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強風の中のハイキングとお雛様の内緒話

次は市役所を目指す。
市役所のロビーには人形の吉徳のコレクションが飾られている。
だけど。。。市役所は遠い。。。って言うか、少し高い丘(というか山)の上にある。
市役所へ向かう坂道にはところどころベンチが設えてあるのはお年寄り向け?
でもさぁ。。。ベンチを作るより、もっと平坦なところに市役所を作った方がいいんじゃないの?
バブル崩壊後に雇用対策・景気対策で建てられたと思われる大きな市役所を作るにはこの場所しかなかったのかもしれないけど、これからは高齢化も進む事を考えると市役所に用事のある人誰もが気軽に行ける場所ではない感じよ。
今は日に数本のバスもあるようだけど、少子化がこのまま進んで人口が減少するとバスもそう多くの運行は望めそうにないものね。。。
おまけに丘の上だけに風が強い。
太平洋からの強風をまともに受けるものね。
内海なら多少は風も柔らかいだろうけど、外海の風はそうとうキツイよ。
今日はとんびも風に飛ばされていた。

市役所でお雛様を観た後は官軍塚を目指す。
実はそろそろお腹がすいてきた。
市役所の前にお料理屋さんの看板があって、「官軍塚の近く」と書いてあったから。
官軍塚とは、戊辰戦争に参戦した熊本藩の藩士たちが函館に向かう途中に勝浦沖で遭難したことから、その藩士やその後の海難遭難者の慰霊の為に建てられた塚で、今は展望台がある。
展望台には河津桜が咲いている。
風が強くて写真は上手く撮れなかったけど。。。(^^ゞ

官軍塚の河津桜
官軍塚の河津桜

しかし。。。肝心のお料理屋さんが見当たらない。
看板はあるのだけど、お店が判らない。。。(^_^;
仕方ないので勝浦漁港に下りることにした。
途中に勝浦灯台と八幡岬があるので寄ってみよう(^^)

歩きながら見える景色は勝浦の波の荒さが伺えるように、山が海岸線ギリギリまで迫っている。
山と海の間の僅かな平地に家が密集していて港がある。

矢の浦

勝浦灯台から八幡岬方向を観ると荒々しい波が岬を削っているのが見える。

石ヶ浦

八幡岬

八幡岬にはお万の方(紀伊徳川家、水戸徳川家の祖を産んだ人)の碑があるらしい。
碑そのものより、彼女が勝浦城から白布で岬を降りたという場所を見てみたいと思う。
って、ここから観るだけでもそれは“伝説”に過ぎないと判るけど。。。(^_^;

勝浦灯台

八幡岬は更に風が強い。風に曝される地形だもの仕方ない。
展望台からはさっき行った勝浦灯台が見える。
反対側には鵜原の海中公園の独特な形の建物も見える。
見晴らしよく絶景には違いないけど、この風、どうにかならないかしら?(>_<)

勝浦漁港に降りて次はひな祭りのメイン会場の市民ホール。
いやその前に腹ごしらえしたいのだけど、適当な場所がない。。。
勝浦って外食する人が少ないのかしら?
これなら、お握りを持ってきて朝市のサザエのつぼ焼きをおかずにした方が良かった。。。と言っても後の祭り(苦笑)

メイン会場の目玉は「日本最大の享保雛」。
雛人形が庶民の家庭に普及し始めたのが享保年間だったらしい。
享保雛というのは、それまでの公家や上級武士の家庭にあったような高級なお雛様ではなく、普及版というか質素なお雛様。
この「日本最大の享保雛」は、そんな享保時代のお雛様を再現したものらしい。
実は本当に享保時代から現存しているお雛様だと思っていたのでちょっとがっかり。

日本最大の享保雛


しかし。。。
これだけ集まると、お雛様のお顔に知人の顔が重なって見えてくる。
というか、「知人に似た顔のお雛様がある」って感じかな。

お雛様1
お雛様2
お雛様3

官女たちの私語も聞こえてきそう(笑)

ねぇねぇ~、一番美男のお内裏様って誰だと思う?
お雛様5

ん?なぁに?そんな催しがあるの?
お雛様6

な~んか、座っているのも飽きてきたな。。。俺が美男No1に選ばれる訳ないし、サボっちゃおうかな~
お雛様7

おい、仕事中だぞ!
お雛様8

な~んてね(笑)
そんな中、今回のMr.&Msお雛様はこの2人に決定!(笑)

Mr.お内裏様
Ms.お雛様






今日の総歩数22000歩。
内、万歩計の“しっかり歩き”10156歩。
総歩行距離は13.5キロ。
脹脛に筋肉痛少々。。。(^_^;







今日の昼食はサザエのかき揚げ丼。

Ms.お雛様

実は鮑だと思い込んでサザエのかき揚げを頼んでしまった(^_^;
値段の割りにサザエの量も多く、ほぼ満足。


でもね。。
このお店では「いらっしゃいませ」も「ありがとうございます」も言われなかったし、注文すら聞かれなかった。
私だけでなく、後から来たお客さんもそうだったから、このお店のコンセプトなのだろう。
観光協会のお勧めという事で入ったお店だったけど、ちっと失敗。。。と思っちゃった。
って言うか、地元でお客さんの入らないお店だから観光協会がてこ入れしているの?とさえ思った。
こういうお店は東京からの観光客には受け入れられないかもね。

でも、このお店だけじゃなかった。
駅前にあった「ホテル三日月」の“本館”を名乗る飲食店でもそうだったし、ファーストフードのお店でも「いらっしゃいませ」も「ありがとうございます」も無かった。
ファーストフード店では注文を取るまでに散々待たされた挙句、「注文があるなら言って」というような顔つきだけで対応された。
普通は「お待たせして申し訳ありません」なんじゃないの?
お金を払って商品を受け取ったときも「すみませ~ん」だって。
「すみません」って、「待たせてすみません」なのか?それとも「不味いものを食べさせ(私の場合は飲み物だけだったから、“飲ませて”?)てすみません」なのか?
普通は「ありがとうございました」というべきだと思うのだけどね。。。

飲食店は観光客にとってはある意味町の顔。
そんな飲食店がこんな調子だと、観光客のリピーターは望めないと思うよ。

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