- 2006年8月12日
- 01.時事寸評
【朝日新聞 社説】2006年08月11日(金曜日)付 自民総裁選 派閥の哀れな末路86人の森派から11人の河野グループまで、自民党には大小九つの派閥がある。9月の総裁選に向けて、その大半が安倍晋三官房長官の支持に雪崩をうち始めた。
その結果、総裁選は安倍氏と谷垣禎一財務相、麻生太郎外相の3人の争いの構図がほぼ固まった。勝敗の見通しはといえば、森派の安倍氏が他派閥にも支えられ、小派閥出身の2人を引き離して優位は決定的。そんな雰囲気が濃厚だ。
「数は力」。派閥の離合集散で総裁を決めた、かつての自民党の派閥力学が復活したかのように見えなくもない。
しかし、実際はまったく逆のメカニズムが働いている。派閥のリーダーや有力議員が手を挙げようにも、あるいは別の候補を推そうにも、派内の議員たちを従わせる力がもはやない。
どの派閥も中堅・若手を中心に、世論の支持率トップの安倍氏への支持が広がっている。ベテラン組にも同調する向きがある。派閥を壊したくなかったら、そろって安倍氏を推すしかないのだ。
早く安倍氏にすり寄って、良いポストにありつきたいという「勝ち馬」に乗る心理も働いているのだろう。
「結局、みんなおいしいご飯が食べたい、うまい酒が飲みたい、ということだ」と、あるベテラン議員は嘆く。
「安倍氏の理念や主張を評価すればこそだ」という反論もあるかもしれない。
だが、靖国問題やアジア外交をめぐる安倍氏の路線を危ぶむ声は党内でも少なくない。だからこそ、山崎拓氏や加藤紘一氏らは、福田康夫元官房長官の擁立を念頭に「反小泉・非安倍」で対抗する構えを見せ、期待を集めもしていた。
それなのに福田氏の出馬断念後、そうした動きは一気に失速した。代わって台頭したのが、理念や政策より主流派にいたいという思惑ではなかったか。
48人の第3派閥、丹羽・古賀派はかつての大平派、宮沢派の流れをくむ。分裂した谷垣派、河野グループと再合流する「大宏池会」構想を語り、結集軸として「アジア戦略の再構築」を掲げて勉強会を重ねてきたはずだった。
いま、そこに最も近いのは靖国参拝を控えると明言した谷垣氏のように思える。ひそかに参拝していた安倍氏を推す理由がどこにあるのか。
75人の第2派閥、津島派は独自候補の擁立を断念した。この派は田中派の系譜を引き、伝統的に日中友好に腐心してきた。安倍氏はこの点について、2年前に出版した対談集でこう批判している。
「田中角栄首相の訪中、日中国交正常化以降、『中国の機嫌を損ねてはいけない』という友好第一主義が、強迫観念のようになってきたのではないか」
中国との関係では党内で主導的な役割を果たしてきた津島派なのに、その大勢が安倍氏支持というのであれば、政策集団の看板が泣きはしないか。
安倍氏への雪崩現象は、弱体化した果ての派閥の末路を鮮やかに見せている。
相変わらず、朝日新聞の社説は何を言いたいのかよく解らない(^_^;
前段で派閥の弱体化を嘆いている?
そうではなく、派閥全盛時代と同じく数の論理に乗った“弱小派閥”を批判しているに過ぎない。
自民党の派閥を壊したかった朝日新聞は、弱小派閥に対しては晋三クン支持を「派閥を壊したくないから」と言って派閥存続の可能性を残している事を批判する。
でもね。。。
派閥のあるなしに関わらず派閥横断的に支持がある晋三クンが総裁になったとして、その後も“派閥”が意味を持つのかな?
仮に、晋三クンが論功行賞で大臣ポストを振り分けたとしても、大臣ポストは派閥の有力者に行くとは思わないけど?
勝ち馬に乗るという意味では、“世論を敵に回さない”という1点に尽きる。
世論を敵に回して、有権者や支持者に「風を読めない(ボンクラ)政治家」という烙印を押されたくないだけ。
で、今更なんだけど、朝日新聞って靖国問題だけが自民党の総裁を決める根拠、論点?
今の日本では、自民党総裁と言えば、よほどの事が無い限り日本の首相になる。
その首相を選ぶ論拠、政策が「靖国問題」だけでいいの?
お粗末ね。
っていうか、去年の郵政民営化の国民投票だった衆議院選挙と同じで、数ある重要政策の中で解りやすい(yes/noをつけ易い)1点に絞って選挙をするのってどう?
天下の朝日新聞が、靖国問題以外は白紙委任でいいとでも言うの?
私に言わせると、「バッカじゃない?」と言う感じなんだけど。
そんな「解り難い」選挙が本当にいいの?
