- 2005年4月 5日
- 01.時事寸評
教科書の記述をめぐって、また中国と韓国がイチャモンを付けているらしい。
まぁ、毎年の事だから、春の風物詩?(苦笑)
問題になるのは、大抵が歴史に関する話。
今年は、歴史問題だけでなく、竹島も問題になった。
歴史って、立場によって見方も変わるんだよね。。。
歴史というと大きな話になるけど、人の行動って、実際に行動を起こした人、その行動によってなんらかの被害を受けた人、そしてそれを見ている人によって見え方が違う。
だからある程度、解釈の違いがあっても仕方のないことだとは思う。
でもねぇ。。。
中国だって、自分たちは捏造した(実際には無かった)事を“事実”として学校で教えているのに、“事実”の解釈の仕方が違うと文句言える立場なのかなぁ。。。
韓国だって、私に言わせれば、「韓国が日本を侵略」している。
少なくとも、国際法上は日本の領土と認められている土地を不法に占拠しているのは事実でしょう?
韓国がが“日本の領土”を“侵略”しているのに“不法占拠”と柔らかい表現にしてもらって何が悪い?
その“侵略”を正当化するために、日本に抗議するというポーズをとっているんだろうけどね。
日本政府も文句を言われるばかりではなく、偶には“捏造歴史教育”や“侵略”に抗議してみたら?なんて思ってしまう。
いつも黙って聞いているだけだから、相手が図に乗るのよね。。。
中国人の知り合いに言わせると、中国の歴史は日本より長くて国家が成熟しているのだとか。
かなりプライドの高いその知り合いは、国家としての格も中国の方が日本より上だと言う。
でもねぇ。。。
長いだけじゃ国家、国民は成熟しないよ。
もし、中国が成熟した国家で日本を見下しているとしたら、教科書の歴史認識程度にそんなにヒステリーにはならない。
国民の政府に対する反発の矛先を日本にそらすような事はしない。
要するに自国の国家としての成熟度が低いから、他国を精神的な“敵”としなくてはならないだけ。
そんな国に“国の格”云々は語ってほしくないなぁと言うのが本音だわ。
韓国だってそう。
今の大統領は全く信用のならない人物。
国内の求心力が弱い為か、かなりいい加減な、日和見的な政治をする。
「政治をする」と言い切ってしまうといささか言いすぎかもしれないが。。。
竹島に関しては、外交戦争も辞さない?
少なくとも竹島は政治問題にしないと言ったのはどの口?
もっとも、さすがに「“外交戦争も辞さない”とは言いすぎ」と経済界に諌められたようだけどね。
当たり前!
一国の国家元首が軽々しく“戦争も辞さない”なんて言ってはいけない。
彼には、“国家元首”の自覚があるのかね?
彼の不人気が、彼のこんな“軽々しさ”に起因するものだったらいいのだけど、どうもそうでもなさそうだしね。。。
教科書検定に関しては、日本は中国や韓国とは違って教科書は国定ではない。
検定はあっても、どの教科書を使うかは学校に任される。
何種類もある教科書ではテーマの取り上げ方が違えば、取り上げるボリュームも違う。
中国や韓国が問題視している部分はそれ程のボリュームでもなければ、すべての教科書で取り上げられているものではない。
そんなに目くじら立てる事なの?と思うのは私が日本人だからだね(笑)
でも、そんな事に目くじらを立てるなら、中国も韓国も、日本人から見ても正しいと思える事を教えてほしいものだ。
それにしても、教科書検定って秘密会議(?)のはず。
事前というか検定中には関係者以外には内容を漏らしてはいけないんじゃなかったっけ?
何で事前に中国や韓国が知っているのかなぁ。。。何で事前に漏れるのかなぁ。。。
漏らした人って、何の罰則もないの?
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