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東北3県 四寺廻廊への旅 (煌びやかな中尊寺)

中尊寺の駐車場傍のタクシー乗り場で車を降りた。
ドライバーさんに「混んでいるから此処までしか連れていけないけど」と言われたけど、本当は何処まで車でいけるのかなぁ。。。?

中尊寺の参道は急な坂道。
流石に30度はないだろうけど、20度以上の傾斜のある参道。。。此処を歩かずに登れるならどんなにいいだろう。
でもこんな急な坂道は、絶対車では登れない(笑)
さらに、昨日のような雨だったら滑って登れないかもしれない。
昨日石段の山寺に行ってよかったよ。。。

たった240mしかない坂をふぅふぅ言いながら登ると平泉の町が遥か下に見える。
此処から先はそんなに坂はなさそう。
ここから先だけだったら、彼氏の言うように「山にお堂が点在している」と言うわけではなく、京都にあるお寺のように複数のお堂はあるけどお堂の間はそんなに開いていない感じよ。

さて先ずは弁慶堂。
弁慶堂

弁慶の等身大の像が置いてある。
流石に180cm以上もあるのだから大きい。
傍らに義経の坐像もあるけど、義経って当時でも身体が小さい方だったらしいから、弁慶が更に大きく見える。
っていうか、義経堂が高館にあるのだから、弁慶も傍に置いてあげればいいのに。。。。

本堂

本堂では「四寺廻廊」の御朱印を頂いた。
昨日の山寺と違って、今日は気持ちよくいただけたわ。
本堂前では修学旅行生が何か説明を聞いている。
そういうシーズンなんだね。。。そういえば私も高校の時の修学旅行は10月の終わりごろだった気がする。
でも、私は京都だったから紅葉シーズンに入る前の若干観光客の少ない時期だったけど、今の平泉は紅葉のシーズンでホテルなんかも混んでいるじゃないのかな?
なんて、余計な心配をしてみる(笑)


金色堂の拝観と共に讃衡蔵(さんこうぞう)を見る事ができる。
讃衡蔵は所謂宝物殿なのだけど、本堂や不動堂にあったご本尊は今は讃衡蔵に安置されている。
他に特別展として金字経を展示している。
これまでも何回か金字経は見たことがあるけど、今回初めてじっくり見たような気がする。
紺紙に金銀字・金字で写経されているのは見ても、見返しの絵まで見たことなかったもの(^_^;

讃衡蔵前のモミジ1
讃衡蔵前のモミジ2
讃衡蔵前のモミジ3

讃衡蔵の前のモミジはキレイに色付いている。
携帯電話のカメラで写真を撮っている人が多いけど、携帯じゃ綺麗に撮れないんじゃないの?


さていよいよ金色堂。
五月雨の 降(ふり)残してや 光堂
と芭蕉が詠んだ場所よね。

金色堂

金色堂は覆堂の中にある。
京都の金閣寺は雨ざらしだけど、流石にここでは気候が厳しいものね。。。

こちらでは「四寺廻廊」ではなく、普通の御朱印を頂いた。
と、藤原3代の法要が始まった。
今でも藤原氏の子孫がいて法要をしているという訳ではないよね?
そういえば、金色堂は唯一残る創建時の建物だとか。
覆堂を作ったのは鎌倉幕府だというから、この綺麗なお堂だけは幕府も“残さなければならない”と思ったのね。。。
それにしても、お堂の中も外もきんぴか。
中のご本尊の阿弥陀如来だけでなく、観音菩薩・勢至菩薩・地蔵菩薩、四天王も全て金色に輝いている。
須弥壇や長押しは繊細な螺鈿細工。
今更ながら藤原氏の財力にビックリ。

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