Home > 01.時事寸評 > 引退間際の穏やか

引退間際の穏やか

夕べはトロイの感想を書くつもりでいて、眠くなった処まで覚えているのに、その後また大上段に構えたエントリを書いてしまったらしい(^_^;
さっき見てびっくりしたよ。。。(笑)

ブログペットのQooQooは、見ず知らずの他人のエントリを読んで、自分のエントリを書く事を覚えたらしい。
日々進化なのね(笑)
私も、酔っ払ってばかりいないで、少しは進化しないとね(^_^;


今日は、純ちゃんが第3次の内閣を発足したらしい。
で、今日は感想を少し。

純ちゃんの組閣と言えばサプライズが話題になるけど、今回は目玉となるようなサプライズは無かったのね。
ハロウィンなのに、お化けは出なかったってことなのね(笑)
なんだか、党内のパワーバランスに配慮した、オーソドックスな人事だったみたいだものね。

官房長官に晋三君。
晋三君はポスト小泉と言われていたけど、幹事長経験はあるけど大臣経験は無くて、なんとなく弱い感じがしていたのだけど、総理の女房役と言う要職で箔を付けさせたかったのかな。
今日の純ちゃんの記者会見を見ると、ポスト小泉を意識した人事のような事を言っていたから、そういう意図もあるのだろうね。
でも、なんとなく晋三君の将来を意識してというより、国民の受け入れやすさを意識した人事だと思うのだけどね。

太郎君は外務大臣。
晋三君の官房長官と合わせて考えると、対中国には厳しいタカ派内閣なのね。
中国よりアメリカ重視。
そして、靖国問題は従来の純ちゃんの論のままで曲げないという意志が感じられる。

今回、民間人は入閣しなかったけど、参議院枠と別で入閣している平ちゃんは民間人枠と言っていいんじゃないかなぁ。
平ちゃんは今は一応参議院だけど、参議院枠からの推薦でもないし、第一当選1回だしねぇ。
それにしても、彼はそんなに実務家とは思わないけど、前の金融担当大臣といい、今回の郵政民営化担当大臣といい、法律が決まったあとの実務の部分を担当する大臣として買われているのね。
それにしてもいつもシンドイ役回りでお気の毒。
まぁ、「末は博士か大臣か」の両方になっているのだから、そのシンドさも親孝行か?

確か平ちゃんってIT関係には、今までの閣僚に比べるとかなり理解がある。
総務省の大臣になったら、IT選挙やその他のお役所仕事面でのIT化が進むのかなぁ。
まぁ、任期1年じゃ、多くを望むのはムリか(苦笑)

サプライズといえば、邦子ちゃん?
当選1回の彼女もほぼ民間人と言っていい。
でも、なんだかどうでもいいポストね。
議員になる前は外務大臣の声もあったのに、議員になっちゃった事で返って外務大臣にはなりにくくなったって感じだわ。
この人、かなり自己顕示欲が強いみたいだから、この人事には内心悔しい思いをしていたりしてね。
っていうか、あの認証式後の記念撮影のドレス姿、センス悪~。
もう少し、シックな方が似合うと思うんだけどな。。。

康夫君の入閣なしは本人も自覚していただろうと思う。
前に官房長官を辞めた時や、それ以降も度々純ちゃんと衝突している。
純ちゃんがイエスマンでもなく、人気取りに使えるわけでもない人をそう重用するとは思えないものね。
年齢が気になるけど、康夫君ったらポスト小泉としては晋三君の次に人気があるのよね。。。
そういう意味では、入閣しなくてもポスト小泉であることには変わりないか。


