- 2006年3月27日
- 01.時事寸評
あらビックリ。
「ジュゴン生息せず、不都合ない」=名護市主張を異例の公表-守屋防衛次官防衛庁の守屋武昌事務次官は27日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる沖縄県名護市との協議内容を一部明らかにした。それによると、名護市側は日米が合意したキャンプ・シュワブ沿岸案を沖合にずらすよう要求。現場海域には国の天然記念物のジュゴンは生息せず、その餌となる藻場もないとして「そういう場所に移設することに何の不都合があるのか」と主張したという。
防衛庁が協議中の内容を公表するのは異例。名護市側は海域の大幅な埋め立てを伴う海側への移動をなお求めているため、これをけん制する狙いとみられる。
(時事通信) - 3月27日21時1分更新
このニュースを初めに聞いた時には、「ジュゴンは居ない」と言ったのが防衛庁かと思った。
だって、ずっと沖縄県が「防衛庁が移転を計画している海域は、ジュゴンがいるから反対」と言っているのかと思っていたから。
でもね。。
私は名護の案が、防衛庁の案と比べて、何がどう名護にメリットがあるのか判らないのよね。。。
だから今はどちらの案がマシとも言えない。
しかしねぇ。。。
今月末には交渉の期限が来ちゃうんでしょう?
中国向けにはアメリカや日本の国防にとって、地理的に重要な場所だというのも判る。
でも、沖縄は長く“占領地”だったから、本土のキャンプとは違う意味合いを持つ。
少しでも沖縄の人のメリットになるようなればいいけどなぁ。。。
数年前に沖縄に行った時、観光タクシーで1日観光をした事があった。
その時の運転手さんは、米軍基地には複雑な思いがあると言っていた。
以前は、有形無形に基地に関係する仕事をしている人が多かった。
加えて国からの補助金や優遇政策を受けている面も否めない。
でも、軍隊が身近にあるのは有難い事ではないと。
軍隊アレルギーの強い日本の中でも、沖縄は特に強いものね。。。
沖縄に駐留するのが米軍の中でも特にお行儀が悪い部隊だというのも影響しているのだろう。
駐留する部隊そのものの見直しも必要なんだろうね。
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Comments:2
- まる 2006年3月28日 07:40
沖縄一極集中解消の為の移転と、全世界の米軍再編の動きがごちゃ混ぜになって、なにやら在外米軍のグアム移転の費用の75%を米政府が要求してきているって??
なんだか、米政府も無茶苦茶になってきているね。
取れるところから取ってやる!と言うことか?
まるで税金だ。日本政府は、せめて30%程度と言っているらしいが。
- COO 2006年3月29日 02:32
>まるさん
アメリカ政府というか、
ブッシュ.Jr(=Ⅱ? ブッシュ.Jrの息子クン=Ⅲが政治家になるとか。。。)の知能レベでは限りなく底辺に近いですからね。。。
そして、戦後60年経った今も、彼らにとっては日本は占領地。
51番目の州というのは、彼らにとっても最大の皮肉にして最大の評価なのでしょうね。米軍再編へは日本はなんら責任は無く負担も必要は無いはずで、
それが“(日本からの)基地移転に絡むのであれば多少は負担しましょう”
も
我慢の範疇と言うところでしょうか。。。
でも、日本は国土を無償で提供している上いくつもの特権を米軍(米兵)に与えているのだから、
本来はそれで充分なハズで、
“思いやり予算”なんて持っての外だと思うのですけどね。。。
小ブッシュって、何処まで勘違いしているのだか。。。と思いますよ。
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