- 2007年10月28日
- 03.旅行記
四寺廻廊の最後は瑞厳寺(ずいがんじ)
瑞厳寺を最後にしたのは、もう20年近く昔になるけどこのお寺には来た事があったのと、夕焼けに染まる松島を見たかったから。
仙台駅から仙石線への乗り換えもまた1時間近い待ち時間。
塩釜や多賀城へ行く電車はあるのに松島海岸まで行く電車はない。
東北線の松島駅へ行く電車も同じぐらい待たなければならない。
もっと早い時間なら多賀城へも行きたいし、塩竈神社にも行きたいけど、今日は寄り道する時間はない。
このまま順調に行っても松島海岸に着くのは15時半。
瑞厳寺の拝観受付は16時までだものね。
松島海岸駅のいくつか前の駅から見た海岸が綺麗だった。
この辺りも松島というのだろうか?
やっと松島海岸に着くと、当然(?)だけどこの駅からも松島海岸が見える。
でも、さっきの駅の方が景色がいい。
それに、駅前がなんだかゴチャゴチャしている。
以前来た時はそんなイメージではなかったけど、前は松島駅に下りたのかしら?
松島海岸駅から5分ほどで瑞厳寺に着く。
そうそう、この杉並木の参道、覚えているわ(^^)
四寺廻廊の御朱印を頂いて結願。
そうそう、四寺廻廊用の御朱印は、この瑞厳寺の臥龍梅の使って作っている。結願のお寺には丁度いいかも(^^)
瑞厳寺は本堂と庫裏と廻廊が国宝になっている。
台所である庫裏にまで繊細な意匠が施されているのは伊達藩の財力なのか、伊達政宗の“趣味”(センス)なのか。。。
本堂の各部屋の襖絵も目を惹く。
狩野派の筆だというのはわかるけど、ここまで煌びやかなのは何故だろう?
宝物殿である青龍殿は瑞厳寺の拝観料で入れる。
青龍殿に入って襖の謎は解けた(笑)
本堂の襖はレプリカだった。
国の重要文化財に指定されている襖は青龍殿に展示されていた。
同じ青龍殿で“出土品”として中世円福寺の瓦が展示されていた。
そうそう、前に来た時は未だ発掘の途中で、それまでに発掘された瓦を特別展示していたのだった。
それで、私は瑞厳寺には“瓦を展示しているお寺”のイメージがあったのよね。。。
そろそろ暗くなり始めてきたので、海岸に出ることにする。
遊覧船は既に終っている。
しかたないのと、折角だから五大堂をお参りすることにした。
五大堂のある島へ渡る橋はすかし橋になっている。
邪念を持っている人が島へ渡れないようにこういう造りになっているとか。
邪念じゃなくても高所恐怖症の人はこんな橋でも渡れないかもしれないね。
見上げると空は赤く染まってきた。
。。。
う~ん。。。
夕日は山の向こう側にある。
もしかして、さっき見た駅辺りが夕焼けのビュースポットだったのかもしれない。。。
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