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Sentimental Journey to 北陸 (自慢)

小松で食べたいものの1つに餃子がある。
小松には中華料理屋さんが多いけど、その中でもこの「勝っちゃん」が1番美味しいといわれている。

勝ちゃん

此処は中学の後輩の実家で、彼女とはお稽古事も一緒だった。
でも、子供の頃はこのお店では食べたことが無いような気がする。
でも、お店の中の様子は覚えているから、食べたのかなぁ。。。(^_^;

12時半ごろにお店に着いたけど、並ばずに入れた。
ん?一時期ほど人気は無いのか?

さて、「勝っちゃん」で食べるなら、炒めそばと餃子でしょう。
勝ちゃん炒めそば

炒めそばの麺は平打ち。
具材は豚肉、モヤシ、ピーマン、人参。
味は醤油ベースでやや甘め。
この醤油を“甘い”と感じるのは、私の舌がすっかり東京の塩辛い醤油に慣れてしまったという事なのかな。。。
これだけ食べるとしたらちょっとボリュームが足りない気がするけど、私には丁度イイ。

勝ちゃん餃子

餃子は小ぶりでコロコロと丸め。
たっぷりのお湯で充分蒸してから焼き上げる餃子は皮がもっちりとしていながら表面はパリッと香ばしい。
でも餡が練りすぎで、肉汁がジワーと垂れてくるような餃子が好きな私にはイマイチ。
いや、それでも充分美味しいのだけどね(^^ゞ
そして、この2皿で1000円でおつりが来るのだから嬉しいね(^^)

だた気になったのは、私が未だ食べ終わっていないのに「あそこが開くから、傍に行って待ってて」と次のお客さんを案内したこと。
それって、私に「早く帰れ」といっているのと同じこと。
そりゃ私は餃子と炒めそばしか頼まないような単価の安い客だけど気分が悪い。
有名な人気店で奢っているのかな?
お陰で折角の餃子が不味く感じられたよ。
私が小松の町に住んでいたとしても、もう2度と行かないな。


昨夜友人に中学校がかなり変わったから見てくるとイイと言われたので、食後の腹ごなしに歩いてみる事にした。
それにしても、病院が多い街だ。
東京のコンビニエンスストアの間隔で歯医者や耳鼻科が並んでいる感じ。
ここでは医者不足なんて無縁なんじゃないだろうか。
というか、これじゃ、医者が余っている?
でも、ここの町医者の技術水準って高いのよね。。。
それはそうと、職住一緒で自宅に隣接する感じで設けられた医院は周りの住宅に溶け込んでいる。

住宅に溶け込んでいると言えば、このお店もそう。

松葉屋

私が日本1美味しい栗蒸し羊羹だと思う「月よみ山路」を製造販売しているのがこの「松葉屋」さん。
お店は開いているようだったから買って帰ろうかとも思ったけど、今日帰る訳ではないから明日空港で買ったほうがいいかな、と思って諦めた。

商店街のハズレにお土産物屋さんがあった。
寄ってみると、店番をしていたお姉さんが「余計な事は喋らないけど、2つだけ言わせて欲しい」と小松自慢を始めた(笑)
小松はお旅祭りの「曳山子供歌舞伎」と勧進帳の安宅関が自慢だと。
ええ、私も知っていますよ。
30年前は此処に住んでいたのだから(^^)
でもね、小松の自慢はその2つだけではないよね。
駅前のレンガ通りは気に入らないけど、町屋の連なる通りや寺町、そして九谷焼や、綸子を初めとする絹織物、文化都市としての伝統芸能やお菓子類。
松江に似た茶文化の町のお菓子は所謂観光地のお菓子とは違って、表面は質素だけど上品で贅沢な味を持っている。
栗蒸し羊羹の「月よみ山路」もさりながら、行松旭松堂の雪花糖や曙も美味しい。
華々しい観光地はないけど、源平の古戦場や平清盛に愛された仏御前の遺跡、能や謡曲に謳われる地や奥の細道の松尾芭蕉の足跡など地味だけど文学的な興味の深い観光地がある。
芭蕉だって2度も訪れた程なのだから、私が言うまでも無く魅力の多い町だと思うよ。
店番のお姉さんも、「我が意を得たり」とばかりに、町おこしについて語り始めた。
おやおや、余計なお喋りはしないんじゃなかった?(笑)

暫しのお喋りの後、常連さんらしき人が入ってきてお姉さんと話し始めたのをきっかけに店を出た。
まだ少し時間があるので、もう1件の餃子の名店に行ってみたい。

清ちゃん

「清ちゃん」は「勝ちゃん」のお兄さんのお店。
私の記憶の中では「勝ちゃん」の隣にあったのに、実は全然違う場所にあった。
ここでも焼きそばと餃子が名物。
でも、流石に焼きそばまでは入らないので、餃子を1皿とビールを頼んだ。
っていうか、2時過ぎという時間だからなのか、お客さんが居ないのに餃子を頼むのは気がひけるね。。。

清ちゃん餃子

「勝ちゃん」の餃子に比べると若干大きく細長い。
餡の練りは「勝ちゃん」に比べると甘い。
その分、肉汁がジュワーと口に広がって美味しい。
後味に生姜の香りがした?
私はこちらの餃子の方が好みだわ(^^)


ちょっと食べ過ぎた?
ホテルに戻って預けていた荷物を受け取り、友人の家に向かう。
いや、その前に、「多太神社」に寄る。

多太神社

 むざんやな 兜の下の きりぎりす
と、芭蕉が詠んだのがこの神社。
篠原の合戦で木曽義仲と戦った平家の斉藤実盛の兜が奉納されていて、芭蕉が詠んだ「兜」はその実盛の兜。
拝観料300円で兜を見ることが出来るらしいけど、受付に誰もいないのだもの、見られなかったわ(残念)

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