Home > 01.時事寸評 > 民主党の支持率低下は、良識の表れ。

民主党の支持率低下は、良識の表れ。


小沢氏が首相に不快感、目合わせず...暫定税率で

12月19日6時6分配信 読売新聞

 民主党の小沢幹事長が16日の来年度予算に関する民主党の要望の中で、ガソリン税などの暫定税率維持を求めたのに対し、維持すると明言しなかった鳩山首相の対応に不快感を示していたことがわかった。
 17日には首相官邸で与党3党の予算要望が行われたが、小沢氏は一時、欠席する考えを示したという。
 首相は同党の予算要望を受けた翌日の17日朝、暫定税率について「私は『廃止』とずっと申し上げてきた。ある意味で誓いだとも思っている」と記者団に語った。小沢氏周辺によると、小沢氏はこの発言に怒り、同日午前の与党3党の予算要望について、「俺は官邸には行かない」と言い出したという。
 結局、民主党幹部が「友党が行くのにそれは失礼ですよ」となだめて出席したものの、小沢氏は要望の場で「今日は私からは発言しません。友党の皆さんの話を聞いてほしい」と語っただけで押し黙ったという。別の出席者は「小沢氏と首相が目も合わせなかったので、緊張した雰囲気になった」と語る。
 民主党幹部は小沢氏の不快感について「新規国債発行を44兆円以内にするという首相の意向を実現するために、小沢氏が政権公約(マニフェスト)変更の憎まれ役を買って出たのに、首相が理解してないと思ってるのではないか」と指摘している。
最終更新:12月19日6時6分

毎度のことながら。。。一郎クンって感情が解り易い。。。(^_^;


ガソリンの暫定税率の廃止はゆっぴぃの"大好きな"マニフェストの目玉の1つ。
去年の4月、参議院の数を頼りに暫定税率を一時的に廃止した事が、衆議院選での民主党大勝に繋がっている事は周知。
政権交代直後に、暫定税率廃止を出来ない事は民主党にとってマイナスに作用する可能性もある。
だからこそ、「暫定税率を維持することは全国民の要望」というパフォーマンスが必要だと一郎クンは考えたのだろうけど、原理主義的なゆっぴぃクンには通じなかったらしいね。
だからと言って、「ミコシは(頭が)軽い方がイイ」と言って(一郎クン自身が)選んだ首相なのだから、仕方がないよ。
膨れっ面して「ボク、行かないモン(手足バタバタ)」と言っても、悪代官顔の一郎クンじゃ、漫画にもならないね(苦笑)





鳩山首相に全国民が"契約違反"要望?!

2009/12/19 23:37更新

【名言か迷言か】

 平成22年度予算編成で四苦八苦する鳩山内閣を見るに見かねたのだろうか、民主党の小沢一郎幹事長が16日に首相官邸を訪ね、予算に関する民主党の重点要望(18項目)を提示した。その内容は、子ども手当の支給にあたって所得制限を導入することやガソリン税暫定税率の「租税水準」維持など。これは民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)に反する内容だが、財源確保に悩む内閣にとってはありがたい(かもしれない)中身。果たして、これが予算編成にあたっての救世主となるのか、それとも悪魔のささやきなのか。
 要望提示にあたって、小沢氏はこう言った。
 「これは党というよりも全国民からの要望でございます」
 これを受けて、鳩山首相は、「幹事長からお話がありましたように、党の要望、意見というよりも国民の思いだ、その通りだと思っております」と追認。さらに、部屋から出てきたところで、平野博文官房長官は、こう言った。
 「これは党の要望というより、国民の要望だというご要請でもあります」
 一言一句同じというわけではないが、まるで伝言ゲームのように、似た言葉が繰り返された。
 たしかに、この要望書は、民主党に対する計約2800件の陳情をまとめたものだが、衆院選マニフェストも全国民が投票する際の判断基準となったものである。なにしろ、鳩山首相自身が10月29日の衆院本会議で、こう言っている。
 「マニフェストはまさに国民との契約でございます」
 小沢氏の言う「全国民からの要望」と鳩山首相の言う「国民との契約」とどっちが大事なのか。そんないじわるなことを聞かれても、鳩山首相は困るだろう。
 ただ、「全国民の要望」とは言っても、陳情はたかだか2800件である。日本国民の中で、民主党に陳情などした覚えはないという人の方が多いはずだ。
 とはいえ、陳情したのは地方自治体や業界団体であって個人ではないから、2800件であっても国民の相当数をカバーしているのかもしれないし、全国民の要望の中から、「最大公約数」的なものを抽出したという理屈があるのかもしれない。
 それにしても、なにしろ「全国民」である。要望を正当化したかったのか、箔(はく)を付けたかったのか、それともマニフェスト破りの口実としたかったのか。いずれにしても「全国民」とは言いも言ったり。
 「私は子ども手当に所得制限を付けてくれと頼んだことなどない」「俺はガソリン税の暫定税率をそのまま残せと言ったつもりはない」という人も多いだろう。そういう人たちは、民主党から見れば国民の中の一人に数えられていないようだ。(五嶋清)

◇...先週の永田町語録...◇

(14日)

 ▽沖縄の気持ちを斟酌
 鳩山由紀夫首相 日米の合意というものを重く受け止めていきながら、沖縄県民の気持ちを斟酌(しんしゃく)しながら、われわれの方向を出してきたつもりです。(米軍普天間飛行場移設問題について記者団に)

