- 2009年5月 4日
- 01.時事寸評
2日続けて外出したのが祟ったのか、今日は気力が湧かず。。。(^_^;
本当はクローゼットの掃除(整理)をしたかったのに、なんだかずっとテレビの前に居た。
見るともなしに見ていたテレビのニュースで、成田空港に帰国した女性が新型インフルエンザに感染している疑いがあるとのニュース。
成田到着の40代日本人女性が「A型」陽性 5月4日19時2分配信 産経新聞新型インフルエンザ問題で、厚生労働省は4日、午後3時45分に米ロサンゼルスから成田空港に到着した旅客便に乗っていた40代の女性が、インフルエンザの簡易検査でA型に陽性反応が出たと発表した。
新型インフルエンザに感染している可能性もあるため、女性は感染症指定医療機関に搬送され、遺伝子診断「PCR」を実施している。
厚労省によると、航空便はアメリカン航空169便と日本航空5015便の共同運航便。女性はラスベガスに滞在していたというが、期間は調査中。熱はないが、のどの痛みやせきの症状があるという。
女性の近くに座っていた乗客や乗員計39人のうち、30人は空港内の宿泊施設に待機している。
最終更新:5月4日19時39分
人間に免疫のない感染症への感染の疑いがあるから“とりあえず隔離”するのは当然だとしても、患者さんをあたかも“犯罪者”のように黒い布で顔を隠しながら誘導する姿に違和感を感じる。
新型インフルエンザへの感染ではなかった場合の、今後の日常生活を考えての措置だとは思うけど、感染の有無を確認した後の彼女の日常生活を考えるならばその姿を映す事そのものがNGでしょう。
「感染者が居た」という事実だけを坦々と報道すればよいのでは?
顔を隠しただけのテレビ映像は、ご近所さんも含めて近しい人ならば彼女を特定できそうな感じだもの。
運悪く病気に感染しただけで、犯罪者ではないのに、この扱いは気の毒。
嘗てのHIVの様に、(感染していたとしたら)完治した後でも患者さんがご近所を歩けなくなってしまうかもしれないと思うの私だけ?
少なくとも、厚生労働省とマスコミは、彼女の“今後の生活”は、目の前の新しい感染症の前には意味を持たないように見える。
なんだか、見ていてイヤな気分になったテレビニュースだったな。。。
成田での検疫の様子を見ると、数年前のSARSを思い出す。
SATSも、高熱が出るのが特徴だとかで、体温測定があったものね。
あの時は、中国では大流行したけど、日本と韓国ではそれほど伝染らなかった。
納豆やキムチの乳酸菌が効くのでは?と言われていたっけ。
その後、仕事で中国に行く事があって、その往復の度に体温チェックと問診があったっけ。。。
私は1度も罹ったことはなかったし、チェックでひかっかった事もなかったけど。。。
まだまだ花粉症が治まった訳ではない日本では新しい感染症は伝染りにくいと思っていた。
日本人の4人に1人は、花粉症対策でマスクを着用しているらしいから。
でも、花粉症用のマスクではウィルスを防ぐ事はできないんだってね。
だったら、日本人にも大流行するのかな?
- Newer: 関心の薄い人が“知っている名前を”答えたのか?
- Older: 初夏のお散歩
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2051
- Listed below are links to weblogs that reference
- 感染患者は何を犯したの? from 空のつぶやき