- 2009年5月16日
- 03.旅行記
今日は、川崎の「日本民家園」と向ヶ丘遊園跡地にある「バラ園」に行った。
高校生の頃、向ヶ丘遊園に来た事があった。
その時既にこの日本民家園はあったけど、あるという事を知ったのは後のことで、此処へは初めてだ。
民家園の入り口を入ると大きな家があって、次に“宿場”と書かれた区域。
この区域には馬屋のある福島の旅籠と油屋だった商家。
続いて侍の家来の待合所だった武家屋敷の門と、伊那の薬屋。
大きな田んぼを持っていたこの薬屋さんは大きな家。
馬が米俵を担いだ馬が家の玄関を通って奥の蔵に入れる造りになっている。
大きさより何より私の興味を惹いたのは、屋根。
板葺きでその板を石で押さえている。
次は信越の村。
入り口には水車小屋。
中を覗くと、お米の粉の匂いがした。
多分、今でも時々お米をついて粉にしているのだろうね。
山下家住宅は合掌造り。
説明を読んだら、同じように見える合掌造りでも、越中五箇山でも集落によって造りが違うらしい。
こちらではお蕎麦を食べられるらしいけど、今日は営業していたのかな?
気がつかなかった。
次は関東の村、神奈川の村と続く。
これらは温暖な気候の住宅で、床が網代になっていて畳ではなく筵が敷かれている。
決して裕福ではないのだろうけど、他の住宅と比較すると幾分か豊かな家のように見える。
遠くから見て不思議に見えた家。
こちらは、屋根を(千木ではなく)土の重さで押さえているのだとか。
そして、その土には草木を植えている。
こちらは、志摩半島の大王町にあった「船越の舞台」の鬼瓦。
建物は江戸時代末期のものでこの民家園にある建物としては新しく、「舞台」としても設備が整っている。
しかし、充実した設備より瓦に“若”の字があるのが目立って印象的だった。
う~~ん。。。(^_^;
「船越の舞台」へは急な階段を100段近く上る。
心臓がそれほど丈夫ではないので坂道が苦手な私は、既にかなり息が上がって目の前が暗くなってきた。。。
そして、此処からは下り。
下りだから“楽”か?と言えば、私にはそうでもない。
昇りも下りも心臓にも足にも堪える。。。
さらに、下りの方が距離が長く感じられるし。。。
途中の展望台(?)で観た景色。
これって、本当に川崎市内の景色?
関東ってず~~~っと平地だと思っていた。
渋谷や四谷の様に地名に“谷”が付く都内の土地は極端に低くなっているのは知っていたけど、ここはまるで山の中の景色。
ちょっとびっくり!
そろそろ13時半。
お腹が空いてきた。
次の目的地はバラ園なのだけど、其処までに食事を「生田緑地」公園の出口近くにあった売店&レストハウスでお蕎麦を頂いた。
「味自慢」との登りは出ていたものの、お店の雰囲気を見てちょっと躊躇。
でも、バラ園には食べる場所はないだろうからと思って、此処で腹ごしらえをすることにした。
ところが、出来上がりを見てびっくり(笑)
お蕎麦も美味しそうだし、エビも。
って、実際食べてみても、お蕎麦は期待以上の味とコシで美味しかった。
エビも大きく、揚げ具合も丁度イイ。
ちょっと得した気分(笑)
いやね。。。
此処は、耳が遠いようなお婆ちゃんが2人で切り盛りしているお店で、食券もなくお客さんはオーダーを紙に書いてお金と共にお婆ちゃんに手渡す。
文字が見えるのか?と思うけど、目は確からしい。
でも、「食券は何処で買うの?」と聞いたお客さんに「え???」と言っていたので、聞こえないか“食券”という制度をしらないかのお店だったのよ。
で、ちゃんと頼んだお料理が出てくるのかが若干心配だったけど、出てきたお蕎麦は予想に反して(失礼 (^^ )美味しいものだった。
民家園もこのレストハウスも大満足♪(^^)
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