- 2005年10月12日
- 01.時事寸評
今朝の日経新聞の社説に、「村上ファンドは投資者の明細を明示する義務がある」とあった。
どうなのだろう？
日経新聞の社説ではあたかも村上ファンドは“投資信託”ではないように書かれていたが、村上ファンドは法律上認められた私募投信なんじゃないの？
詳しく法的用件を備えているかチェックはしていないけどね。
で、少数の応募者による私募投信（投資者50人以内）であれば、金融庁に届け出る義務がある。
変動があれば都度報告されているはず。
でも、投資金額が大きいからといって、それをあたかも株式会社の経営指標を公表するような開示義務は無いはずだし、仮に野次馬的に気になるとしても、それは“個人情報”云々に抵触するのでは？
マスコミって、本来、開示義務のある株式公開企業にたいしては開示義務へのチェックは甘いのに、本来守られるべきの個人情報の公開には積極的なのね。
なんか、本質を間違ってない？
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Comments:2
- ヨシムラさん 2005年10月13日 05:31
日本には私募投信は少なくて、まだ認知度も低いですからねぇ。この単語だけ聞いて、それがある組織のコトを指すと分かるヒトだけでもそーとー少数なのだと思います。が、日経が書いたらマズイでしょーね、そりゃ。
最近は日経もかなりオカシイ。先日のソニーの金融部門売却記事も、結局誤報だったし。新聞だから特ダネ載せたいのはワカラナイでもないが、誤報は（その社会的な性格上）やっぱそーとーマズイ。ましてや記事ねつ造なんつーのは論外。
- COO 2005年10月14日 00:42
認知度が低いのは仕方ないとして、
日経新聞の書き方はどうなの？って感じよね(苦笑)日経新聞は経済関係に強みがあるとは言え、
最近は、すっかり一般紙化しているものね。
以前程、“経済”に詳しい記者が少なくなったのかもしれないね。
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