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“個”から“集”へ

2009年5月31日
06.日常雑記

朝は天気が良くて、「天気予報、外れたね」と思っていたら、夕方、夕立になった。
かなり大粒の雨粒がベランダの欄干を鐘のように鳴らしたので、思わずベランダに出た。
周りのマンションの人たちも、ベランダから外を見ている人が多い。
近くの学校の運動会の表彰式の音楽がなり終わって30分ぐらいしてからだったから、運動会の生徒さん、親御さんたちはは濡れずに帰れたかな？

社内運動会が流行っている？
フジテレビの「サキヨミ」で特集が組まれていた。
会社が運動会をする理由、目的の1番は社内のコミュニケーションの活性化らしい。
そういえば、私の同僚チャンは、今の職場にもう2年半になるけど、未だに隣に座っている男性の顔と名前が一致しないらしい。
一致しないと言っても、隣に座っている人の顔が判らないと言う訳ではなくて、同時期に一緒に仕事を始めた人（今は別の現場に移っている）人と名前を混同しているらしい。
もう1人の人が職場を移動して、もう半年も経つのに。。。

元号が平成に変わる頃から、“社内の人と仕事以外で付き合うのは面倒”と言う人が増えた。
仕事とプライベートは別だと言うのが彼らの言い分だった。
そういう人が職場の大半を占めた時、いつの間にか社内運動会や社員旅行といった社内レクレーションが無くなった。
そのうちEメールが導入されて、コミュニケーションの手段も替わっていった。

それがどうなのだろう？
成果主義が導入されて社内の雰囲気が殺伐としてきたという話をよく聞くけど、本当に成果主義が原因なのか？
私には、極度に“個”を重要視した結果に過ぎないと思えるのだけどな。
そして、極端な“個”に疲れを感じて、“集”に安らぎを求めるようになったように思える。