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要するに、本質は変わらない

この1点を見ると、オバマに替わってもアメリカは変わっていないと言えそうだ。


収容者の虐待写真公表、一転取りやめ オバマ米政権
5月14日8時21分配信 産経新聞

 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領は13日、ブッシュ前政権時代にイラクやアフガニスタンのテロ容疑者収容施設で行われた米兵による収容者虐待を調査した写真の公表を取りやめた。大統領は記者団に対し、その理由について「(公表が)反米感情を刺激し、米兵士を危険にさらすことになる」と説明した。
 大統領は収容者虐待に対しては「容認できないことだ」と述べ、禁止を米軍に徹底していると強調した。
 前政権が行ったテロ容疑者への「水責め」による尋問を「拷問」と批判し、政権の透明性拡大を目指していたオバマ大統領だが、イラクやアフガンの米軍司令官などから公表を懸念する声が出たことに配慮した。
 2004年に、米軍管理下にあったイラクのアブグレイブ刑務所でイラク人収容者を裸にしたり、首に革ひもを巻きつけたりした虐待写真が流出し、中東諸国を中心に反米感情が高まったことがある。
 これまでオバマ大統領がキューバ・グアンタナモ米軍基地内のテロ容疑者収容所閉鎖や拷問禁止を決めることを支持してきた人権団体は今回の決定に強く反発している。ニューヨークに本拠を置く人権団体・米国自由人権協会(ACLU)は「米国民に対する約束を裏切るものだ」と批判した。
 イラクやアフガンの収容施設で米兵が行った虐待の写真公表は、ACLUが情報公開訴訟のなかで求めてきた。連邦高裁は国に公開を命じ、オバマ政権は5月末までに写真を公表することを決めていた。
最終更新:5月14日8時21分


アメリカは、日本の原爆の写真を国内では公開したがらない。
理由は“悲惨すぎるから”。
どんなに“悲惨”であっても、それはアメリカがした事。

アメリカは、国家や国家権力が行った他国への“悲惨な仕打ち”を国民に公開することを嫌がる。
アメリカがどれほど非道な国であるかを国民に知らしめる事を嫌う。
今回のオバマ大統領の判断も同じ基準の判断のようだ。

“チェンジ”と言い続けた大統領であっても、この有様。
結局、アメリカの本質は何も変わらないように思う。

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