 ▽良いとこ取り
 谷垣禎一自民党総裁 (自由民主党の名は)近代の政治理念で一番良いところを取った「良いとこ取り」かもしれないが、超えるものは考えにくい。(党名変更論について大阪市での講演で)

(15日)
 ▽「がい」に意味
 鳩山由紀夫首相 「障がい者制度改革推進本部」の障害者の「がい」はひらがなです。このこと自体にも意味があると含みおきいただきたい。(同本部初会合のあいさつで)

 ▽閣僚やめちまえ
 石破茂自民党政調会長 岡田克也外相と北沢俊美防衛相は「年内に決めるべきだ」とどこまで主張したのか。職を賭す覚悟がなければ閣僚なんてやめちまえ。(普天間飛行場移設の結論先送りについて党外交部会で)

(16日)
 ▽答え最適と分かる
 鳩山由紀夫首相 (米軍普天間飛行場移設問題など)閣僚にいろいろ声があり、指導力がどうだと話があるが、いずれ答えが最適だったと分かる時が来ると思っている。(政権発足3カ月の感想を記者団に問われ)

 ▽甘えでしかない
 石破茂自民党政調会長 政権を取ったその日から120%の仕事をするために、それまでの野党の期間がある。甘え以外の何ものでもない。(政権発足3カ月の首相の感想に対し記者会見で)

(17日)
 ▽地球益のため
 鳩山由紀夫首相 何としても国益、さらに地球益の立場から合意させなければならない。その思いで頑張ってくる。(気候変動枠組み条約第15回締約国会議に向け官邸で記者団に)

 ▽発信能力ない
 舛添要一前厚生労働相 自民党は野党になったこともあるが、情報の発信能力が極めて欠けている。最大のニュースが谷垣禎一総裁が自転車で転んだことだ。(甲府市の講演で)

(18日)
 ▽泥をかぶってでも...
 山岡賢次民主党国対委員長 (首相に)おべんちゃらを言って太鼓をたたくだけというわけにはいかない。泥をかぶってでも首相を守ろうと動いているのかもしれない。(予算の重点要望を申し入れた小沢一郎幹事長の狙いを、民放番組で)

 ▽一元支配はっきり
 谷垣禎一自民党総裁 「鳩山丸」は漂流している。責任ある立場にない小沢氏が見かねて物事を決めようとしている。小沢氏の一元支配、独裁の姿がはっきりしてきた。(都内の街頭演説で)


政権を欲しいといい続け、政権運営能力を示す為に「ネクスト・キャビネット」まで運営していた民主党だったのに、いざ政権を獲得すると「ヨチヨチ歩きの赤ん坊なので。。。」と組閣後に"何も出来ない事"を予め許しを請うた。
優しき日本国民と日本のマスコミは、民主党政権が前政権を否定する事以外は無為無策であることを呑んだ。
結果、その"優しさ"が大きな間違いだったと言う事なんだろうね。


結局民主党は、本来手段であるはずの「政権交代」が目的だっただけ。
「数」=「力」と考える一郎クンは「数」が欲しかった。
「政権交代」は「数」を獲った結果で、一郎クンにとっての勝利の証。
一郎クンが「軽いミコシ」と担いだゆっぴぃは権力欲と権威欲の塊。
しかし、ご本人も一郎クンのマリオネットであることを知っているので、記者会見の際は目線がキョロキョロと所謂キョドっている。
実現したい目的があるので「政権が必要」考えている直人君辺りは一郎クンにとっては面倒な相手なので、今は干されている。
政経塾で政治への野心を燃やした"青臭い"政治家クンたちは、一郎クンに頭を押さえつけられてモノをいう事もできない。
かろうじてモノをいう事ができるのは閣僚に成ったほんの数人。
その数人が好き勝手に持論を主張するので、閣僚の発言には裏づけも重みもないものになってしまった。
その結果、中国からは隷属国と見下され、アメリカとは緊張関係が出来つつある。
ここまで国を崩壊させたいとは、日本の有権者ってよっぽど日本が嫌いなのだね。。。


さて、"誰にも嫌われたくない"八方美人のゆっぴぃクンは、米軍基地への負担の大きな沖縄県民や障害者など、ご自分が「弱者」と考える人向けに、上っ面だけの優しい言葉を言う。
しかし、弱者に対する実のない優しげな言葉は、彼らに期待を持たせるだけの罪だ。
さらに、ゆっぴぃクンが"弱者"と考える判断基準も、一般的ではなく上から目線でしかない。
これが本当に「人に優しい政治」なのだろうか?


最近の民主党の支持率低下は、「そろそろ日本も、(民主党の)"子供のお遊び"は終わってもいいんじゃない?」という、良識ある人の感覚の表れなのではないだろうか?

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/3951
Listed below are links to weblogs that reference
民主党の支持率低下は、良識の表れ。 from 空のつぶやき

Home > 01.時事寸評 > 民主党の支持率低下は、良識の表れ。

Search
Calendar
« 2009 12 »
S M T W T F S
    1 2* 3 4 5***
6 7 8 9 10 11** 12
13 14 15 16 17 18* 19
20 21 22* 23*** 24* 25* 26
27 28 29 30 31    
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top