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モチベーションと評価

仕事をしてい思うこと。。。
この日記にはあまり仕事の事は書きたくないので、此処から先に書くことはかなりぼやかした表現になってしまうなぁ。。。


仕事のモチベーションって何なんだろう?
これは所謂職人さん仕事ではなく、組織でする仕事に限る話なのだけどね。。。

若い内なら、他人(周りの同僚)に感謝されたり、上司に評価される事がモチベーションになるだろう。
でも、30代も後半を過ぎたり、役職があったりするようなある時期を過ぎた頃からは、それだけがモチベーションだと、モチベーションを維持できなくなる。
周りの期待が高くなると、“出来て当たり前”で生半可な事では表立った評価はされなくなるからね。
そりゃ、ある意味“猫の手”的な存在であれば、作業をこなす事で「君が居てくれて助かったよ」というような言葉を貰うことは可能だろうが、任されている職務がある立場ではそういう“(手が足りて)感謝”的な“評価”は無いのが普通。
そういう意味では、表立った評価がされる内は、組織の中で“お子様”扱いされていると言っていいのかもしれない。

此処1ヶ月ほど職場の雰囲気が悪い。
上司に当たる人の組織内での立場が微妙で、顧客とも、会社内とも関係が悪くなってしまって、最後は出社拒否の様な形で彼は職場を去った。
彼にとっての仕事のモチベーションって何だったのだろう?

職場を去るまでの彼の仕事振りは決して褒められるものでは無かった。
決して要領がいい訳でもなく、業務上の知識が豊富と言う訳でもなく、職務遂行上のスキルがあるともいえない状況だった。
担当しているプロジェクトのターゲットとなる業界の知識は、プロジェクトの他のメンバーの方が高い。
彼は私にもよく「業務では。。。」と業務知識を披露していたけど、それは私の経歴ならば仕事を始めた3、4年目には知っていて当たり前の事だった。
で、私は20年選手、プロジェクトのメンバーには私より先輩が半数を超える。

表面的には、部下と喧嘩して投げ出した格好で辞めた上司君だけど、部下から認められなかったから辞めたわけではないだろう。
否、そうではないと思いたい。
だから、いつか機会があったら、彼のモチベーションがなくなってしまった原因を聞いてみたいな。


ところで、仕事での“人”の存在価値って何?

人って、何時居なくなるか判らない。
人事異動や退職なんかのように居なくなるまでに猶予がある場合は引継ぎも出来る。
でも、交通事故で明日の通勤の途中に死んでしまうかもしれない。
だから、その人が居なくなったら、翌日から仕事が滞って周りが困るなんてシチュエーションを作るのは、その人って仕事が出来ない人だということだと思う。
“居なくなった困る”のは存在価値ではなく、居なくても仕事が回るようにするのがそれなりの立場のある人の責任で、職務上の存在価値。

職場での“お子様”以外の人の存在価値は“未知の事に対する対応や判断の正確さ”でしょう?
未知のものに対する判断をより正確に行うために、知識を得るのが責任を負うための努力でしょ。
組織で流通すべき情報を多く持っている(流通を制限している)とか、“私が居なければ仕事を回らない”と言った状況を作るのは、責任者としては“仕事が出来ない”と評価されても仕方がない。
ある意味、離職後の引継ぎ期間の長さ(短さ)がその人の仕事の“出来”や“評価”だったりすのでは?

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