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もう1つのルーブル美術館展

連休に行くつもりだったのにいけなかった新国立美術館の「ルーブル美術館展
新国立美術館に行くには六本木と乃木坂のどちらが近い?なんて思いながら、なんとなく六本木の駅に向かった。

しかし。。。
昔から六本木は垢抜けない街だと思っていたけど、今も垢抜けない街だね。
街に民家が多く通りを1歩入ると民家がある事が垢抜けないのではなく、昼間でも夜の雰囲気をまとっていて清潔さを感じさせない街、六本木は私が学生だった頃から30年近く経った今でも場末の飲み屋街のイメージの街。
多分、日本有数の繁華街と感じている人が多いのだろうに、どうしてこの街は“垢抜けた”感を出せないのだろうか。。。?

そんな事を考えながら街を歩くと、新国立美術館が見えた。
此処が出来た時にはかなり話題になっていたのに、私は今日が始めて。

新国立美術館から眺める六本木ヒルズ

美術館の向かいにある“政策研究大学”の背景に六本木ヒルズが見える。

新国立美術館外観

黒川紀章が設計した建物は、形が奇妙だ。
彼特有というのだろうか。
そして此処も美術館と言うには奇妙な形、というか見慣れない形をしている。

新国立美術館内部

外観だけではなく、中も。。。
でも、私のカメラでは充分に“奇妙さ”を写すことはできなかったわ(苦笑)


同じ時期に2つの“ルーブル美術館展”が見られるなんて、幸せよね。
こちらのテーマは、「美の宮殿の子どもたち」。

此処では、「少女のミイラ」を見た。
私は、大英博物館ではミイラをみたけど、ルーブルでは見ていない。
という事は、この少女とは初対面って事ね。
そして、今日の見所は、「悲しみにくれる精霊」と「マリー=テレーズの幼き日の肖像(ディエゴ・ベラスケスと工房)」、そして「夫婦と子どもの像」。
マリー=テレーズは先週見たマルガリータの異母姉で、フランス国王のルイ14世の妻となっている。
「夫婦と子どもの像」では、ツタンカーメンとアンケセナーメンの像と同じように女性が男性の肩を抱いている。
この時代は女性が男性の肩を抱いたのかな?
そして、子供の“小ささ”が異様。
他には、“天使”。
古代ギリシャの愛の神エロス(古代ローマのアモール)が小さな子供を“無垢なもの”として描かれている。
可愛らしいものと、ちょっと大人びたものがあったけど、宗教画に“天使”が多い意味が解って楽しい。


家を出たのが遅かったので、今日はそろそろ美術館の閉館時間。
六本木側の入り口とは別の出入口から出てみた。

新国立美術館から地下鉄乃木坂駅へ向かう通路

。。。
これって、地下鉄と直結しているって事だよね。。。
事前にネットの「行き方案内」で調べたら此処ではない出入り口と地下鉄も別の改札から出るようにあったから六本木から向かったのに、乃木坂の方が断然近いジャン。
乃木坂から日比谷に出てお堀端を通って東京駅に向う途中、夕日が見えた。

皇居のお堀

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