って。。。もう遅いね。
天下の朝日新聞サマが、世間に対して「自民党総裁選は靖国問題で選べ」と言ったのだものね。
先日の社説でも、「靖国問題を政治問題としない」と言った晋三クンを「土俵に乗れ」と言ったばかり。
“密かに参拝した”晋三クンは支持できないけど、「参拝しない」と言った谷垣クンはかろうじて支持できる。
でも、できれば親中派の康夫君を支持したかった。。。
って、社説で言ってみても、もう遅い。
機を見るに敏だったのか、己の限界を感じていたのか、康夫君は2年前に総理になる気を捨てていたから。
でもね。。。
朝日新聞も品格が落ちきったね。。。
朝日新聞が「政策」でなく、「靖国参拝」への意志だけで政治家を評価していると言うのは薄々感じていたけど、以前は此処まであからさまではなかったよ。
勿論文面、言葉だけ読んでいれば、朝日新聞の意志ではなく「大宏池会の意志」と言ってはいるけどね。。。
> (靖国に)ひそかに参拝していた安倍氏を推す理由がどこにあるのか。
って。。。ちょっと。。。じゃない?(笑)
じゃ、“おバカな一般大衆を先導する社会的使命のある”マスコミの立場として、買春問題で中国に弱みを握られている谷垣氏を推す理由は何処にあるの?
そこも指摘しないと、中途半端でしょ?
っていうか、朝日新聞は
> 日中国交正常化以降、『中国の機嫌を損ねてはいけない』という友好第一主義が、強迫観念のようになってきたのではないか
と晋三クンに指摘された事がそんなに痛かった?
でもそう思っているのは晋三クンだけではない。
朝日新聞を読みたくない人の多くは、朝日新聞の対中姿勢は「機嫌を損ねたくない」の1点に尽きると思っている。
さて、今日の産経抄。
産経抄 2006年8月12日[土]「鳴り後かせぐは丹波太郎」という言葉がある。丹波太郎とは兵庫県や京都府の丹波地方に発生する入道雲の異名だ。雷が鳴った後に雨を降らせ大暴れする。その雲にたとえ「まだまだ稼ぐぞ」という、博打(ばくち)場で生まれたことわざだそうだ。
▼それだけではない。この季節に雷が鳴ると後が怖いぞ、という警鐘も含まれているのだろう。ところがこちら、自民党総裁選という入道雲を見ると、ほんの少しゴロゴロと鳴っただけで、雷雨など降りそうもない。文字通り「雲散霧消」してしまいそうな雲行きである。
▼8月15日に小泉首相が靖国神社を参拝すれば「非安倍」勢力が安倍晋三政権阻止で結束し大政争となる。ほんの1カ月前までそんな見通しだった。しかし参拝するかどうかもわからないうちから、実力者が相次いで安倍支持を表明したり、立候補を断念したりしているのだ。
▼このままでは、大した波乱も起きないまま初の戦後生まれの首相が誕生しそうである。この雪崩現象の理由は言うまでもない。「安倍政権」の中でしかるべき処遇を受けたい。発言権を保ちたいということにつきるだろう。「永田太郎」の正体見たりといったところだ。
▼解せないのは、親中派で小泉首相の対中政策に批判的だった古賀誠氏や二階俊博氏らまで安倍支持に回ったことだ。安倍氏はどうみても外交面では小泉路線の継承者だ。それなら首相に批判的な谷垣禎一氏を支持するか、自ら立候補すべきではなかったのか。
▼むろん、対中姿勢や靖国問題を政争の具にすることは中国を喜ばすだけで好ましくはない。しかしそれなら、普段から中国側の代弁者となることだけはやめるべきだろう。打算だけで乗り込まれたのでは、バスが迷走しかねないからだ。
産経抄は、朝日新聞が自民党の総裁候補として儚くも期待したお人たちを「中国の代弁者」と断言している。
さて、朝日新聞は、「中国の期限を損ねてはいけない」隷属なのか?、「中国の代弁者」を支持する非国民なのか?
あぁ。。。どっちにしても非国民ね。
だって、彼らに日本が「独立した主権国家」という概念はないものね。
そろそろ、本国に帰っていいよ。
60年数年かけて、日本を中国の属国ししようとした仕事は失敗。
未だ目覚めない政党もあるけど、少なくとも自民党は自主独立国家を目指すのよ。
そういえば、紘一クンが「自民党は幅広い意見がある政党でなければならない」って言っていた。
それは違うと思うよ。
基本方針があって、その範囲内でその基本方針を実現するための政策が色々あるのはいいと思うよ。
でも、内政でも、外交でも、基本方針に幅があるのはNo Thank You。
外交問題で、中国に土下座して“犬”にしてもらうか、中国と対等の主権国家として対するかって、外交の基本方針が全く違うと思うけど?
で、“基本方針”に幅があるのって、政策すらも纏まらないのよ。
民主党がいい例でしょ?
少なくとも、政策の“基本方針”を一にするのが政党なんじゃないの?
一般国民はそういう認識でいると思うけど???
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