Home > 01.時事寸評 > 騒ぎすぎ。。。

騒ぎすぎ。。。

なんでそんなに騒ぐのかなぁ。。。


<新型インフル>首都圏で確認…深夜、問い合わせ殺到
5月20日23時57分配信 毎日新聞

 首都圏で初めて新型インフルエンザ感染が確認された。一緒に米国でのイベントに自費参加した私立洗足学園高校(川崎市)2年の女子生徒(いずれも16歳)2人だった。「子供たちが得るものは何物にも代え難いと思った」。20日深夜、マスク姿の報道陣に対し校長は、渡米を中止しなかった理由を苦渋の表情で説明。2人が住む東京都八王子市と川崎市の担当者は、対応に追われた。
 午後10時45分ごろから校内で会見した前田隆芳校長は当初、「はっきり連絡がない」と困惑した様子だったが、女子生徒の日程を説明した後、いったん退席。数分後に戻ると、やや大きな声で、「八王子(の女子生徒)については親から、川崎市(の女子生徒)は市から連絡がありました。2年生2人です」とやや紅潮した表情で説明した。
 前田校長によると、生徒は各国の高校生が集まる「模擬国連」というイベントに参加するため、同行の女性教諭1人と2年生2人、3年生4人の計7人で11日、ニューヨークに向かった。14~16日の本番を終え、19日午後、成田空港に到着した。検疫では、発症した女子生徒2人がサーモグラフィーで熱っぽかったため、簡易検査を受けたが、いずれも陰性だったという。
 神奈川県の学事振興課などとの協議で、発症しなくても出発前から自宅待機を決めていた。帰国後、感染の可能性もあるため、20日から28日までを自宅待機としていた。教諭を含む7人が他の生徒と接触している可能性はないが、21日に登校させるかは、同日朝までに結論を出す。
 前田校長は「行かせないという判断もあったが、弱毒性ということも総合的に考えて、子供たちが得るものは何物にも代え難いという思いがあった。ただ、行ったことに関しては学校の責任だと思っている」と話した。
 一方、八王子市役所には、テレビでニュースが流れた午後9時過ぎから問い合わせが殺到した。「学校は休校になるのか」「病気を抱えているが大丈夫か」といった電話が相次ぎ、職員が対応に追われた。
 その後、21日午前0時から幹部級の緊急会議を開き、黒須隆一市長が「冷静に対応することが大事だ。市民に安心を与えられるよう行動しよう」と呼びかけた。
 一方、川崎市では、阿部孝夫市長が会見し「今の段階では接触は限定的。市民は冷静な判断でパニックにならないようにしてほしい」と話した。【川端智子、笈田直樹、池田知広、山本将克】
最終更新:5月21日1時31分


GW明けに成田空港で初めて見つかった感染者は発熱の度合いが低かった。
ニュースで見る限り、37度前後で、とても“高熱”とは言えない。
また、インフルエンザには潜伏期間があるから、成田や関空などの国際空港での検疫時には発症していなくても感染しているケースが多い。
神戸で感染した高校生の感染源が特定できていない現状では、GWに始まった空港検疫以前に感染者が国内に入ってきたとも考えられる。
そんな“水際検疫”がどの程度効果があるのだろうか?と思っていたら、やはり効果には限界があったようだ。


> 行かせないという判断もあったが、弱毒性ということも総合的に考えて、子供たちが得るものは何物にも代え難いという思いがあった。
感染症の病気に罹る危険があったとしても、“死”を意識しなければならない程の病気ではないのであれば、一生に一度、出来るか出来ないかの経験を“何物にも代え難い”という判断は正しいと思う。
インフルエンザではなく、風邪に罹っているからといって、そういう経験を辞退する生徒・親は居ないだろう。
では、インフルエンザに罹る危険があるとしたら?と思う。
多分、これまでに知られているインフルエンザであるならば親御さんも“是非”と言って参加させたであろう。
免疫が無い新型インフルエンザでは?
という問いには、“弱毒性”というキーワードがあって参加させたのであろう。
親御さんの反対を押し切って学校が参加させたというのであれば学校が避難される理由にもなるだろうけど、親御さんも納得されての参加であれば、結果的に子供が感染しても誰も責められるべきモノではないと思う。
彼女たちが感染症に特別に配慮しなければならない体調・体質であったならば、親御さんも当然参加させなかっただろう。
本人、親御さんが納得しての参加であれば、参加の是非について他人が口を挟む事ではない。

翻って、かの地で感染して帰国したとして、成田の検疫では検知されなかったのであれば、これも仕方ない。
発症後はもとより、帰国後の交通手段以外で家族以外のダレとも接触してないのであれば、これに勝る対処はなかったのでは?
学校や学生に落ち度を感じられないのに、“(新型インフルエンザに)感染して申し訳なかった”と涙目で校長が謝罪する事に違和感を感じる。

自身に感染リスクの無い事、感染可能性のあった後に感染リスクの大きい人に接触しない事、この2つがケアできれば、感染そのものは“悪”ではないと思うのだけど、違うのかなぁ。。。?


寧ろ、騒ぎすぎによる“風評的被害”の方が、ずっと怖いよ。。。
先に感染した神戸の高校生や今回発覚した八王子や川崎の高校生や彼らが通う高校には、なんの落ち度もないのだから批判にさらされない事だけを願う。

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2069
Listed below are links to weblogs that reference
騒ぎすぎ。。。 from 空のつぶやき

Home > 01.時事寸評 > 騒ぎすぎ。。。

Search
Calendar
« 2009 5 »
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14* 15* 16*
17 18 19 20 21 22 23
24 25* 26 27 28 29 30
31            
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top