- 2007年12月15日
- 03.旅行記 | 05.旨い＆美味い＆口福
空港でレンタカーを返して、市街地へ向かおうとバスを待った。
トイレに入っていたら、係りの人が「（長距離）連絡バスに乗りますか？」と聞きに来た。
飛行機の到着に合わせて発着するバスだから、乗り遅れるとかなり待たされるからこんなに親切なんだろうな。
でも。。。小松市はこれでいいのか？
空港にも金沢や加賀、福井の観光マップはあるけど、小松の観光マップはない。
小松にも観光地はそこそこあるし、伝統産業も、美味しいものもある。
旅行客が小松を目的に来なくても、「寄ってみよう」と思わせる工夫があってもいいと思うのだけどな。。。
駅行きのバスに乗って、車内に掲示されている他のバス路線の時刻表を見ていると、駅から電車に乗るために駅への到着時刻を調べていると思ったのだろう。。。運転手さんが「32分に駅に着くけど、どっち行きの電車に乗るの？」と聞いてきた。
「今日は市内のグランドホテルに泊まります。」と応えると、「じゃ、駅からの行き方を教えてあげるから心配しなくていいよ。」と言ってくれた。
今日泊まるホテルは私がこの地にいた30年前はなかったホテルだけど土地勘はあるから“何となく場所は判る”と思ったけど、一応教えてもらった。
駅前はすっかり変わっている。（30年前と比べる方がムリ(^^ゞ ）
以前2つあった駅前の商業ビルは1つになって名前も変わっている。
道も広くなっている。
そうは言っても、アーケードのある商店街はそのまま。
店も以前から変わっていないお店が多いんじゃないだろうか。
ホテルは以前映画館があった処にあって、ホテルの前にあるカレー屋さんも30年以上前からある。
ホテルにチェックインしてホテル周辺を散策。
。。。
以前は駅前にあった魚屋さんがホテルの近くにある。
駅前から追い出されたのか？？
しかし、シャッターが下りている店が多い。
土曜日の夕方、未だ17時過ぎなのに、早々と店を閉めてしまっていいのか？
ここはAPAホテルグループなので温泉施設が付いている。
APAホテルには殆ど泊まった事がないので他の場所がどうなのかは知らないけれど、このホテルの温泉施設はSPAとして宿泊者以外にも開放されている。
SPAで温泉に入って、ゆっくり寛いで軽くビールをのんで友人を待つ。
暫くして友人が迎えに来てくれて、2人で食事に出かけた。
友人が案内してくれたのは秀寿司。
此処は父が昔よく来ていたお寿司屋さんで、宴会の帰りにお土産でお寿司を買ってきてくれたりしていた。
以前両親と小松に来た時には秀寿司か秀吉かで白魚を食べた記憶があるけど、多分秀寿司だったかな。
実は、今回も出来れば寄ってみたと思っていただけに嬉しかった。
大将と娘さんと職人さんの3人で切り盛りしている美味しいお店だ。
北陸の魚も、九谷焼の猪口に注がれたお酒も美味しい。
ツマミは“お勧め”のお造り、フグ白子焼き、ノドグロ。
最後に握りを頼んで1人前を2人で突付く。
すっかりお腹イッパイ(^^)
昔の友人って、直ぐに時が戻るね。
23年ぶりに会って、はじめはぎこちなかった私たちも、お酒が進むごとに時間が戻った。
昔話をしていると、話し声も笑い声も経年劣化した顔や姿まで23年前に戻るようね(笑)
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