Home > 01.時事寸評 > “危機”に弱い。。。

“危機”に弱い。。。

ロンドンでテロ計画が発覚した事を受けて、今日はこの続報がトップニュースを飾る。

個人的には、純ちゃんが言っていたように、未然防げて何よりだと思う。
これもイギリスが日頃からテロの脅威にさらされていて公安(?)当局がキチンと情報収集していたからなんだと思うと、軍事転用できるモノを安易に輸出してしまう日本と比べて、その危機管理の違いに情けなくなってしまう。。。


数年前から、成田、羽田といった日本の空港ではペットボトル飲料はセキュリティチェックを通らない。
(でも、私は、台湾に行った時、知らずにお茶の入ったペットボトルを持ったままセキュリティチェックを通ってしまったのよね。。。(^^ゞ )
でも、セキュリティチェックを通った後に空港内で買うペットボトルの機内持ち込みは可能だけどね。

で、私はその理由をよく理解していなかった。
「飲料水ぐらいいいじゃない」なんて、暢気に思っていたのよね。。。(^^ゞ

でも、液体爆弾(?)なんてのがあるのね。
液体に何らかの化学的な刺激を与えると爆発するとか。
そうであれば、飲料水だって疑われても仕方がない。


<成田空港>英テロ摘発で厳戒態勢 液体は機内持ち込み禁止

 夏休みの出国ラッシュを迎えた成田国際空港は11日、英国での航空機爆破計画摘発に伴う厳戒態勢が敷かれた。飲料や化粧品などの液体は機内持ち込み禁止となり、ロビーでは他部署の職員も動員して説明と対応に追われた。ただ、航空各社によると目立ったキャンセルはないという。テロに不安を感じながらも、旅行客は続々海外に飛び立った。
 2時間遅れの午前11時過ぎに到着したロンドン発ブリティッシュ・エアウェイズ(英国航空)の乗客は、パスポートなど最低限の身の回り品を入れた透明のビニール袋を持って降りてきた。東京都港区の斎藤嘉菜さん(24)は「ヘルシンキへ行き、乗り継ぎでヒースロー空港に寄った。乗り継ぎカウンターはすべて封鎖され、もう一度手続きをしなければならず大変だった。山手線の中のような混雑で、かなり混乱していた」。
 7月末から英国で語学研修をしていた栃木県の佐野日大高校の生徒約30人は「怖くはなかったが、セキュリティーチェック待ちの行列で長く待たされた」と話した。
 折り返しの便でロンドンに単身赴任する夫のもとに向かう川崎市の主婦(53)は「夫がヒースロー空港まで迎えに来てくれるが、混乱しているらしいので会えるのか不安です」。父親と一緒にニューヨークへ行く東京都港区の中学3年生、郭貴史さん(14)は「不便だけど、安全の方が大切だと思う」。米国在住の両親に会いに行く横浜市の女子大生(19)は「液体は持ち込めないと知っていたけど、クリームやジェルもダメだと聞いて驚いた」と話した。この日は約4万5000人が成田から海外に出発する。【佐藤仁志、柳澤一男】

 ◇旅行会社には問い合わせ相次ぐ
 成田空港などで乗客の液状物質の手荷物を一時的に預かる措置が取られたのは、国土交通省の検査徹底の緊急通達(10日夜)を受けたもの。米国便については、日焼け止めクリームや整髪料などの持ち込みも禁じられた。英国への離発着便は大幅に遅れ、夏休みの出国ピークを目前に控えた旅行会社には問い合わせが相次いだ。
 11日午前到着予定だったヒースロー空港発の便は2~3時間、成田到着が遅れている。これに伴い、折り返し便の出発も2~4時間の遅れが生じる見込みという。成田空港の出国ピークは12日。同空港広報室は「セキュリティーチェックのため、出国カウンターで混雑が予想される」と話す。
 大手旅行会社ジェイティービーは10日夕、東京都品川区の本社に対策本部を設置した。同社は英国へのツアーを毎日運航。11日午前の段階で計画変更は無いというが、広報室は「若干の影響は出ると思う」と話す。
 エスティーエートラベル(東京都豊島区)には10日夕から94件の問い合わせが殺到。11日の営業開始後も約30件の電話などが寄せられた。同社のツアーで10日にロンドンに向けて174人が出発しており、「無事に到着したか」「市内の状況は」などと問い合わせが続いた。【棚部秀行、木村光則】
(毎日新聞) - 8月11日16時18分更新


折り悪く、日本では年に2回(3回?)の出国ラッシュの時期。
空港関係者は大変だろうね。。。

ペットボトル飲料の持込が出来ない無い事を知っている人も、化粧水やコンタクトレンズの保存液までダメだとは思っていないものね。
ヨーロッパ便なんかの長時間乗るようなフライトでは、乾燥対策として化粧水を機内に持ち込む女性は多いと思う。
さらにトランジットがあるような便だと、荷物が無事到着地に付く保証がない(?)から化粧品など現地に着いて直ぐに使いもの一式を機内持ち込みにする女性は多いと思う。
私も一度事故があって、トランジットの空港にコンテナごと荷物を忘れられた事があるから、トランジットがあるような便だったら、化粧道具と1回分の着替えぐらいは機内持ち込みにするもの。
せっかくのレジャーに、こんな事態が重なった人はお気の毒だわ。


それにしても。。。この人は、相変わらず、“危機”に弱い人だね。。。(苦笑)
って言うか、頭悪すぎ!

米国はイスラムのファシストと戦争状態=ブッシュ大統領

[グリーンベイ(米ウィスコンシン州) 10日 ロイター] ブッシュ米大統領は10日、英当局が阻止した米国行き航空機の爆破計画について、米国が「イスラムのファシストと戦争状態にあることを強く想起させた」と述べた。訪問先のウィスコンシン州グリーンベイで演説した。
 大統領は、2001年9月11日の同時多発テロ以前より米国が安全になったとしながらも、依然として完全に安全というわけではなく、脅威がなくなったと思うことは間違いとも話した。
 2人の米当局者によると、今回はどこかの都市が標的になったわけではないが、米大都市に向かう旅客機が爆破される恐れがあった。
 スノー大統領報道官は、ブッシュ大統領がブレア英首相とこの件について、8月6日と9日の2回、電話会談をしたことを明らかにした。ブッシュ大統領は、イラク問題で米国の代表的同盟国である英国との協力関係は卓越していると述べた。
(ロイター) - 8月11日6時46分更新

ロイターの記事では“イスラムの”と約してあるけど、時事通信の続報で「『米国はイスラム教のファシストと戦争をしている』との表現を使った」とあって、アメリカのイスラム団体から抗議が出ているというから、「イスラム教」といったのだろうね。
“イスラム教(徒)”を“ファシスト”と言ったらまずいでしょ。。。
って、“イスラム”でも充分不味いけどね。


で、ちょっと気になるのは、「。ブッシュ大統領は、イラク問題で米国の代表的同盟国である英国との協力関係は卓越していると述べた。」って部分。
卓越ねぇ。。。

純ちゃん! 純ちゃんが思うほどジョージは大事に思ってないらしいよ。
って、解りきっている事だったね(苦笑)

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1066
Listed below are links to weblogs that reference
“危機”に弱い。。。 from 空のつぶやき

Home > 01.時事寸評 > “危機”に弱い。。。

Search
Calendar
« 2006 8 »
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7* 8 9** 10 11 12*
13* 14 15* 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26*
27 28 29 30* 31    
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top