- 2007年12月10日
- 01.時事寸評
夜のニュースショーで、船場吉兆の創業者が謝っている姿が映っている。
「父に対して申し訳ない」と泣いている。
Live中継を見たわけではないからこれが記者会見の全てなのか否かは解らないけどこれが彼女の会見の全てならば、彼女は謝る相手を間違っている。
船場吉兆の信頼を損なったことに関しては“吉兆”の創業者である父親に申し訳ないと謝るのは判るが、それ以前に“信用を裏切ってしまった”お客さんに対して“申し訳ない”と謝るのが筋では?
彼女に消費者やお客さんを大事にする気持ちがなければお客さんは離れるだけで戻っては来ないし、ひいては「船場吉兆」の存在価値もなくなりお店を潰すことになるだけ。
って言うか、公の面前で親に謝るのって必要?
「創業者の父の意思を継いでいなかった事を恥ずかしく思う」と言うのであればともかく、公の面前であれば公に対して謝るべきであって身内に謝る姿は見苦しい。
結局は専務だけでなく会社そのものが顧客重視ではなく身内重視(=儲かればよい)だったという事なんだね。。。
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