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東北3県 四寺廻廊への旅 (穏やか車窓風景のローカル線)

予定通り8時26分の陸羽東線にのって小牛田に向かう。

陸羽東線の車窓の花

線路沿いに見える赤い花は何というのだろう?
車窓の景色は穏やかな田園風景。
目の前イッパイに広がる田んぼを見ていると、なぜだか日本に稲作が伝わった頃、「土地を拓いて稲作をするなんて、そんな環境破壊を許して良いものか」と神様が会議を開いたという古代神話を思い出した。
今でこそ、田んぼは豊かな生態系を実現していると言われているけど、こうやって山を切り開いて田んぼを作る人間はやはり環境破壊を面々としてきたのだと思う。
田んぼが広がる風景をみていると「のどか」だとは思うけど、“山”本来の姿では無いことは解るものね。。。


古川駅で携帯電話の乗換え案内で調べたものより1本早い新幹線に乗れた。
昨日東京から乗ったやまびこ”より2本遅いけど、仙台に15分早く着く“やまびこ”だった。
乗換え案内より早い電車に乗れた事がちょっとだけラッキー♪と思ったけど、そうでもなかった。
乗換えの一関で、平泉までの電車の乗り継ぎ時間が1時間半もある。
まったくぅ。。。ローカル線だからといえ、観光地に行くような電車なんだからもう少し本数があってもいいのに。。。ブツブツ。

出発間際に女子高生が10人近く乗ってきた。
今日は日曜日だから学校のはずはないけど、返却されたテストプリントを見ながらワイワイ。
「在原業平と惟喬親王が一般的な主従関係を超えた強い絆で結ばれていた」という(多分)続日本後紀の記述を読んで、「そういう(男色)関係?」と騒いでいたのが楽しかった。
そうこうしている内に電車が突然停まった。
なんでも電車が危険を察知したとか。
前も後ろもまっすぐに伸びる線路で異物は見られないから、線路に何かがあったのではなく、多分危険を察知するセンサーに何かが当たったとか?
でも、点検で20分以上も停まってしまって、平泉着いたのは結局11時少し前。
次に松島の瑞厳寺に行きたいから此処に長居するわけには行かない。
一関に向かう電車は12時43分と1時29分。

駅前でタクシーに乗って、先ず中尊寺に向かう。
駅で手に入れた観光マップを見ると中尊寺の方が遠いから。
道が混んでいるから裏道を通るとドライバーさんがいうので言われるままでいると、道すがら田んぼの中に発掘中の場所があってドライバーさんが無量光院(むりょうこういん)だと教えてくれた。
無量光院は宇治の平等院の鳳凰堂を模した建物があったといわれていると、教えてくれた。
更に右手に見える高館(たかだち)に義経堂があると教えてくれた。
「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」と松尾芭蕉が読んだのは確か高館。ここだったのか。。。

裏道って言うけど、こちらの方が良かったジャン(笑)
でも平泉といえば中尊寺と毛越寺しかしらなかったけど、金の貿易で財を成した安倍氏である奥州藤原家が居を構えた土地なのだから、それなりの建造物があってしかるべきだよね(^_^;

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