- 2006年2月14日
- 07.独り言
スノボのハーフパイプ(HP)も終わったね。
事前の話では、成田・今井兄妹を初め、HPへの日本人出場選手は皆メダルに届きそうな感じだった。
で、蓋を開けたら。。。
高度な技にチャレンジしての転倒は仕方ないとしても、エアーの助走となる滑りのスピードやエアーの高さで、優勝した外国人選手と比べると日本人選手は劣る。
こんなに違いがあるのに、“メダルが取れるかも~”なんて言っていたのかしら?
特に女子で金、銀だったアメリカ人選手は素晴らしかった。
男子と比べても遜色ない迫力だったし、技も高度だった。
優勝したハナ・ティター選手は未だ19歳らしい。
これからも楽しみだね。
これまでスノボは余り興味のない競技だったけど、ちょっと興味が出たかも(笑)
初日にあった女子モーグルでも思ったけど、こういう競技って何であんなに空気抵抗の大きいウェアを着ているのだろう?
エアーがあるから?
まぁ、そういう意味ではスノボのHPは解らなくないけど、クロス(だっけ?)は?
モーグルだって、スピードが得点になるのに。。。
モーグルのスピードと言えば。。。
上村選手は女子選手で始めて3Dのエアーを決めたけど、あの滞空時間がスピードに影響を与えたのでは?
アルペンなんかだと、滑降の選手は飛んでいる距離が長いとタイムが落ちるから飛んでいる時間を短くしたりするけど、エアーも得点対象になるモーグルではそれも出来ないものね。。。
でも、タイムが単純に“点”になって、その“点”とターンを見比べてターン点が決まる現状だと、高度ではあっても他人より滞空時間の長いエアーというのも諸刃に刃になりそうだね。
まぁ、今回の上村選手は、中間でちょっとターンが流れたから、エアーだけがタイムを遅くした訳ではなさそうだけどね。。。
ウェアといえば、アメリカとか他の国ではウェアがお揃いだけど、日本ってスケート以外はバラバラなのね。
何でなんだろう?
JOCの予算が少ない?
それとも、選手が着たがらない?
水泳のように、タイムに拘るスピードスケートやアルペンがスポンサー提供のウェアを着用すると言うのも解るし、フィギュアの様にイメージを重視する競技で選手がコスチュームを選ぶというのも解るけど。。。
夏と比べると、なんとなく違和感がある。
これがもし予算不足が原因だとしたら、冬のオリンピックで日本がイマイチ不振なのはその辺に原因があるのかなぁ。。。?
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Comments:2
- ヨシムラさん 2006年2月14日 21:41
スキーに関しては、日本人選手はワールドカップでも個別に契約してますね。オーストリアやイタリア、ドイツといった強豪を始め、その他のヨーロッパ各国と、アメリカ、カナダ辺りも、国別のチーム毎にウェアはサプライヤー契約を結んでいるよーで、みんな同じウェアを着ています。スロベニアとかスイスとかクロアチアとか、1人か2人しか出ていない国でも一括で契約しているらしくて、同じく国の選手は同じデザイン/メーカーのウェアを着ています。それらの国の選手も、ウェア以外のスキー(ボード)やブーツ、ヘルメットやゴーグルは選手毎の事が多いよーですが。日本の場合、移動中や開会式などで着るウェアは同じなのだけれども、レースで着るのは個別になってるみたいです。ちなみにアメリカのスノーボードの選手は普段の大会では着ていないメーカーのウェアを、オリンピックでは着ていました。
根本的に、サプライヤーにとって国単位で契約するメリットが無いのでしょう日本は。他の理由としては、ジュニア時代の育成がどこのメーカー系クラブの出身だからだとか、選手のオヤジのツテがあるだとか、何かもぉどーでもイイ理由もけっこー聞きます。この辺がマイナースポーツのシガラミなのでしょうが。
- COO 2006年2月15日 01:17
>ヨシムラさん
もう10年以上前、アルペンのワールドカップを見に行った時、ドイツの選手のゼブラ柄やスイスの選手のチーズ柄にびっくりしました。
どちらも同じく国の選手で同じウェアだったのです。
もちろん、アメリカや他の多くの国でも揃いのウェアが多く、個人競技なのに。。。と思ったものです。言い換えると、そういった国では、サプライヤーに取ってメリットがある。
国内でスキーが人気のあるスポーツだという事ですね。
日本では比較的メダルが望めるスケートやジャンプにしかサプライヤーに興味がもたれないというのも、
仕方のない事ですね。
スキーがスポーツとしてマイナーだと言うのは寂しいですが、
まぁ、あまりスキーが盛んになってゲレンデが混むというのも、私としては嬉しくないですしね(笑)