Home > 01.時事寸評 > 危うい2期目が始まった

危うい2期目が始まった

ブッシュ君の2期目が始まった。
ブッシュ君にとっては、この日が大事な1日だったのだろうと思う。
父ブッシュをやっと超えたと実感できる日だから。。。

でもなぁ。。。
私が“アメリカの良心”と評価する“彼”は居ない。
ライス新国務長官はかなりやり手ではあるけれど、パウエル君程のバランス感覚はないように思う。
ラムズフェルドに至っては、バランス感覚どころか国際政治感覚もない。

徴兵を逃れ、兵役経験の無いブッシュとラムズフェルド。
彼らが将棋、或いはチェスの駒を動かすように、或いはテレビゲームのボタンを押すように始めた戦争の落とし前をどうつけるのかは見ものだとは思うけど、彼らにはその落とし前はつけられないだろうとも思う。
軍人であるパウエルの反対を押し切っての“戦争”がどういう結果に至ったのか、それは“心ある人の”目には確かだろうと思う。
彼らはいつまでその“結果”に目を背けることができるのか。

Vol.2を書き始めた頃、あるアメリカ人女性に「この戦争はアメリカ人の大多数が支持する」と書かれた。
私はそれ以前、Vol.1の頃から「第2次湾岸戦争は(子)ブッシュの戦争」だと言っていたから、その頃から読まれていたのだと思うけど、今もアメリカ人の大多数が支持して居るのか是非ご意見を伺いたいと思う。
ただ、アメリカの“大多数”と日本で言う“大多数”に“量的な”ニュアンスの違いがあるというのは感じたのだけどね。。。

そういった意味では、今回の大統領選挙のように、支持率が50%そこそこでもアメリカ的な感覚では“大多数”と感じるのかもしれないなと思ったり。。。
それにしてもというか、返す返すもと言うか、比較的バランス感覚のあるパウエル君が居ない現政権は非常に危ないものに感じる。
己の価値観を他人に押し付ける、ある種“悪の枢軸”と似たり寄ったりの危ない政権だよね、ブッシュ政権は。
自分、或いはネオコンの“価値観”が“絶対”だと信じて他国、他宗教に自分の価値観を押し付ける。
丸で19世紀の植民地主義というか、大帝国主義をそのまま実践しているかのようなアメリカ。
そう感じるのは私だけではないと思うな。。。


実はね、私がキリスト教を受け入れられない理由が此処にあるのよね。。。
高校生時分から聖書研究会等でキリスト教に触れる機会があった。
でも、何となく、帰依するまでには至らず。
その後、大学時代に付き合っていた男性が突然キリスト教に帰依。
彼に何度も説得されて、何度か教会に行ったものの、どうしても信じることが出来ず。。。
結局、“信じる心が大事”なのだとまでは思ったものの、プロテスタントもカソリックも受け入れられず。。。

私は自分ではそんなに偏狭だとは思っていない。
否、思いたくない。
だからこそ、“自分以外は受け入れない”というその態度、その信仰が受け入れられない。
キリスト自身は、きっとそんな事、そんな偏狭ではなかったはずだと思うから。。。


話は逸れたけど、今のアメリカ、ブッシュ、ネオコンは受け入れられない。
ブッシュ政権は、後4年続く。
目の上のたんこぶの様に、アメリカ、否、ブッシュが居続けるのかしら?
純ちゃんは自分の政権はあと1年半だと言っているけど、その後の日本の総理大臣はバランス感覚のある人になって欲しいな。。。
少なくとも、“偏った”ブッシュに迎合する人物で無い人がいいなぁ。。。

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://coo.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/162
Listed below are links to weblogs that reference
危うい2期目が始まった from 空のつぶやき

Home > 01.時事寸評 > 危うい2期目が始まった

Search
Calendar
« 2005 1 »
S M T W T F S
            1*
2 3 4 5 6* 7 8
9 10 11** 12** 13 14 15
16* 17 18* 19* 20 21 22
23 24* 25 26 27* 28* 29*
30 31**          
Archives
Blog List

BlogPeopleに登録

ブログランキング・にほんブログ村へ

あわせて読みたいブログパーツ



Gallery


Counter
Feeds

Return to page top