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紙一重の幸せと犠牲に思う

ふとした事から、ヅカファンの友人から来た年賀状に話題になった。
その友人とはもう20年の付き合いになるけど、今年の年賀状を見るまで彼女がヅカファンだとは知らなかった。
そんな話を会社でしていたら、同僚が自分の妹もヅカファンでよく宝塚まで観に行くといって、1995年の1月の話をしてくれた。

その妹さんは、金曜日と月曜に休暇を取って友人と宝塚を観に行く予定になっていた。
チケットが取れず、事前に取っていたチケットは月曜日の午後の公演だったらしい。
それでも金曜日から神戸に泊まって、神戸の観光とあわよくばキャンセルチケットを。。。と思っていたらしい。
いい加減観光にも飽きた日曜日、当日の公演チケットが取れて彼女たちは躊躇なく日曜日の公演を観て、そのまま月曜日の公演を観ずに東京に帰ってきた。
それが、1995年1月16日だった。
翌日はあの阪神大震災の日。
ご家族は腰を抜かさんばかりの驚きだったらしいが、彼女たちは運が強かったのね。


阪神大震災のあった日から11年。

その前もその後も各地で色々な自然災害が起きている。
今も雪の害で苦しむ地方もある。
新潟の今年の雪害地域は、あの時、あの日も大雪だった。
雪は長く続かなかったから、今のような大きな被害にはならなかったが、それでも雪が多くてJRが停まっていた。
その時新潟に居た私も、すんでのところで帰宅できたのだった。

自然災害が起きる場所なんて想定できないのだから、誰もが被災者になる可能性がある。
紙一重で災害に遭わずに済んでいる幸せに感謝し、災害の犠牲を風化させないようにしないとね。
大きな犠牲に報いるには十分とは言えないけど、それが災害の犠牲へのせめてもの報いだと思う。

Comments:2

ゆりかりん 2006年1月17日 18:42

911の時、高校時代の同級生は仕事先に向かうために、1本後の便に乗っていたのよね。

サリン事件の時、友人はいつも通勤で乗る電車に乗らず、別の路線の電車でクライアント先に直行したのよね。


本当に紙一重で、人の生死が左右されるんだと痛感するね。

COO 2006年1月17日 22:46

>ゆりかりんさん
 私も、当時日比谷線を使って通勤していて、
 サリン事件があった日、寝坊していつもと違うルートで通勤したから事件に遭わなかっただけで
 いつもと同じ時間の電車にのっていたら、しっかり被害にあっていました。。。

 紙一重も神様のさじ加減なのでしょうねぇ。。。

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