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優秀なファンドマネージャーを雇うのも解決策の一つ

円安の影響で、公的年金の赤字が解消したらしい。
2002年には累積で6兆717億円あった赤字が、昨年度は2兆3843億円の運用益を出した事で総額で6008億円の黒字になったとか。
年金資金運用基金の黒字化に伴って、国の厚生年金勘定に7522億円、国民年金勘定に600億円、合計8122億円を納付できるとか。

いいことでないの。
赤字だの、少子化に伴って将来の支払いに不安だと言って、社会不安(!)を煽っていた年金に、やっと少し明るいニュースだものね。

旧年金福祉事業団は、国の景気対策の片棒を担がされて、結果的には不要だったハコモノを沢山作らされた。
元々、資金運用に制限があって、外国株なんかのリスクが大きい投資は難しかった。
独立行政法人の「年金資金運用基金」になって、その縛りが多少緩んだのか、昨年度の収益は財政投融資の利子以外に外国株の運用が大きな収益を上げたらしい。
外国株は世界的な景気回復による株の値上がり益だけでなく、円安という為替での収益が大きかったらしい。
円安は、日本という国が政情不安だったり経済が弱いと言う国際的には成績が悪いと言う評価なので必ずしも喜ばしい事ではないのだけど、まぁいいよね(笑)

少子化に向けて年金の保険料収入を増やすことも必要だとは思うけど、優秀なファンドマネージャーを雇って自ら資金を増やすというのも、一つの解決策だと思うわ。

Comments:3

ゆりかりん 2005年7月15日 07:40

楽観視は出来ないかもね。
そもそもデカスギだから、赤字。
・・・我々の子孫に対する負の遺産。
団塊の世代は、こうした負の遺産を増幅しておいて、
自分達は悠々自適に十分な年金をもらって老後を謳歌する・・・。
・・・ちょっとムカつく。。。

みちょ吉 2005年7月15日 09:27

あ、これ、街頭の電光掲示板ニュースで見たよ。
そういう内容だったのね。
運用益が出たっていうのをチラっと見たんだけど。
勉強になりますっ♪

COO 2005年7月15日 12:20

>ゆりかりんさん
 まぁね。。。
 年金基金の決算は単年度だから将来の給付に備えての“大赤字”は見てないからね。。。

 単年度の税収の約3倍、国家予算の約2倍の規模じゃ、将来は不安。
 更に、その1/4は低利の財政投融資に貸し出されて、年金基金は自ら“儲ける”手足を縛られている。
 そんな縛りの中、これだけ大きな運用益をあげられて、
 私たちサラリーマンが貰う年金にフィードバックできたたって事は、
 純粋に喜ばしいと思うわ。

 確かに団塊の世代は、自分たちへの支払いで年金を食いつぶし、
 その子供たちは、年金保険料の支払いをしない(親もさせていない)し、
 子供も作らないという、言ってみれば我侭人種だけど、
 今の日本が経済的に豊かになったのもこの人たちのお陰だからねぇ。。。


>みちょ吉さん
 電光掲示の新聞記事だけじゃ、解りにくいないようかもしれませんね。

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