- 2006年2月26日
- 03.旅行記
次に目指すは鯉城と呼ばれる広島城。
ここも、もちろん戦後に復元されたもの
広島市民要望で天守閣は直ぐに再建されたらしいかど、平成になって再建されたと言う二の丸はまだ新しい。
二の丸の中も入れるようになっているけど、天井は低く、当然(?)のようにバリアフリーではない。
外国人の観光客に守衛さんが、天井と足元に気をつけるようにと言っている。
流暢な英語だ。
そういえば、昨日の宮島もそうだったけど、この広島も外国人観光客が多い。
そして、観光地での係りの人たちは、年齢を問わず英語が流暢だ。
慣れているというのかな。
ニの丸から天守閣に向かう途中に、大本営跡が在った。
軍事都市だった広島は、日清戦争の頃は天皇の行在所と陸軍の大本営が在った。
というか、第5師団司令部が明治天皇のご在所になっていたのよね。
で、その礎石が城跡に遺されている。
でも。。。大本営って言っても小さいのね。
意外な大きさというか、小ささにちょっとびっくり(笑)
歴史の後は芸術(^^)
広島県立美術館を目指す。目的は、今回広島でしか開催されないエルミタージュ美術館展。
エカテリーナ2世が収集した美術品を収蔵しているエルミタージュ美術館の所蔵品を観られるなんて、滅多にない機会。
今回はフランドル絵画と17世紀から19世紀にかけてのヨーロッパの工芸品を持ってきたと言うことなんだけど、実は私、フランドル絵画って?と言う感じだった(^_^;)
エルミタージュなのに、何故アントワープの工房の作品が?何故アントワープにアトリエを構える画家の絵画が?という感じ。
確かに農民や市民の生活や表情が生き生きと描かれていたけど、ちょっと期待したものとは違っていた。。。
美術の後はお庭鑑賞(^^)
広島県立美術館は縮景園に隣接している。
縮景園は中国杭州の西湖を模したと言われ、こじんまりとしているけど、立派なお庭だ。
広島藩主浅野長晟(ながあきら)の別邸の庭園として造られたもので、作庭者は茶人として知られる家老の上田宗箇。
もちろん此処も戦後に復元されたモノだけど、庭を造った人と、愛でた人の文化水準の高さを感じる。
そういえば、広島浅野家の方が、播磨(赤穂)の浅野家の本家なのね。逆かと思っていたわ(^_^;)
縮景園からの帰りに駅迄乗ったタクシーの運転手さんによると、此処お庭は池の石に特徴があるとか。
池を囲う石の中に亀の形をした石が有るらしい。
それからしばらく、お庭の楽しみ方の講義(笑)
庭石の見方を教わった(^^)
朝の運転手さんのように地元を否定されるより、よっぽどイイわ。
今日はちょうど梅が咲き始めていて、彩りも香りもよい(^^)
このお庭には桜より梅が似合う。
イイ時に来たな。
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