- 2005年4月14日
- 01.時事寸評
中国問題に関しては、書きたい事が山ほど。
週末に時間を作れれば書こうかしら。
長文を書いて、以下に短く削るのかの作業に時間がかかりそうだから。。。
って、私の日記を読んで“長文”と感じる人は多いと思う。
でも、これでも、書きたいことをたくさん書いて、削って、削る。
で、時々、削れ忘れの文字が残っていて、ヘンな文章になってしまうのよね。。。
(って、一応、言い訳 笑)
今日は、
日本のガス田試掘権手続き、中国「重大な挑発」【北京=佐伯聡士】日本政府が東シナ海の日本と中国との排他的経済水域(EEZ)の境界線(日中中間線)付近で、日本の民間開発業者に、天然ガス田の試掘権を与える手続きを始めたと発表したことについて、中国外務省の秦剛・副報道局長は14日、「中国の権益と国際関係のルールに対する重大な挑発だ」と非難する談話を発表し、日本側に抗議したことを明らかにした。
談話はまた、「中国側はさらなる反応を示す権利を留保する」として、日本側の出方を見ながら対応する構えを示している。
談話は「中日双方には東シナ海の大陸棚の境界問題で係争があり、中国側は一貫して双方が外交交渉を通じて解決すべきだと主張してきた」と強調。その上で、「日本側は中国側の正当な主張を無視し、一方的に主張する『中間線』を中国側に無理に押しつけようとしている」として、日本側の主張を「中国は承認したこともないし、承認するつもりもない」と述べた。
ガス田をめぐっては、日本側が地下構造のデータ提供と開発中止を求めているのに対して、中国側はこれに答えず、日本との共同開発を主張していた。
(読売新聞) - 4月14日11時0分更新
こんな記事に反応してしまった。
だって、挑発しているのはどっち?って感じでしょう?
中国が油田の試掘をする前から、日本と中国でこの海域の領有権問題が存在していた。
領有権問題があるからこそ、日本はしたいこと(=調査)もせずに、置いていた。
そこに中国が領有権を主張して調査を始め、グレーラインの存在を認めつつも調査結果を公表しない。
となれば、中国がその海域にどんなメリットを見出しているのか、いやそもそも日本としても資源がどのくらいあるのかを知る必要は当然あるでしょう。
いや、知るべきだ。
となると、日本だって当然調査にのりださなきゃね。
今までおっとりしていたからといって、何も黙認していた訳ではない。
あまりに中国が図に乗るから、“今まで黙っていたけど。。。”と言わざるをいけなくなった。
言わせたのは中国だからね。
挑発したのは、中国だからね!!!
中国が、自国の“権利”だと思っている事は日本にも当然権利があって、それの日本の権利を中国が認めないなら同じように日本も中国に対して認めない。
それは、領土・境界紛争のある地域、国家間ではいたし方の無い認識のずれだと思う。
でも、中国が、「そもそも領土問題はない」というなら、中国が“侵略”している地域から即刻出て行ってもらいたい。
少なくとも、日本が領有権を主張している地域に中国も領有権を主張するなら、そこは紛争地域。
それを認めないなら自分が退却すべき。
自らが退却しないのであれば紛争地域であることを認めるべきで、それを認めないのであれば強制侵略とみなすよ。
しかし、経済水域200海里問題って厄介だね。
私が子供の頃の海域だったら、日本はロシアとの北方4島以外の領土問題は無かったのにね。。。
“200海里”という単位を云々するつもりはないけど、陸地で資源を食い尽くした人類って、後は海に頼るしかないものね。。。
海洋資源に頼りたいから作った経済水域の200海里基準。
それが新たな火種になったなんて、なんて皮肉な結果なんだろうね。。。
続きは、後日。
もう少し頭がはっきりしているときに。。。(^^;
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