- 2007年10月27日
- 03.旅行記
12時59分の電車にのって山形方面に向かう。
次は鳴子峡に行きたい。
携帯電話の乗換え案内で調べると、羽前千歳(うぜんちとせ)という駅で乗換えて新庄へ行くのがいいらしい。
でも、乗換えの待ち時間が30分もある。
何もない駅で30分も待つのは飽きるなぁ。。。
羽前千歳のホームから外を見ると喫茶店らしき建物が見える。
コーヒーが飲みたくなってきた(笑)
ホームから駅舎へ上がると改札がない!
え?
山寺駅でも改札が無かったけど、この駅で降りたらただ乗り出来るって事?
外国の山小屋風の小さな建物はやはり喫茶店だった。
コーヒーを頼むと、マスターに電車待ちですか?と聞かれた。
そうだと答えると、これから何処に行くのか?と聞かれた。
鳴子温泉に向かっていると答えると、鳴子峡のモミジは今が見ごろだと教えてくれた。
良かった。今回の旅行は鳴子峡の紅葉も目的のひとつだもの。
でも、仙台駅の観光案内所で鳴子峡の遊歩道は通行止めになっていると聞いたのだけど。。。
するとマスターは、あの遊歩道が綺麗なのに、通行止めにしちゃったら甲斐がないねぇと言う。
そうなのか。。。
でも、仙山線の車窓はどうという事はないけど、陸羽東線の車窓は景色が良いと教えてくれた。
これは楽しみだわ。
羽前千歳から奥羽本線で新庄に向かう電車は学校帰りなのか高校生が多い。
つり革に掴まりながら外を見ると、手が届きそうな処にリンゴ畑。
そうだ、山形と言えば山梨と並んでフルーツ王国だ。
この季節はリンゴなのか。。。
それにしても、電車から手を伸ばせば届きそうだ。
新庄で陸羽東線に乗換えて鳴子温泉へ向かう。
車窓から見える山は紅葉に染まっている。
とは言え、絶景という感じもないなぁ。。。なんて思っていると、「鳴子峡最寄り駅」という「中山平温泉駅」を過ぎ、トンネルを抜けた処で突然電車がスローダウン。
「この先鳴子峡の景色を見るために徐行します」と車内案内。
思わずコンデジのシャッターを切ったけど、車内外の温度差で曇ったガラスごしだから写真はイマイチ。
でも、景色は絶景。
山寺を13時に出たというのに、もう16時過ぎ。
鳴子峡に行くバスも最終が出た直後。
せめて電車が着くまでまってくれてもいいようなものを。。。
上下合わせても1時間に2本しかないのだから。。
鳴子峡までは鳴子温泉駅からタクシーで5分程度と調べてはあったけどこの雨の中出かけるのも億劫だと思い、今日は宿に向かう事にした。
今日の宿は国民宿舎。
何といっても、このTOPシーズンに直前に予約をしたのだから、素泊まり3000円少々の湯治専用のホテルかこの国民宿舎しか空いていなかった。
しかしなぁ。。。
国民宿舎だから今風の新しいホテルを期待してはいないけど、女性が1人で泊まるには尻込みするような外観。
チェックインすると、フロントはぶっきらぼうだし不親切。
食事が始まる時間も場所もこちらが聞くまで教えてくれない。
失敗したかしら。。。(^_^;)
先ずはお風呂で汗を流す。
男女別に分かれたお風呂と家族風呂、薬湯風呂に入れるらしい。
薬湯風呂は貸切のようで、「入浴中 入っちゃだめ」の札がかかっている。
とりあえず汗が流せれば良いので、お風呂は選ばない。
女性用の浴場に入ると、ムッとする油臭。
お湯はそんなに熱くない。
ゆっくり30分ほどかけて入って上がると、汗がいつまでも引かない。
汗を流すためにお風呂にはいったのに。。。(笑)
浴室から出ると、夫婦連れの奥さんが家族風呂にはドライヤーがないので入りたくないと言っている。
女風呂には一応ドライヤーはあったけど、500W程の小さなもの。
これでもあるだけいいか(笑)
そういえば、さっきお風呂で一緒だったおばさんも宿にタオルのサービスがないとビックリしていた。
国民宿舎なんだから、タオルや歯ブラシセット、ドライヤーなんてないのが一般的なんじゃないのかなぁ。。。
夕食は“食べきれない程”と言う訳ではないけど、決して質素すぎる訳でもない。
まぁ地のものと言えばお吸い物のじゅん菜とお米ぐらいしかなくて、二昔前のスキー宿と言う感じだった。
でも、流石に米どころのお米。ご飯は美味しかったな。
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