉上は、「通行料の割引に当てる財源」を新たな道路建設の財源に充てるというものだけど、それって詭弁よね?
言葉を上手に使ってはいるけど、結局のところは旧来と同じく「通行料で新たな高速道路建設を賄う」って事でしょ?
以前の本来論は「通行料は、その(既に建設され使用されている)道路の建設費を賄うもの」ではあったけど、実質は"新しい道路を作る財源"に充てられていた。
これを批判、非難していたのが民主党だったと思ったけど、政権を取ったら実質的に同じ政策を踏襲するというのか?
民主党が政権を取った暁に実現したかった政策とは乖離していると思うけど、その乖離にはどういった説明をするのか?
改めて、「政策なんてなかった。政権与党というなの権力が欲しかった。」と説明するのか?






外国人参政権問題 官房長官「地方の意見は関係ない」

月27日20時32分配信 産経新聞

 平野博文官房長官は27日の記者会見で、政府が永住外国人への地方参政権(選挙権)付与を検討していることに対し、都道府県知事や地方議会から反対表明や反対決議採択が相次いでいることについて「自治体のみなさんの決議・意見は承知していないが、そのことと、この問題とは根本的に違う問題だ」と述べた。参政権付与法案提出は、地方自治体の意見に左右されないとの見解を示したものだ。
 民主党は昨年の衆院選の政権公約(マニフェスト)で「地方主権」の確立を掲げているが、平野氏は「(この問題)地方主権の考え方とはまったく違う」と指摘。その上で「地方自治体の問題ではなく、わが国に住んでいる住民の権利としてどうなのかという概念だ」と主張した。
最終更新:1月27日22時3分


発言そのものは「当たり前」の事なのだけど、民主党政権の幹部が発する言葉だと異様に感じるのは何故なのだろうか?
と言うか、コレまでの彼らはこういった強制力を"悪"と言っていたから。

民主党が政権を担って良かったと思えるたった1つの事が、民主党がこういった"現実"を知った事なのかもしれない。
でも、マスコミに流されてたのではなく民主党を改革実現の政党として本気で期待していた人たちにとっては"期待はずれ"なのかもね。

っていうか、民主党を支持する人たちが、実が無いと解っている民主党に何を期待したのかわからないけどねぇ。。。(^_^;







世代的に、60年代の学生運動世代に批判的な親に育てられた私は、学生運動全盛時代の人たちの子供たちや団塊世代の子供たちの価値観に馴染めないでいる。
と言うか、全く理解できないでいる。

数年前に「60歳を超えた人だって民主党を支持している」(のだから、民主党支持は時代の趨勢)と、blogのコメントに書かれた事があった。
その人は、"60歳を超えた人"というキーワードを"保守層"と置いたのだろうけど、果たしてどうなのだろう???
年齢で思想をグルーピングすることは出来ないとは思うものの、私の20歳上、5歳上、10歳下、20歳下の世代の価値観は、戦後の教育によって私には一部理解できないものがある。
私を"保守"とするならば、彼は世代の多くは純粋な保守とは言えない思想を形成しているように見える。
と言うか、共闘世代や団塊世代はそもそも"保守"と言う感覚はないのでは?
そういう意味で、「年齢を重ねている=保守」を語るのは間違っているよね。

と、話が逸れたけど、これからの世の中の大多数を占めるこういった世代の人たちって、本当に民主党の言葉の本質を理解して支持しているのだろうか?
保守層は勿論、共闘世代の幅広い価値観、団塊世代の価値観で民主党は"革命を実行する"政党なのか?
私には「(小泉改革に反する意味で)言葉は革命だけど、旧い保守を踏襲する」政党にしか思えない。
しかも性質の悪い事に、マニフェストには「(小泉改革以上の)改革を断行する」とあるのよね。。。
民主党の本質を見ない人には、あたかも民主党が新しい社会を作ってくれるかのような錯覚を与える。
コレも立派な詐欺ではないのかなぁ。。。(^_^;

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