平ちゃん、順子ちゃん、邦子ちゃんが議員になってしまって民間人起用のサプライズが不可能になって、マスコミ的には面白みのない人事だったかな。
でも、今まで“待っていた”ような人達が大臣になれて、彼ら的にはある種の“サプライズ”人事だったんじゃないかな。
あまり純ちゃんぽくは無いけど、“抵抗勢力”を廃した選挙で大勝して党内に“敵”は居なくなったのだから、党内のパワーバランスに配慮するのは当たり前と言えば当たり前なのかな。
引退間際の穏やかさって感じで、なんかイヤだな。

Comments:4

べるうし 2005年11月 1日 12:36

確かにタカ派ですなぁ。
見た目はあべちゃんはやわらかそうやけどね。
じつは、ふくだちゃんがハト派らしい。。
法務大臣さんに姓が似ている26歳(だったけ)のカレを入閣させれば、
サプライズやったけど。(正直一瞬驚きかけた)(^^;

ゆりかりん 2005年11月 1日 13:51

覇気の感じられないメンバーではあるよね。
・・・って、破棄を感じさせてくれるような人材がいないんだから仕方ないか。。。

せめて、食料品や消耗品には消費税アップしないで欲しいもんだなぁ・・・。

まる 2005年11月 1日 14:29

COOさんのことだから、法務大臣への就任要請を受けながら、就任会見で
法務大臣の職務の一つである「死刑執行書へのサイン」をしないと表明した
杉浦さんについて何かコメントあると思ったんだけど(笑)
「個人的な心情を吐露したもの」とかで1時間で撤回したみたいだけど、そん
な心情(信念?)を持っているのならば法務大臣を受けなければ良いのに
と思うのは、私だけじゃないと思います。

日本国民で死刑制度に反対している割合ってどの位なんでしょう?
まぁ~、何かにつけ自己責任と言われる昨今、故意に人を殺める等してしま
った人はやっぱりそれ相応の処分があると言う制度は当然、残すべきだと
私は思いますよ。

福田さんは、小泉さんの後(この1年の成果が無きに等しく)、自民党が大敗し
た場合に、小泉さんの垢があまり付いてない福田さんは有力候補でしょうねぇ、
きっと。

COO 2005年11月 2日 02:02

>べるうしさん
 純ちゃんもタカ派で、太郎君や晋三君とタカ派で固めちゃったからねぇ。。。
 純ちゃんも、もう少し対外的な配慮が出来るといいのだけど、
 外交的には、アメリカ以外には配慮できないよね(苦笑)

 康夫君は、若干親中だから、そう見えるよね。。。<ハト派

 太蔵君かぁ。。。(笑)
 そうしたら、武部君が始終くっついて回らないとね(笑)


>ゆりかりんさん
 先にの選挙で、自民党はイエスマンばかりになったからね。。。
 晋三君は、少し純ちゃんに呆れているところもあったみたいだけど、
 取り込まれちゃったかな。。。?


>まるさん
 実はその話、今日になるまで知らなかったのよね(^_^;
 しかし、法を守る気がないなら、法の番人の長になるべきではないよね(苦笑)

 死刑制度には反対している人もまだまだ多いみたいです。
 公言しなくても、サインしなかった法相も何人もいるしね。。。
 嘗て、死刑制度に反対していたある弁護士も、
 自分が犯罪被害者になって初めて死刑の必要性を感じたと言う例もあるくらいだから、
 真剣に自分の事として考えている人は少ないのじゃないでしょうか。

 次回選挙は純ちゃんが引退した後暫くしてからになるのでしょうから、
 次の自民党総裁はババを引くことになるのでしょうね。
 その次となると、康夫君は年齢的に難しいかも。。。
 時期が早ければ、チャンスはあると思いますが。。。

 

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/689
Listed below are links to weblogs that reference
引退間際の穏やか from 空のつぶやき

Home > 01.時事寸評 > 引退間際の穏やか

Search
Calendar
« 2005 10 »
S M T W T F S
            1
2 3** 4 5 6 7 8
9 10* 11 12* 13 14 15
16 17** 18 19 20 21 22
23 24* 25 26* 27 28 29
30 31*          
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top