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株主総会の季節。。。

<ニッポン放送>「新株予約権で迷惑」総会で株主が謝罪要求

 ライブドアによる買収問題で揺れたニッポン放送の株主総会が24日、東京都内で開かれた。ライブドアに対抗するため取締役会が発行を決めた新株予約権(その後発行中止)について「株主に迷惑をかけたことを謝罪してほしい」と責任を追及する意見が相次いだ。同放送はフジテレビジョンの完全子会社になることが確定しているが、同放送の一連の対応が株主に不満を残したことが浮き彫りになった。
 ライブドアとの和解について亀渕昭信社長は「これで当社は新しいスタートを切る」と意義を強調、自らを含む役員の責任に関しては「行動に何ら恥じることはない」と言い切った。
 しかし、株主からは新株予約権に対し「総会で決めるべきだった」「ブランドイメージが損なわれた」などと批判が続出。投資ファンドを率いる元通産官僚の村上世彰(よしあき)氏も「胸を張られると今後の悪例になる」と指摘した。取締役11人選任などの議案は可決されたが、採決の際は「反対」の怒号が飛び騒然とした。
 村上氏は株主総会終了後、同放送の買収騒動について「得をしたのは日本。こんなことをまじめに考えてこなかった国なんてほかにない」と記者団に述べ、企業買収への関心が高まる契機になったことを評価した。【位川一郎、鈴木英生】
(毎日新聞) - 6月24日19時38分更新

そろそろ、株主総会がピークになる時期。
株主総会も変わったね。。。

以前は、シャンシャン総会が是と言われ、株主から“反対”の声がでないような総会運営が、経営者の一つの手腕として評価された。
でも、そんな頃は、機関投資家や持ち合い株主はあまり経営に文句を言う事もなく、“反対”を唱えるのは、反社会的な団体関係者が主だったものね。。。
まぁ、そんなだから“総会屋”なんて商売が成り立っていたのだけどね。

今は、持ち合い株主が減っただけでなく、ファンドも含め“モノをいう株主”が増えた。
ファンド(機関投資家)も株式いや会社の価値を上げるために、積極的に経営に口を出し、株価上昇によるキャピタルゲインだけでなく株主配当というインカムゲインも期待するようになった。
そういう意味では、村上世彰氏が村上ファンドを設立した時に言った「株主として会社を変える」というのは成功したといえるのじゃないだろうか。
彼はやり方が強引で今のところは自身の“儲け”だけしか見えてないように見えるけど、それでもゆっくりだけど確実に“株式会社”、“株主総会”は変わってきている。


株主総会といえば、所属タレントのコンサートを実施して昨年話題になったエイベックス。
今年は、希望する株主全員はコンサート会場に入れないらしい。
上司がエイベックス株を持っていて、「興味がある案ら」とコンサートに申し込んでくれたのだけど、「
会場の収容量の3倍を超える事前申し込み数があり、会場に入れない場合は改造の外でのモニター視聴になります」との連絡をもらったらしい。
まぁねぇ。。。
かなり広い会場を確保したとしても、難しいものはあるよね。。。
残念だったわ(笑)

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