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大雪に馳せる思い。。。

2006年1月 5日
07.独り言

昨日、この冬の寒さを書いたばかりなのに、今日もこんな記事。。。

＜大雪＞交通網を寸断　秋田でＪＲのほぼ全路線が終日運休
　５日の日本列島は上空約５０００メートルに氷点下４０度以下の寒気が流れ込み、日本海側を中心に広い範囲で断続的に雪が降った。気象庁によると、５日には、新潟県津南町と秋田県五城目町、長野県信濃町で過去の積雪記録を上回った。秋田県内では、ＪＲのほぼ全路線が終日運休。男鹿市などで約３１８０戸が停電した。今冬一番の積雪７４センチ（午前１０時現在）となった秋田市では、バスも全面運休するなど市民生活が完全にマヒ状態に陥り、緊急事態を宣言して、大雪では初となる災害対策本部（本部長・佐竹敬久市長）を設置した。
　毎日新聞が午後１１時現在でまとめたところ、５日は新潟県内で屋根の雪下ろし作業中に男性が転落死、石川県では民家がつぶれて母が死亡、娘が重体になっている。また、秋田、群馬、新潟、富山など７県で１５人が負傷。長野県内では飯山市などで約８００戸が停電した。

以下略

（毎日新聞） - 1月5日23時40分更新

彼氏が今日から温泉旅行。
昼過ぎに「これから出る」とのメールがあった。
暫くして、「水上から先は運休だって！」とのメール。
彼氏の行く場所は水上の少し先。
大丈夫なの？
ちょっと心配。

彼氏にメールしたら、「水上で降りるから大丈夫」との事。
その後、温泉に浸かって枡酒を飲んだだとか、お料理が美味しいだとか写メが来る。
ちっ！　羨ましいな(笑)

それにしても大雪。。。
昨日は風が酷かったけど、今日は雪が酷い。

今年の大雪に比較される昭和38年の北陸地方での豪雪の時は、丁度私の同級生（の早生まれの人）が生まれた時。
友人たちは、その出産時の大変さをご両親から聞いていて、事ある毎に語り草になっている。
というのも、当時は雪で家の1階部分は埋もれていて、家への出入りは2階から。
いざ産まれるという段になってもお産婆さんを呼ぶのもままならない。
多くの家で、家族総出での出産だったらしい。
雪明りで“真っ暗”ではなかったものの、昼間でも薄明るい程度の家の中で、お産婆さんの助けもなく子供を産んだという家が多かったらしい。
“豪雪地帯”として、備えのあった地域でも生活には種々の支障を来たしたというから、北国でも雪にそう慣れていない最近の現状ではその混乱はいかばかりか。
彼氏は明日も同じ宿に泊まるつもりだから、今日の様子はのんびりした風情だけどね。。。(^_^;

大雪になるのは40数年昔にさかのぼらずも、最近でもある。
一番最近なのは11年前の阪神大震災の前日だったけど、その数年前も。。。
10数年前に、私はスキーに行った場で大雪に降られた事がある。
一晩でSUVタイプの大きな車がすっぽり埋まる程に積もった事があった。
当然、スキー場に入る道は封鎖されている。
その日に帰る予定ではなかった私は状況も知らず、休日なのにゲレンデに人が少なかったのを喜んだ。

丁度その頃、私は会社の“冬休み”で、1週間近くゲレンデを渡り歩いていた。
だから1日ぐらい雪が降っても全く関係なかったし、気にもしていなかったのよね。。。(^_^;
ところが、その時かなりの大雪で、ゲレンデは陸の孤島状態。
“気にしない”ではなくて、気にしなくてはいけない状態だったのよね。。。(^_^;)

今日のニュースを聞いていると、「出勤前に家の前の雪かきをして出勤後は職場の前の雪かきから仕事が始まる」と話している人が居た。
東京辺りじゃ「何故私が雪かきをしなければならないの？仕事でも無いのに～」という声が聞こえそうだけど、この地域では（自分の）仕事を始める準備として“雪かき”があるのよね。。。
でも、“雪かき”は仕事の準備だとはいえ座席付近の掃除と違って、危険もある。
今日も雪の被害で亡くなった方がいらっしゃる。
そんなニュースを聞きながら大雪の思い出が蘇ると共に、雪による被害が少ないことを改めて祈る。

彼氏も、無事、旅行を楽しめますように。。。
私のささやかな祈り。。。