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親が責任を果たしていない見本


大毅、丸刈りで会見も無言で去る…内藤への謝罪なし

10月17日17時43分配信 スポーツ報知

 世界タイトルマッチで悪質な反則を繰り返し1年間のライセンス停止処分を受けたボクシングの亀田大毅(18)=協栄=が17日、父の史郎トレーナー(42)、協栄ジムの金平会長とともに東京都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で試合後初めて記者会見。しかし大毅、史郎トレーナーからチャンピオンの内藤大助(33)=宮田=へ明確な謝罪はなかった。亀田父子は会見に先立ちJBCに陳謝した。

 頭を丸めて会見場に現れた大毅はずっと下を向いたまま。会見では金平会長がまず謝罪し、続いて史郎トレーナーが「ご迷惑をかけてすみません。これから一歩一歩やっていきますので。よろしくお願いいたします」とあいさつ。続いて大毅が現在の心境について発言を促されたが、大毅は下を向いて黙ったまま頭を数度横に振っただけ。この後すぐに大毅は退出、ひと言も発することなく2分足らずで会見場を後にした。

 代わって史郎トレーナーは、大毅が前夜自発的に頭を剃って会見に臨んだと説明。「家でもずっとあの(黙った)状態です。みんなの前に出てしゃべられへんでも、態度でわかってもらおうという気持ちです」と話した。 

 史郎トレーナーは質問者を時折にらみつけ、内藤への謝罪については「日を改めて考えている」と述べるにとどめ、会見はわずか10分程度で打ち切られた。

 内藤大助「ああいう態度の亀田親子を見るのは初めて。落ち込んでるなと思った。ぼくの18歳の時なんてもっともっとガキだった。亀田君はこれからもっともっと強くなるし、大人として成長すると思います。(タマを打てと言ったとされる件についても)済んだことですから。処分は出ましたし、僕もいいたいことを言ったし。直接来てくれるならボクもちゃんとした態度で会いたい。今度会うときには『この間はお疲れさま!』みたいな感じで普通に話せたらいいと思います」


最終更新:10月17日22時46分


スポーツニュースでこの映像を見た。
なんだか、本当に謝る気があるの?と言う感じ。

私は“ビックマウス”の亀田一家は嫌い。
それもあって、先週の試合は“負けたら面白いだろうな”と思っていた。
実際負けたら、“ビックマウス”は何処へやら。
いきなりこんなに憔悴してしまうの?
憔悴は“処分”が原因かもしれないけど、処分されるような事をしたのは自分たちでしょ?
亀田父は処分を受けたあとも「大毅の処分は重すぎる」だなんて言っていたけど、相応の事をしたのでは?

私は試合もリアルでは見ていない。
後でスポーツニュースの映像で見ただけ。
そういう映像だから反則が強調されるのは仕方ないとしても、あの試合はとても“ボクシング”とは思えない試合だった。
スポーツはルールの下に行われるから面白いのであって、ルール無視ではスポーツではない。
格闘系のスポーツでルールが無視されるのであれば、単なるケンカに過ぎない。
大衆の眼前で行われたのは荒くれ者一家のルールを無視したケンカであって、あれをスポーツだとかボクシングだとか言うのはスポーツやボクシングに対する冒涜だと思う。
そういう意味では、次男への処罰は当然・相当だと思うし、長男の処分・処罰は甘すぎるぐらいだと思うよ。

しかし。。。
彼らは処分・処罰を受けたぐらいじゃ解らないだろうね。
今日の“謝罪会見”でも、試合相手の内藤選手に対する謝罪は一言もなく、当事者である次男は一言も発していない。
亀田父が次男へ発言を促すような言葉を言ったらしいが、私が見た映像では「退席しなさい。居るのが辛いのだろう。」という言葉を聞いた。
謝罪の場が“居やすい”ハズはなく、針の筵に座るような辛い思いをするのが当たり前。
それを「居づらいだろうから此処に居なくて良い」と言うのは、親として、指導者としてどうなのだろうね?
親子ともども反省の色がないと世間に判断されてもしかたないよね。
こんなんじゃ、これからの社会生活においても、世間に“居づらい”状況が続くかもしれない。
下手をすると、社会復帰だって出来なくなるかもしれないよ。
親だったら、指導者だったら、子供にそういう状況を作らない為にも、本人の口から対戦相手である内藤選手とファンに謝罪の言葉を言わせるべきだったと思うな。
なんだか、親が責任を果たしていない見本のような会見だったな。

Comments:2

まる 2007年10月19日 07:58

遅ればせながら大毅くんは、内藤選手のところで出向いて行って謝ってきましたね。
所詮は、親離れ出来ていない世間知らずの子供だったという事。それをマスコミ、特にTBSが散々持ち上げて煽てたから勘違いした。
今回の件は、勉強になったんじゃない。

父親は、まだ何か言っているが。。。

父から離れたほうが良いよ。
これからの行動の方が興味あるな。
マスコミ、父親が作ったイメージをどう払拭できるのか、ここからは自分の実力でやるしかないでしょ。
純粋にスポーツの世界になるから、弱ければ更に叩かれる、乗り越えるためにはクリーンなやり方でも圧倒的に強くなるしかないよね。

COO 2007年10月20日 00:06

>まるさん
 このエントリーをアップした後に内藤選手への謝罪の言葉のある長男クンのコメントを読んで
 「お兄ちゃんは、(父より)多少は“社会”を知っている」と感じましたよ(笑)

 18歳という年齢を考えれば、世間知らずでも、メディアに持ち上げられて多少調子にのっていたとしても
 “仕方ない”と思える部分がありますよね。
 でも、“世間を知る”チャンスを親が潰している感があって
 あの父親には解せないものを感じますよ(苦笑)

 あの一家、というか末っ子をも含めた兄弟はこれからがボクサーとして正念場なのでしょうね。
 これまではマスコミに持ち上げられて“力がある”と勘違いしてきた部分もありますが、
 今後は“ビックマウス”による“力”はもがれてしまうでしょうから。。。
 っていうか、この先暫くは“逆風”が吹くでしょうから
 “謝罪会見”の時のような“意気消沈”した姿では話にならず、
 よりヒールを演出するか、極端にクリーンになるか。
 いずれにしても、本当に、そして実質的に“強く”なるしか、
 プロ(という“興行”を交えた部分で)は生き残れないのではないでしょうね。

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