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喉元過ぎて忘れた熱さ

朝日新聞がまた捏造記事を掲載したらしい。
まぁ、今回が初めてじゃないしね。。。

朝日新聞には、西表島のサンゴ傷つけ事件も全く教訓にならず、先のNHK番組改変問題でも「朝日新聞側の捏造の疑いが強い」と多くの読者に勘繰られ(推察?)たことも全く教訓にならなかったと見える。
今回は、一応政党の党首で長野県知事、そして作家というメディアが仲良くしたいい相手に直接抗議されたから謝罪もしているが、読者から「記事が信じられない」と抗議を受けるぐらいじゃ反省はしないんだろうな。。。
あぁ、その抗議も、最初は「朝日新聞はキチンと取材しています」と言って取り合わなかったんだっけ?
過去の事件が“教訓”ではなく、「朝日は捏造」と言われる事に“免疫”をつくったのね。
捏造記事を恥ずかしげもなく載せる会社の記者さんたちは、自分も不実な同僚と同じ穴のムジナとみれられる事にジャーナリストとして“恥”を感じないのかしらね。
感じていたら同じ事を繰り返す事はしないはずだから、きっと感じないんだろうね。

「虚偽のメモ」で記者解雇 誤った記事、本紙が掲載

 朝日新聞記者が総選挙に絡んで取材をせずに虚偽のメモを作成して報告し、その内容を含んだ誤った記事が掲載されていた。朝日新聞社は29日、取材先や読者の信頼を著しく傷つけたとして、この記者を懲戒解雇にするとともに、東京本社編集局長を更迭するなど編集幹部も処分した。


朝日新聞の記事には、処分された者として当の記者および引責の関係者の実名が書いてあるが、彼らにとってこの処分がどの程度の重みを持つものなのだろうか?
そう長い期間でない間に複数件の事件が起きるというのは、処分があっても適当にほとぼりが冷めたところで処分がチャラになって、ある意味お咎めなしになってしまうからじゃないのかなぁ。。。?

再発防止のために社内に特別チームを作ったというけど、どんな事をする特別チームなの?
再発防止のためにチェック体制を強化する?
再発防止のために社内のルール・制度を新たに作る?
でも、“スクープ”にインセンティブを与えている限りは、再発は防げないと思うよ。
どうせ、喉元過ぎれば。。。なんでしょ。

ただね。。。
以前と比べて、読者にとって“スクープ”自体にあまり価値はなくなったかも。
まして、読者がネットで必要な情報を探し、容易に他社の記事との比較が出来るようになると、記事の速報性という意味での“スクープ”の価値は相対的に落ちてくる。
今回のような独自性という意味での価値はあるけど、それでも数日のウチに暴かれるような嘘は瞬時に読者の信頼を損なう。
ネット媒体の読者は紙媒体の新聞の読者の数倍はいるのだから、今まで“購読数”で捉えていた人数以上の人から信頼を失う事になるのにね。
“独自性”も大事だけど、“正確性”、“信頼性”がなにより大事って、未だ判らないのかな。
って、彼らは、“無知な”一般読者にモノをを教える立場だから、“無知な読者”が正確性や信頼性を云々するなんて思ってないのかもね。
まぁ、朝日のすることだからどうでもイイと言えば、どうでもイイんだけどね(笑)


(8/30追記)

ところで、流石にライバル紙の産経新聞は、この事件に食いついたね(笑)

朝日新聞が虚偽報道 新党結成、田中知事発言事実なし 記者を懲戒解雇

■続く不祥事揺らぐ信頼性
 NHKの番組改変をめぐる問題、月刊誌への社内資料の流出などで揺れる朝日新聞に二十九日、新たな衝撃が走った。長野総局記者による事実のない取材メモに基づいた虚偽報道問題。今回は、「捏造(ねつぞう)」という報道の根幹にかかわる不祥事だけに、同社の報道の信頼性が大きく揺らいでいる。
 朝日新聞をめぐっては平成元年、カメラマンが沖縄・西表島のサンゴを傷つけ、記事と写真を捏造。同社は紙面審議会を立ち上げるなど再発防止に取り組んできたが、その後も他紙の記事の無断引用や、無断録音したやり取りの流出など記者倫理に反する不祥事が続いている。また、今年に入っても、NHKの番組改変問題、最近では月刊誌への社内資料流出も明らかになっていた。
 今回の虚偽報道が発覚した端緒は、田中康夫長野県知事の二十三日の定例会見だった。
 「朝日新聞の方に不快感を表明させていただきたい」。田中氏は突然こう切り出し、「亀井静香前衆院議員と会ったのは東京都内で、(記事に書かれた)長野県内ではありません。この件で、朝日新聞記者の確認取材は一切受けていない」と指摘。この会見に出席していた朝日新聞の同僚記者は「朝日新聞としてきちんと取材してますが…」と反論したという。
 この指摘について、同僚記者は長野総局に報告していなかった。しかし、長野県側が二十五日になって、朝日新聞の県政担当キャップに電話をかけ、文書での回答を求めたため、総局は問題を初めて把握したという。
 朝日新聞は処分について、二十九日午後九時半ごろ、報道各社に文書をファクス送信する形で発表。東京本社には報道陣が詰め掛けたが、同社の柘一郎広報宣伝本部長は「記者会見の予定はありません」と繰り返すだけで、ショックの大きさをうかがわせた。

産経新聞の言いたかった事は、■の行と最後の一文に尽きるのね。

Comments:4

ヨシムラさん 2005年9月 4日 19:38

ま、赤旗と一緒だからな。そのまま北朝鮮にでも行きゃいーんだあんな新聞社。

COO 2005年9月 4日 22:39

だよね。<赤旗と同じ

北朝鮮か中国の機関紙というか、アンテナ紙だもんね。
なんで、そんな新聞が宅配購読数で1位なんだろうね。。。

ヨシムラさん 2005年9月 7日 06:18

今の中国、韓国の反日思想を焚きつけたのもヤツら。一種のテロリストだヤツらは。

COO 2005年9月 8日 00:30

同感<一種のテロリストだヤツらは。

ペンも充分、兵器になるものね

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