Home > 02.経済 > 郵政民営化が住宅ローン金利引下げに貢献?

郵政民営化が住宅ローン金利引下げに貢献?

金融公庫や大手銀行の住宅ローンの金利が下がるとか。
金融公庫は35年固定で3.6%(▲0.15%)、東京三菱が15年固定4.1%(▲0.15%)、20年固定4.35%(▲0.2%)、住友が15年固定2.92%(▲0.15%)、20年固定3.07%(▲0.05%)、りそなが15年固定4.4%(▲0.05%)、20年固定4.6%(▲0.05%)、みずほは変更なし。
先週初めの新聞記事で長期金利が5か月ぶりに1.7%を下回る低い水準になったので銀行の長期貸出し金利が下がるのは想定できた。
因みに短期金利は近い将来の利上げが想定される事から、各行据え置き。

で、この長期金利低下の理由が郵政民営化により郵便局の国債買付け量の変化が影響したとか。
この週末、その裏づけを探したのだけど、解らなかった。
う~ん。。。消化不良(^_^;

というのも、郵政の完全民営化に備えて、郵政公社が国債の引受額を減らしていると思っていた。
郵政公社が国債引受を減らせば市中に出回る国債が増えて国債の売買金額が下がる。
となれば、計算上は金利が上がるから。。。
日銀は早期の追加利上げはしないと言っているけど、市中金利もなかなか日銀の思うようには誘導できないものね。。。
でもまぁ、郵政民営化が住宅ローン金利引下げに貢献したのなら、あれほど大反対のあった郵政民営化も多少は国民の為になっているともいえるね。






金利とは関係ないけど景気の話といえば、市中と比較して割安だった高速道路のガソリン価格が一昨日から値上げになったね。
原油はいつまで高止まりするのだろう?
ユーロが高いからとか、中国がエネルギーを浪費するからという事ではなく。。。ね。
でも、この辺りは競争が激しいから直ぐに値下げ競争が始まるかと思ったけど、今回は難しいらしい。
小売店では既にギリギリまでコストを削減して値下げしているから、もう競争する余裕がないのだろうね。。。

原油高に関連して値上げしていたトイレットペーパーは若干値下げ。
ウチの近所のスーパーではシングル12ロールで398円が標準だけど、「お一人様○個まで」という制限はあるものの一部商品で298円になっている。
とーぜん私も2つ(24ロール)買ってきた。
仕舞う場所がないのだけどね。。。(^^ゞ


トイレットペーパーは影響を受けないだろうけど、先の王子製紙の北越製紙の買収失敗で紙の値段が下がるとか。
王子は自社の弱点補強と生産調整の為に北越を買収しようとしたのだけど、失敗した事で自社生き残りの為に生産調整が出来なくなる。
でもそれはそのまま供給過多になって紙の値崩れを起こす。
それぞれに強みを持つ王子や北越が共倒れする事はないと思うけど、余波はその他の製紙会社に行くのだろうな。。。

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:1

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1093
Listed below are links to weblogs that reference
郵政民営化が住宅ローン金利引下げに貢献? from 空のつぶやき
経済・金融時評 from 共通テーマ 2006-09-04 (月) 03:17
日銀の市場操作や政府の景気刺激策。経済の様々な動きについてのあなたのご意見を。

Home > 02.経済 > 郵政民営化が住宅ローン金利引下げに貢献?

Search
Calendar
« 2006 9 »
S M T W T F S
          1 2*
3* 4 5 6* 7 8 9
10 11 12 13* 14 15 16
17 18 19 20* 21 22** 23
24 25 26 27 28* 29** 30
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top