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ちょっと目から鱗だった、ボイコット

こういうボイコットもあるのね。。。

埼玉の世界一砲丸作り職人 「北京五輪提供しない」


アトランタ・シドニー・アテネの3大会連続で男子砲丸投げのメダリストが使用したと砲丸を作った砲丸作り職人が北京五輪への砲丸の提供を断ったらしい。
砲丸投げの砲丸の違いを解らない私には理解し難いのだけど、この職人さんは、砲丸作りでは世界一ともいわれる職人なのだとか。
中国とは微妙な関係にある日本では、“国”レベルではボイコットは難しい。
でも、こういう“個人”レベルでも大きなインパクトのあるボイコットがあるのね。。。と感心する。


個人的には“国”を背負うある種の団体競技的大会は純粋に“スポーツの祭典”だとは思えない。
“国”表に出る以上は、大会への参加は国のおかれている政治情勢や政治的な国際バランスに影響されるものだと思う。
そういう意味で、モスクワやロサンジェルスオリンピックにあったボイコットも理解している。

今回の北京オリンピックは、そもそも中国が“平和の祭典”(オリンピック)を開催する資格がある国なのか?という観点で疑問が大きかった。
北京がオリンピック開催地へ選ばれた頃でもまだ政府によるチベットへの弾圧が続いていたからね。
それでも、「オリンピックが近づけば多少は改善されるかも♪」と期待した人は多かったに違いない。
少なくとも“平和の祭典”を主催するなら、国内的にもそれなりに格好は付けるハズだと思われたから。
その“期待”は見事に裏切られて、今回のこの結果。
これがオリンピックが行われる同じ年に起きたのだから、中国政府はオリンピックの開催を辞退してもしかるべき。
まぁ、こんな直前になって“辞退”されても、後継開催国がないので安易な“辞退”はままならないだろうけどね(苦笑)
それでも、参加予定国がボイコットをするのはありえると思う。
それも、“中国”という世界の“爆弾”のような国家が相手だとままならないと言うのが各国のスタンスなのかな。
主要先進国の中で1番踏み込んだと言えるフランスでさえ、「開会式のボイコット」に留まっている。

そんな状況であれば、こういう“個人”やスポンサーのボイコットが唯一のボイコット手段なのだろうね。

やっぱりこの国にオリンピックをやる資格はありませんよ。(砲丸を使用する)選手には申し訳ないと思いますが、職人の心意気がありますから、何でも送って有名になればいいというものではないんです。真心かけた大事なものですから

この辻谷工業社長の辻谷政久さんの“天晴れな心意気”に大きな拍手だわ。

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