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時代にそぐわない税金の使い方

国勢調査 650億円投入も、拒否続出 時代にそぐわず

 1日に実施された国勢調査の評判が散々だ。「面会できない」と調査員が嘆く一方、住民の間では「何で詳しく調べられるのか」と不満が募る。650億円を投入した5年に1度の国勢調査は時代の変化に合わなくなっている。

(毎日新聞) - 10月8日17時23分更新


全国一斉で、調査票は調査員と直接受け渡しだから、かなり費用はかかっているとは思っていたけど、そんなにかかっているのね。。。
そういえば、調査票を取りに来る人と時間の約束をしていたから、2日の休日出勤は早めに帰ってきたのよね。。。


全国一斉の統計調査には意義を感じなくもないのだけど、あの調査内容はどうなのだろう?
家族構成は住民票というか、住民基本台帳をコンピュータ処理すれば判るだろうに。
そもそも、そんな集計すら出来なくて何のシステム?それも税金の無駄遣いのような気がする(苦笑)
職業や勤務先を書くのもどう?
勤務先社名や勤務地って、どう統計に使うの?
家の床面積だって、固定資産税を毎年徴収しているのだから行政は把握してるはずよ。
持ち家か、借家かは、どんな統計に必要?

統計だって、時代の要請によって内容は変わる。
前回はそんなに疑問を持たなかったけど、今回はかなり疑問を感じた。
あぁ、高齢世帯が増えた事で文字が大きくなって設問が減ったせいもあるかもしれない。
でも、住民基本台帳ができたのだから、それでカバーできることはいちいち記載しなくてもいいのじゃないの?
行政が持っている情報を行政が加工して使うぶんには、だれも文句は言わないと思うよ。
それよりもっと必要な統計はないの?

あ。。。
勤務先を書かない人の数を数えて、実質ぷー太郎数を押さえる?
そうそう、実質失業者数は労働省では捉えていないからね。
っていうか、雇用保険を申請している人しか“失業者”としない労働省の方針がへんなだけなんだけどね。
あぁ、そうだ。労働省って今は厚生省と一緒になっているんだっけ。
仕事をしない省庁は1+1は0.5にしかならない って、ちょっと言いすぎだね(^_^;


個人情報に世間が敏感になっているから、調査を受け取る方も、調査票を回収する方もいい感じはしない。
調査票が配布された時に、世帯主名は家族構成を聞かれて、同じことを調査票に書くのよね。
だったら、調査員がその場で調査票に書き込めばいいじゃない。
「封筒にシールしてあれば中身を確認しないので、是非シールしてくれ」って言われたけど、これって調査員も面倒なことに関わりたくないから、極力中は見たくないと言っているのよね。
でも、調査票に書くことで聞かれなかった事って、家の床面積と勤務先ぐらいじゃない?(笑)
多分、この調査員って同じマンションの人だから、きっと私の家の床面積は知っているわ。
その人が知らなくても管理組合に聞けば判るし(笑)
調査を受ける側も、行政の代理で調査票を受渡しする側もいい事がないシステム(やり方)って間違っていると思うのよね。
もう、60年も経った手垢の付いたシステムは改めるべきだと思うわ。


それにしても、650億円もあれば他に有効な使い道があると思うよ。
650億円といえば、日本のアフリカへの年間ODA額にも匹敵するのよね。。。

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