- 2005年1月 6日
- 01.時事寸評
山一、今月末で消滅へ…「自主廃業」から7年1997年に経営破たんした山一証券が、今月26日の債権者集会で破産手続きを終え、消滅する。
昨年12月28日には、清算業務を続けてきた東京・六本木の事務所が閉鎖された。日本経済に衝撃を与えた「自主廃業」から7年。破たん後も会社に残り、清算業務にあたった“山一マン”たちは、ようやく重い肩の荷を下ろした。
あれから7年。
「新聞見た?」
11月の連休初日のある朝、未だベッドの中に居た私にかかった電話の第一声。
「未だ。」
「じゃ、12CH(テレビ東京)を見てご覧。多分、ニュースになっているハズだから。」
日経新聞の「自主廃業」のスクープにその時期を早められた、と当時の事情を知っている人なら思うだろう。
でも、その時は既に会社を辞めていた私にさえ、その前日には情報が入っていた。
半信半疑だった私は、その前日に同期の男性2人と呑んでいた。
その時彼らは社内と言うか、取引先の不穏な動きを察知していた。
その動きの意味する所は理解していなかったようだけど。
帰りの電車の中で、以前の会社の後輩に会った。
彼らは「これ、来年には使えないかもしれない」と言いながら名刺をくれた。
彼らは何処まで知っていたのだろうか?と今も思う。
多分、私同様、半信半疑で、「信じたくない」と思っていたのじゃないだろうか。。。
その後の怒涛の3ヶ月。
いよいよ会社が自主廃業。
当初は“破産”でも“倒産”でもなかった。
あくまでも“手続き”上だけど。
それが結局“破産”
あれから7年。
長かったような、短かったような。。。
細々と灯っていた火すら消えようとする。
当時の仲間には、“あの日”の半年前に会社を辞めていた私には感傷に浸る資格はないと言われそうだけど、あの会社は私にとっては未だ心の“故郷”。
何となく、センチメンタルになってしまうな。。。
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